ルーティン

sofitのウォーターダメージの修理（要するに詰まったガターから水が漏れて木が腐ったのですね）

とガター（雨樋）にリーフガード（メッシュの落ち葉よけをつける）をしてもらいました。４件も見積もりを取って、どれも1000ドル以上…。


仕方がないかと思っていたところへ、オットの同僚の紹介のコンストラクターさんを教えてもらい、ダメもとと言うかついでというかで見積もりをもらったらなんと200ドル。個人でやっているから中間マージン一切なしでこんなに安くなるみたい。大きな会社だと「２階のガターは危険だから１フィートにつき９ドル」なんていう計算になるのでどんどん金額が膨れあがってしまいます。

その点、個人のところは「大体１時間30ドル、＋材料費かな。６時間くらいかかるとして多めに見積もって200ドル」なんて。
でも話を聞く限り見立てに問題はなさそうだったし（見積もりも数をこなすとこちらの目も肥えてくる）200ドルなら万が一うまくいかなかったらもう一度頼んでも良いか、とそこに頼むことにしました。口コミが一番頼りになるのはどこの世界も一緒。知り合いの紹介なら安心です。


今朝から作業。一度ハシゴが滑って倒れたりしていたけれど、「大丈夫？」と声をかけたら「うん、下にいたときでラッキーだったよ、ははは」なんて笑ってました(￣▽￣;)。気を付けてください・・・。


しかも、材料の板は「買おうと思ったけど、うちの物置に転がってたからお金はかからなかったよ。」と持ってきてくれちゃうし。ガターのカバーはこちらで準備しておきました。ペンキは地下室から、前のオーナーが置いていった外用の缶を運び出してそれを塗りました。

トンテンカンテンと、作業は案外早く終わり４時間。120ドルなり。


本当にいいんですか？


と訊きたくなってしまうほど。だって、他の会社の10分の１ですよ。助かりました。犬と遊びながら「良かったらぼくの名刺、ご近所にでも配って。」と言ってさわやかにおじさんは去っていきました。


その４時間の間、実は私はまたもや別のトラブルに直面しておりました。

家計簿を付けていたのです。もちろん当座帳（予算や決算と関係のない日々の出し入れ）はちょこちょこと付けているのですが、きちんとした見直しを数ヶ月分。そこで気付いた。

自動引き落としの電気・ガスが落とされてない。

慌ててオンラインで見ると、なんと12月以降のチャージが滞納になっているではないですか！現在額、レイト・フィー（延滞料）も加わって、合計680ドル！なんで！？記録を確かめると確かに９月以来自動にしてあるのに！

慌ててガス電気会社に電話。すると、いつものように録音のメッセージが流れ、相談内容によって番号であちこちに振り分けられたあと３回たらい回しになり、ようやく話せたジェニーさん「確かに自動引き落としになってるわねえ。。。。あ！わかった！【１回の請求が120ドルを超えたら自動引き落としをする前にメールで確認する】という設定になってるわ。」

そういえば…忘れてました。

「でも、じゃどうしてそのemailが届いていないの？私、受け取っていませんが。」

これはちょっと難問だったらしく、「ちょっと調べてみるから待っていて」
ということに。30分後、ジェニーから再び電話が来て、言うことには

「emailアドレスが二つ登録されていて、私たちは△△△の方へメールを送っていたのだけれど、今あなたが使っているのはもうひとつの○○○の方ですよね？これ、いつ変更しましたか？」

いつって…覚えてませんが、かなり前です。変更したのに二つ登録されているというのも不思議な話。

「30日くらいは、もしかしたら反映にかかるかもしれないのだけど。」

30日よりも前であることは確かです。だって12月以降、そこのサイトに行ってないんだもの（これが問題だったのよね）。

「そう…じゃ、とにかくメールは受け取ってないわけよね。この△△△の方はもう使ってないのね。」

・・・だから変更手続きをしたはずなんだけどなあ。とにかく、あちら側のミスだとわかったので、


「レイト・フィーは抜いておくわね。」

とのことでした。
本当にこの手の間違いは枚挙にいとまがないのだけれど、最初の数ヶ月問題なかったのでつい確認を怠っていました。やっぱり毎月きっちり確かめないと…でもそれって、何のための自動引き落としよ！？

とりあえず、延滞金を抜いた額を自分で計算し、その場でオンライン払い込みしました。そしてよくよく調べてみると、ここのウェブサイト、まるで迷路のようになっていて、あっちからこっちからいろんなリンクで同じ所へ繋がっていたり、ガスと電気と別々の使用料しか出てこないのに請求書の画面は合算になっているからアイテマイズドの延滞料がわからなかったり、もうそれはそれは複雑。


しかも、マイアカウント、とマイプロフィール、それからもう一つ自分の連絡先を記入するページがあり、よく見るとそのうちの一カ所のemail欄が△△△のままになっていました。情報がリンクしてないし。素人が作ってもこんなのってあり得ないと思うんだけどなあ。


不安になったので念のために、「現在こういう事情で、これだけの金額を払い込んだけれど、正しいかどうかよく確認して欲しい。それからお宅のサイト、あまりにもわかりにくいので、この部分とこの部分をできれば改善してください。」とemailを送って私の午前中は終わりました。

昨日は４時間できたピアノの練習、今日はまだゼロです・・・。宿題にも手を付けてないし。ああ。。。

仕方ないですね、これがアメリカ暮らしのデフォルトだもの。でも救いは、こういう苦情や問い合わせの電話をして、嫌な思いをすることがほとんどない、というところかな。こちらは言葉が不自由だから言っていることもよくわからず、すぐに「もっとゆっくり喋れ」とか言うし、大変だろうけれど、みなさん本当にフレンドリーで親切につきあってくれます。確かに「申し訳ありません」とは言われないような気がするけれど、それはお互い様。結果良ければ良いじゃないですか。こういうトラブルも淡々とルーティンのようにこなせるようになってきました。

今日も良い天気だー。

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