海は良いよな、広くて静かでいいよな。
と思って、夕暮れ迫る海水浴場にお散歩。もうほぼ人はいない。外人さんが海水浴しているくらいで、他はどこかの学生のゼミの合宿みたいなグループが少々って感じ。
昼間はすこし海水浴客がいたのか、その名残の砂山。カニを追いかけてマリィさんが遊んでいた。マリィさんが走って遊ぶ姿久しぶり。
よって、例のごとくお疲れ。
これも、向きを変えてお疲れ。
夏の終わりの誰もほぼいない海。｢今はもうだれもいない海｣・・・・・と感傷にふける歳ではけしてないのだが。
妙に黄昏れる。
テレビ、新聞ではほぼスルーなのかも知れないが、今月、国連人種差別撤廃委員会日本国審査が行われていた。
日本の人権問題における審査で中身は、慰安婦、ヘイトスピーチ、人身売買、技能実習生制度、移民、アイヌ、沖縄などにも及ぶ。とくには、沖縄もアイヌと同じく先住民の人権問題との話題がでていた。
日本人のどれだけの人が、これらの話題が世界ではのぼっていることに気がついているのだろう。
美しい国日本、素晴らしい日本などが昨今テレビで踊っているが、ここでは言葉づらからすれば、日本は汚い国のイメージだ。
内容と結果をすこしかじる、日本の反論は多勢に無勢、でも、このことについてはほぼ報道されていない。
慰安婦問題にしても、勝負は世界ではついている話題のようだ。日本だけがせっせと反論しているがだれも聞いてくれないのがほぼ正しい。
世の中で話題にならないのは、まともな報道がされ、真実の姿がいつでも見られる環境ではないということか？
水からゆでられたカエル状態で、気が付けば手遅れの体にならないように。
サマータイムなんて、この複雑にいろんなシステムが絡み合った世の中で、短期間で準備ができるわけない。
なんで時間を変えてまでオリンピックせんといけんのか。今の時代の多様化のなかで国家総動員よろしく回れ右せんといかんのか。
実際には、一人のおじいちゃんのレガシーにしたいだけの話でしょう。
サマータイム導入の象徴のマラソンは朝5時からにすればいい話。なんにも変える必要ないじゃありませんか？
銀行のシステム替えの際にも、停止騒ぎあるでしょ、あれで、どれだけのプログラマーが床で寝ていると思うのか。
施行している諸外国は、こんな複雑な社会ではない大昔から、何十年もかけて、サマータイム用に徐々にシステム構築していたから出来ているだけで、今からやるというはとてつもない作業が必要。
はっきり言って、今、この国に、それをする人材も金もない。
じいさんの話に乗って官邸が議題にするということだけど、話に上がるだけでも世の中がどういう風に動いているかわかってない。
国民も賛成が半数以上いるらしいけど、国民もおバカ丸出しなのか？ すこし考えればできるわけないというのがわかるはずだけど、思考しないんでしょうね。
オリンピックに浮かれて、万博に浮かれて、カジノで浮かれて、なんの危機感も持たない国民総白痴化（昔言われていたけど、今は共感）まっしぐら。
ちなみに、この前テレビで小学生がプログラム教育されていたけど、プログラマーはブラックですよ。外国のIT企業の成功に負けるななどと言われてましたが、プログラマーではなくプログラマーをマネジメントする方に行かないとハイソサエティにはなりません。今の教育は、ただ単に、プログラマーという下層域（申し訳ないが今はそれに近い）の人間を企業のために育てようとしているだけですよ、お母さん。