保護活動に興味を持ってくれて
始められる方もいると思うので
【雑記】カテゴリーで
少しずつコツや注意点を書いていきたいと思います。
猫を保護したら…
先住さんがいる場合は
先ずは隔離期間が必要になります。
隔離の理由はいろいろありますが
一番怖いのが
(↑詳しくはリンク先へ)
普通の消毒では死滅しません。
特殊な消毒か
触れたものは全部捨てるなど。
下手すればリフォームで対応せねばなりません。
なので、
私は消毒のしやすい
お風呂場にいつも隔離しています。
パルボの潜伏期間は
長くて14日間。
被害を最小限におさめるために
2週間の隔離期間があると
安心です。
保護活動をしている場合は
「パルボを出した家」として
他の保護猫も譲渡しにくくなります。
死滅しにくいので
ウィルスを仲介する可能性もあるからです。
滅多に当たることは無いと言えば無いけど
保護活動をしていると
可能性は常にあるので
気を付けるに越したことはありません。
今は保健所でも
殺処分を最小限に抑えようと
パルボが出ても様子を見てくれていますが
少し前までは
保健所でパルボ発症した子が1匹でもいた場合
保健所内の全頭が殺処分されていました。
それほど怖いのです。
愛護団体の施設で
「連絡無しに急に猫連れてこないでください」と
注意しているのも
感染症が怖いからです。
病院へ行く際も
先に電話で「保護したての子です」と一言あると
いいかと思います。
(病院によっては、パルボを警戒して受け付けないところもあるし、車内待機をお願いされることもあります。待合室で被害を広げないためです)
見た目元気でも
パルボウィルスを持ってる場合もあります。
保護した時は元気でも
保護から12日目で急に発症した例もあります。
少なくとも2週間経つまでは
パルボの可能性を考慮。
もしもの場合を想定し
周りに移さないように
気を付ける必要があります。
野良でも保健所でもパルボを持ってる可能性はあるし
家(多頭)出身の子から出たこともあります。
ペットショップの子からもです。
保護してる方でも
まだパルボを知らない方もいますし、
これから保護を始められる方、
保健所から引き出して里親になられる方も、
保護した場合は
特に先住さんがいるお家では
気を付けてほしいと思います。