a plastic clover -或いはノーマルな諸現象

my letters -ordinary but bright- from berkeley.

self reflection -study

2005-12-14 11:25:56 | on campus
今週で秋学期が終わります。信じられませんね本当に。

振り返るとあっという間過ぎて、もっと学習に励めばよかったなあと反省しきり。
この2年間は本当にいろいろな意味で貴重なんですが、中でも学問にじっくり取り組める最後のチャンス(除 retire後)かもしれない、というのは大きいですね。

・・・う~んでもパーチーとかサッカーとかゴルフとか天気が良すぎるから芝生で昼寝とか面白そうな講演とかメディア・VC関連のイベントとかクラブ活動とか、・・・誘惑に負けた。

多分日本人学生の中で最も勉強しなかったんじゃあないだろうか。
彼ら、および結構いる優秀なclassmatesの勤勉さには感心するし、刺激になります。
ということで来学期のテーマは「学問の春」。 個人的にはmacro economicsが今まであんまり関わってこなかったので楽しみ。

-おっと宣言してしまった! がんばりまっす・・・

infinite loop around apple 2

2005-12-07 13:39:37 | digital media
で、つづき。

車とデジカメ、どっちに参入する?もしくはどっちも参入しない?
-僕らのチームは「車」を選びました。でも単にaccessoryを出すのではなくて、OEMやrent-a-car会社と組んで差別化を図るべし、としました。
もちろん実際にBMWやVWと組んでた気もしたので。

さて実際どうしたかというと、「両方参入!」
・・・ありゃりゃ。

もちろんcase studyではどっちかを選ばなきゃいけなかったのでその答えはなしなんですが。どっちかにするとしたら、やはり車だそうです。
やり方も僕らが提案したとおりのpartnership作戦で、多くのOEMで新車にはipodがすぐに使えるような仕組みを埋め込んでます。
少なくともUSでは「車内で聴く」というのは非常に大きなmarketですし、戦略的にも色々いいところがありますよね。

digital camera市場は、$29でconnectorを発売してます(日本にもありましたっけ?)。
これは、third partyは技術を十分理解していないためにかなり高いspecのものを作っちゃってること、
今後の成長の方向性(ipod video/photo)を見据えれば必要な製品であること、
それにcreative業界を中心に重いfileを手軽に持ち運ぶ需要が高い(nicheですが)ことなどが理由だそう。

ということで楽しい社会科見学(?)でした。それにしても就職先としても大人気のapple。受けても受からんだろうな。。。

infinite loop around apple

2005-12-03 14:33:35 | digital media
ということでapple本社にオジャマ。
24人限定で最初は落選したんですが1人キャンセルが出て繰り上がり当選。って、なんか僕っぽいしappleとの縁を感じたりしながら訪問。
なかなか充実した会でした。まずIR担当の方がoverviewを説明。自信満々! 一時大変な時期もあって3人CEOが変わったりし、従業員も半分になったりしたんですがjobs降臨(まさにそんな感じらしい)で起死回生。2004は$8.3、 2005は$13.9 US bil.ですってよ。伸びすぎだよおい。
あとconsumer computer売って収益出てるのはapple、dellの2社だけですって。知ってたものの改めて言われると日本人としてちょい複雑な気分。。

興味深かったのは現在jobsの周りを固めるのは外部からの超少数精鋭(e.g. COO tim cook from compaq)だってことと、なんだかんだ言ってやっぱりhard ware = mac を多く売ることが会社全体の方向だってこと。

alumniとの質疑応答& lunch(種類の豊富な食堂でした)なんてのがあったりsmall biz担当のお姉ちゃんの説明があったり(creative以外の法人開拓が戦略課題だそう。そのひとつがこれで結構興味ある分野ですね。さすがにsoftwareの多くやsystemは外部のものを導入するんですが、一応solutionを提供してるらしいです)、なかなか楽しかったんですが、一番良かったのがmini case study。

ipod product managementのおじさんが来てくれました。学生は5人1組に分かれて20分でとりあえず答えを出して発表しました。お題は簡単に言うと
「2004年8月。USでは75%の人がipodを車内で聴いている。一方digital imagingの分野が急成長していて、2家庭に1台以上の割合でdigital cameraがある。どちらの分野に対しても、third partyから関連商品が出ている(e.g. fm transmitter $39、ipodとcameraを直接つなぐkit $79)。さてresourceの都合上どちらか一つの分野のaccessoryを出す・どちらもやらない という選択があった場合にどうする?なぜ?」

さてあなたがproduct managerだったらどうします?? 実際にそのおじさんがどうしたかも含めて続きは次号!?