くきさん、ひとりで”おにほ”へ

今日はフーがチャンバーグループの練習で居残り。ブーが迎えに行ってくれましたが、何を思ったのかチンピラを連れて行きました。やれやれ

一人置いて行かれてショックなクキさん。とっておきの一言「お散歩行く？」で輝いた表情は宝物にして取っておきたいくらいでした。もちろんそんな決定的瞬間の写真なんか撮れませんが。

普段、我が家では「お散歩」なんて言葉は使わないのです。あまりに期待してしまうのでね。本当のギリギリ、待たせなくていい、出かける直前になれば使うこともありますが、「散歩」の代わりに使われる隠語は「お二歩」であります。だんだんそれも通じなく（というか通じるように）なってきてしまったので、「一歩」とか「四歩」とか犬と知恵比べしているうちに人間同士で言葉が通じなくなってきました。そうでなくても日本語がアブナいセミリンガル一家なのにこんなことしてる場合じゃありません。


それはさておき、今日はうぃるちもいないことだし、私もちょうど勉強のキリがついたところ。（今日は一日中勉強してしまいました。疲れた～。アメリカの本ってどうして何もかもがヴィジュアル化されてないんだろうか。地下室から楽譜の詰まった箱を持ち出して、本の指示する通り、１行ずつ文章に従って１ページずつ楽譜を探していきました。せめて作曲者ごとに分かれているとか、もうちょっと工夫されてるといいんだけど。）


「お散歩行く？」と言われたクッキーは踊りださんばかりにガレージから飛び出しました。折しもの強風とあいまって、くきさん大興奮の図。

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風の音すごいです。


「うぃるさんなしのお散歩～」



「普段より念入りに点検しないとな～」



「自由を満喫中～」



「オマエお写真撮るのヘタ～」



「どうしようオレ笑いが止まらない～」

長いこと、一人だけでたっぷりゆっくりお散歩なんてなかったもんね。

この後、近所に仲間入りした真っ黒子犬のペッパーや、１歳のワイマラナー、セイディーちゃんとご挨拶。情報交換に夢中になりすぎて写真撮り忘れです。残念。

セイディーちゃん、クッキーより二回りほど小さい、それでも十分な大型犬ですが、今「飛びつき」に困っているのだそう。ヒトが大好きで、だれかれ構わず喜んで飛びついてしまうのだとか。そりゃ、慣れてない人は驚きますわねぇ(笑)。クッキーが子犬の頃に通っていたパピークラスにも通ったそうですが、あまり効果なかったって。そうよねぇ。

「でもクッキーも昔は飛びついて大変だったのよ～」と言うと、飼い主さんご夫妻、目を輝かせて「本当？でも今はあんなにお利口なのね？どれくらい時間がかかったか聞いてもいい？」と。

ここでつい正直に「３年くらい」と答えたので、相手の顔に思い切り縦線が入ってしまいました。大型犬、成長がゆっくりですからねー。仕方ないのよ。今14か月のセイディーちゃん、ちょっと先は長いですが、がんばってください。まあ、トレーニングに関しては我が家も悩みが尽きないので、しばらく話し込んでしまいました。


さて、一方ブーおねーさん（オバさん）と一緒にフー（おかーさん）のお迎えに出かけたうぃるちですが、ブーに連れられて車を降り、ハイスクールの玄関まで行ったそうです。そこで中をお掃除していた人がわざわざうぃるちを撫でるために出てきてくれたそうなんですが…ハイ、いつものように「噛みまちよ」モードバリバリ全開で吠え散らしたそうです　orz　（そういえばこの前フーの友達が遊びに来たときも、同じ状態で、犬大好き！の彼女をして「He was ready to bite me!」と言わしめたのでした）

そのぶん、おかーさんが出てきたときは「こんな怪しい建物からどうしてうちのお母さんが出てきたでちかっ！」と訝しみつつも大喜びの熱烈歓迎だったとか。

キミは日本犬か。

チンピラうぃるち、ウチの中ではずいぶん信頼関係が出来てきているような気もしますが、対外関係は我が家に来て、明らかに悪化。ああ、厳しい冬も終わったことだし、これから本格的に訓練しないとねぇ。

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