合衆国の片隅で新館 2006~

5人と4頭プラスαと2羽と1匹とその他大勢だったアメリカ暮らしは2人と1頭と1匹になりました。

苦節何年?

2019-02-18 | バレエとかピアノとか

覚書。
2019年2月12日
まぐれだけど、人生初のトウシューズでダブルピルエットに成功!しかも2回! 苦節…何年よ?
社宅の友人に教えてもらったバレエサークル時代は床がツルツルのワックス塗りだったこともあり、ピルエットの練習はなし、の10年を差し引いても、アメリカに来て以来17年ですか。。。トウシューズをちゃんと習い始めたのは2012年だったかな。。。それでも7年。やっぱり子どもの数倍かかるって感じなのですかね。

先月辺り、偶然にも週4回の4人の先生それぞれが私のピルエットを見てくださる機会が続き、4人目、4回連続のピルエットレッスンのときに初めて、それまでとは違う感覚がわかったんです。今まで、たまーにまぐれで3回転とかできてたときもあったんだけど、翌週にはガタガタ、また調子が良いときはいいけど、またガタガタで1回転で吹っ飛んでみたり。それが今回は「これから1回転で吹っ飛ぶ必要はないんじゃないか」と思える感覚、プリエのタイミングかな。それが少しわかった気がします。それでも、音楽が速かったりリズムが合わなかったり、プレパレーションが間に合わないと絶対に回れないので、安定にはまだまだなんだけど、今までのようにむやみに何百回回っても上達しない、というところからはようやく一歩抜け出た感じがしていました。

そこで1年ぶりにトウシューズのレッスンも復活。実は去年の冬は1レッスンごとにどこか傷めるというか、傷めなくても痛くてたまらない状態で、ああもうこれでバレエおしまいかな、とまで思いつめ、トウシューズを履く気にもなれずにいました。でも夏あたりから痛みが引き、今はまた調子がいいのでレッスンも辛くない。そこでまたタイミングよくたまたま先生方が私のピルエットを見かねて同時に手を出してくださったので、すべてが上手く行ったのかと。十数年前に通ったフィギュアスケートのクラスでも感じたように、トウシューズだと毎回「できるようになる」というのが実感できるんです。バレエそのものはなかなか上達しない、というか見えない。5年くらい続ければ初心者が初級に入れるかどうかっていうレベルにしか進んでいかない。でもトウシューズやスケートだと「ワザ」があるので一つずつクリアしていける。ゲームみたいに。そこが楽しい。

もっとも、これから安定してトウシューズでダブルが回れるようになるとはさすがに期待していないんだけど、今まで「ありえない」としか思えていなかったものが感覚として「ありえるんだ」とわかっただけで大収穫です。まあ、それにしても怖いです。バレエっていうのは。いつもいつ怪我してもおかしくないと思っているし、トウシューズ履いたらその危険度5割増。でも「できるようになる」感覚が嬉しすぎてやめられない。麻薬ですね。




先生だけがむやみに美しいアダルトクラスにて



あ、覚書ついでにピアノ。今年は年末までにくるみ割り人形全幕と悲愴ソナタ全楽章なんとか弾けるレベルにまではしたいです。
くるみ割りは一番むずかしいのが実はネズミとのバトルシーンとか、なんとなくそこらへんが報われなくて譜読みが進まないんですが。。。ぼつぼつがんばります。



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4 コメント

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Unknown (シナモン)
2019-02-19 07:28:53
子供の何倍の時間がかかろうとも、出来るだけ立派です!
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Unknown (chie)
2019-02-19 08:38:59
最近よくスポーツやフィギュアスケートで「あきらめない」という言葉を聞きます。
私にとって一番苦手な分野かなー。
負けず嫌いじゃないせいかまっいいやとあっさりあきらめちゃうんです~~
上達しないわけだ(笑)
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Unknown (TAMA)
2019-02-21 10:41:20
☆シナモンさん、
できるとは思っていなかったのですが、石の上にも17年ですね。
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Unknown (TAMA)
2019-02-21 10:43:05
☆chieさん、私、諦めわるいからなあ。負けず嫌いだし。そのわりには負けてばっかりだけど、まあ飽きにくいというのもある。バレエは麻薬なんですの。
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