合衆国の片隅で新館 2006~

5人と4頭プラスαと2羽と1匹とその他大勢だったアメリカ暮らしは2人と1頭と1匹になりました。

王子様のこと

2014-06-27 | 動物といっしょ
今回、ブログ書けない病に理由がありました。。。


クキさん、変性性脊髄症と変形性脊椎症のダブルで診断を受けてしまいました。



「オマエ、姿勢いいな。」


「ついてくるなよ、怖いだろっ」



「オレ、ご近所のサリーさんもにがて~。」


さて……

変形性脊椎症-spondylosis deformans-(SD)は、以前、マザーレイクさんにご指摘いただいた通りですが、骨と骨の継ぎ目の部分が伸びて『ブリッジ』を形成してしまうことで、神経を圧迫して痛みを感じる病気、のようです。ピンクの部分は2年前に撮ったレントゲン写真で確認されたもの。今回は黄緑色の3ヶ所にひどいブリッジができてしまっています。



一方で、変性性脊髄症-degenerative Myelopathy (DM)の方は、もっと怖い病気。生きている間に正確な診断をすることは難しく、症状から推察するしかないそうですが、クッキーの場合、後ろ足のknuckling(丸まってしまって元に戻りにくい)が顕著なことが一番の疑いになっているようです。 痛みを伴わないそうですが、徐々に神経が麻痺していき、最終的には……。


少なくとも、今、脊椎症の方で痛みがあるのは確実なようなので、痛み止めの種類が3倍に増えました。これで症状が改善されたら、今度は筋肉を鍛えるためにエクササイズを増やしていきます。



「オレ、あんまり心配とかされたくないの。悲愴な顔とかヤなの。」



「だいじょぶでちよ。ボクが付いてまちからねっ!なんならお兄さんの悪いお尻をガブガブしてあげまちよ。」


わがままほーだいに育った「王子様」のクッキーさん。唯一ほぷちゃんには頭が上がらなかったっけ。ほぷちゃんのところに行くのはなるべくできるだ~けゆっくりがいいよね。そうだね、あと10年くらいかな~。美味しいものいっぱい食べて、一生懸命運動して。わがままいっぱいに過ごそうぜ!




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4 コメント

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Unknown (シナモン)
2014-06-28 16:29:57
動物は眼だけで訴えて、しかも精一杯頑張るから・・・
その姿が健気で、せつないですね。
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Unknown (chie)
2014-06-28 21:13:55
高齢になってきたワンコやニャンコ。
うちの猫が12歳だけど、問題は体重。
ドッグシッターの生真面目な友人は「ほらまた食べさせる!」と怒ります。
でもでも、どうなんだろう。
長生きさえすれば我慢ばかりの毎日でいいのか?
それも人間のエゴじゃないのか?
猫自身は長生きが生きる目標じゃないよね。
犬の場合も犬種特有の弱点てあって、
その場合は飼い方の問題じゃないけど、
いずれにしろ、痛くない、つらくない、気持ちいいことも沢山ある毎日にしてあげたいよね。
晩年は甘やかしてもいいじゃない。
つらいのは人間の感情だけど、
それもこれも引き受けた!
全部まとめて引き受けた!
んだもんね。
クキさん頑張らなくていい。
TAMAさん頑張れ。




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Unknown (TAMA)
2014-06-30 00:50:11
☆シナモンさん、

王子に育てちゃいましたからねえ。。。虚勢張っちゃって、余計に「痛い」とか言えないのかなあ、と思います。
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Unknown (TAMA)
2014-06-30 00:53:25
☆chieさん、

うんうん、quality of life ですよね。犬猫は好きなように生きていい。人間のエゴでこういう人生なのだから。

クキさんは、ここ数年ドクターのところへ行くたびに体重が減っていて、「なんでもいいからどんどん食べさせてね」って言われています。でも「あまり甘すぎたりあまり油っぽくないものなら」という注意付きなので、これがまた難しい。ケーキや唐揚げならいっくらでも食べるんですけど…。
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