2016年夏季五輪の開催地を決める国際オリンピック委員会(IOC)の第121回総会が2日、当地のベラ・センターで開かれる。候補地に残ったシカゴ、東京、リオデジャネイロ、マドリードの4都市は、総会での招致演説で最後のアピールをする。
招致レースは混戦模様だが、ここへきてリオデジャネイロ、シカゴがややリードした感がある。リオデジャネイロはIOC評価委の好意的な評価で財政、治安面などの不安が薄れ、「南米初の五輪を」の訴えが強いインパクトを与えている。もともと優勢とみられたシカゴはオバマ米大統領夫妻が招致演説に参加することが決まり、再浮上してきた。2都市と比べ、52年ぶりの夏季五輪の日本開催を目指す東京はやや地味な印象だ。しかし、演説に参加する鳩山由紀夫首相の力を借り、招致委員会の河野一郎事務総長は「日本の心をしっかりアピールしたい」と静かな闘志を燃やす。12年五輪に続いて立候補したマドリードも出遅れた感は否めないが、スペイン国王やサマランチ前IOC会長ら強力な援軍を得て巻き返しを狙う。
日本で遣る理由が弱すぎるし、国民が望んでいないのが最大の欠点ですよ。もっと国内の声を大きくして臨むべきですよ。
招致レースは混戦模様だが、ここへきてリオデジャネイロ、シカゴがややリードした感がある。リオデジャネイロはIOC評価委の好意的な評価で財政、治安面などの不安が薄れ、「南米初の五輪を」の訴えが強いインパクトを与えている。もともと優勢とみられたシカゴはオバマ米大統領夫妻が招致演説に参加することが決まり、再浮上してきた。2都市と比べ、52年ぶりの夏季五輪の日本開催を目指す東京はやや地味な印象だ。しかし、演説に参加する鳩山由紀夫首相の力を借り、招致委員会の河野一郎事務総長は「日本の心をしっかりアピールしたい」と静かな闘志を燃やす。12年五輪に続いて立候補したマドリードも出遅れた感は否めないが、スペイン国王やサマランチ前IOC会長ら強力な援軍を得て巻き返しを狙う。
日本で遣る理由が弱すぎるし、国民が望んでいないのが最大の欠点ですよ。もっと国内の声を大きくして臨むべきですよ。