コリーさま もう一頭!?

最近、家の中が薄汚いのです。うっすらと、カスミがかかったように…。原因はクキさんの毛！

何故か、昔から夏冬逆転型で、夏はゴージャスに、もこもこフワフワの豊かな長毛をなびかせ、冬はスカスカと寒そうな貧相コリーに変身。

まあ、個体差なんでしょうが、どうして？南半球仕様？

ともあれ、大変なのはお掃除です。コリシェルの抜け毛はハンパじゃない！


「明日は、午前中に来客があるけれど、その前に出かける用事もある、とても朝掃除している時間はないから、夜のうちに済ませちゃえ！」

・・・大間違いです。「明日の朝は時間がないから、今のうちに明日の朝食食べちゃおう」っていうのと同じくらいの大バカ者でした。真夜中にカーペットをせっせとブラシでこすり、すっかり綺麗にした翌朝、カーペットは見事にまた模様が見えなくなってしまう（泣）。

犬たちの「おかーさん」であるフーは、今大学受験の真っ最中で、毎日真夜中過ぎまでアプリケーション（願書？）に取り組んでいます。

こちらの受験は、日本の入試のように一発勝負ではない代わり、何度か受けられるＳＡＴやＡＣＴと言った全国一斉テストの成績の他、学校の成績、エッセイ（小論文）、コミュニティサービス（ボランティア）や社会活動の実績などをまとめてアプリケーションとして提出、各大学に判断してもらうシステムなので、一つひとつの願書にかなり時間がかかるのです。



その結果、犬の世話はおばーちゃんに丸投げ、つまりクッキーさんのコートはボロぞうきん状態に。

クキさんボロぞうきん画像

クッキーの状態はともかく、家の中のあまりの惨状に、さすがのフーも観念しました。

ブラッシング開始！

「兄さん、こんな夜中に何されてるでちか。ボクが（おかーさんを）噛みまちか？」
「うるせー、オマエ、ほっといてくれ。」


「いでっ！」
さすがに絡んでるねえ。



「ほぉら、クッキーこんなに取れた」
「それって、オレの赤ちゃん？」



「ごほうびのチーズ好き～。もう終わり？」



「えっ、まだやんの…。」



「オマエって血も涙もない。」
「…………。」



「いつ噛みまちかね。。。」



「もう、どうでもいいや。」
「あらまー、ちゃんこ、きもちいいの～？よかったねぇ。」
それは違うだろう・・・



完成～！おおっ！コリーが一頭増えてる！

ほぼコリー一頭分取れました。冬に向けて、ちゃんとスカスカになったちゃんこさん、身体が軽くなりましたか～？

教訓：ブラッシングはこまめにしましょう。

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