介護休職2年間に延長 （帝人 高齢化社会に対応）

おはようございます。
鹿児島県で社会保険労務士事務所開業を目標している人事コンシェルジュの岩切勝造です。


繊維大手の帝人は、23日社員の介護休職期間を、これまでの1年から2年に延長することを
明らかにしました。

大企業の中でも極めて、めずらしい長期の制度となります。

仕事と生活の調和（ワークライフバランス）を進め、経済環境の変化に柔軟に対応できる
組織づくりを目指す戦略の一環としています。

高齢化社会で、親の介護が社員らにとって課題となるなか、支援を拡充し、優秀な人材を
つなぎ留める狙いもあります。


法律では、介護休業期間は93日と定められており、厚生労働省2008年の調査によると、
介護休業制度で期間の限度がある事業のうち、1年を超える休業期間を定めているのは
1.2％となります。

経済環境の変化に対応し、従業員満足（ＥＳ）をあげることで、強い組織が構築される
と思います。