合衆国の片隅で新館 2006~

5人と4頭プラスαと2羽と1匹とその他大勢だったアメリカ暮らしは2人と1頭と1匹になりました。

いろんなほぷちゃん

2008-07-08 | My Precious
日付が変わって、Hopeの命日となりました。

真夜中を過ぎ、ウーが真っ先に言った言葉は

「ほぷちゃん、お命日、おめでとう!」

・・・・・・Happy Anniversary! のノリです・・・・・・ガイジンだから…

い、いいよね、ほぷちゃん、そういうの、好きよね。

みんなでしくしく泣いてるより、ほぷちゃんの思い出話してみんなが笑ってる方が嬉しいよね。おかーさまもおばちゃまも帰ってくるよ。みんなで、歌って踊ってぱーりーしてほしいよね?

おばーちゃんはやっぱり泣いちゃうけどさ。



あの頃クッキーはいつもいつもほぷさんの近くに寄り添っていてくれたね。



ほぷちゃん、見てみて!ピンクのアイビーゼラニウムも咲いたよ。



こんな、ほんのりピンクも。



ほぷちゃんのわすれな草と去年からがんばって冬を越したゼラニーちゃんとガーベラちゃんだよ。



ほぷちゃんが毎日、モミジバフウの木陰に寝ころんで眺めていたアオイもまた綺麗に咲いてるよ。見てるかな?


ほぷちゃんはどのピンクがお好みでしょうね?




ゆきのひ ゆかいな ししゃもごっこ




くきさんのボールを取っちゃって得意そうなほぷちゃん 雪がだーいすきだった。




クローバー畑になっちゃったお庭で。




”おかーさま”とおはなしするときはいつも優しい表情でした。




綺麗なほぷちゃん



いっしょうけんめい、おはなししてるほぷちゃん




お写真モデルになって得意だったほぷちゃん




玄関前でポーズをとってくれたほぷちゃん




キッチンのど真ん中がお気に入りスポットだったほぷちゃん




リリーさん、テディさんが遊びに来てくれてニコニコのほぷちゃん




”見返りびじん”なほぷちゃん




お水浴びて、きゃはきゃは楽しんじゃった時のほぷちゃん




これはビビさんと遊んだときかな?やっぱり笑顔全開のほぷちゃん




なにか照れてるほぷちゃん




いつもとちょっと違う表情のほぷちゃん




わんこチャリティへボランティアに行って、お仕事した日のほぷちゃん




ドライブウェイでくつろぐほぷちゃん




お耳が”こうもり”みたいなほぷちゃん




おばーちゃんのお気に入り写真。「ほぷちゃん」の生き方が目の光りに表れてる。


LIVE WELL
LAUGH OFTEN
LOVE MUCH


いつも、どんなときも輝いていたほぷちゃん、
みんなほぷちゃんのこと、大好きだったよ。



そして、今おばーちゃんが、少しずつ、少しずつ楽しんでいるほぷちゃんとの再会。



ここまで来てます。本当は今日までに完成させたかったんだけど。気長に楽しみます。14ct.で100色使っているから、本当に少しずつしか進まないの。でもクロスステッチってステキです。絵心ゼロの私でもこんな芸術品ができるもの。



Hopeはこんなに素敵な孫娘でした。あまりにも大きな喪失感はどうしようもないものですね。でも、時間は確かに悲しみを癒してくれました。去年の今頃、この時間が一番辛かった。あまりに突然だったから。Hopeにとっては準備してきちんと迎えたことだったのだろうけれど。私なんてとてもほぷちゃんには敵わない、愚かな存在です。さんざんジタバタしちゃった。「もっと一緒にいたかった」という思いは消えないけど、「いつかまた逢える」と思えば大丈夫。

あの時、ブログを書いて、たくさんのコメントをいただいて、どれだけ慰められたかわかりません。なのに、ほとんどお返事を書くこともできなくてごめんなさい。本当にありがとうございました。助けられました。これからも、ほぷちゃんは私たちと一緒にいてくれるんだと思います。私からは見えなくてもきっとほぷちゃんからは私たちが見えてる。

ほぷちゃん、うちの子になってくれてありがとう!

朝になったらピンクのバラの花束を買ってくるからね!



ほめおぱしー

2008-04-18 | My Precious
いろいろあって、ホメオパシーに頼ろうかと思っております。最近ブームなのか、自然・オーガニック系専門店はもとより、普通のスーパーにもこんなコーナーができはじめました。


それにしてもすごい種類ね。。。。


コリーさんのとこでは、美老犬メルモさんがこれですっかり元気になったというし。

どなたか、セキュリティ不要に全開で、見知らぬ人はもちろん家族にも噛みつき、時には吠えすぎて吐くような犬に効くレメディ、ご存じないですか。。。




たぶん、今年も春は同じように美しいんだけど…

どこか色あせて見えるのはきっとHopeちゃんがいないせいだね。


保存禁止
「いるのよ~。あなたのあたまのうえでおどっているのよ~。」



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ほぷちゃんのおばあちゃんがんばれカレンダー

2008-03-17 | My Precious
ほぷちゃんからの贈り物
「おばあちゃんがんばれカレンダー」

何を「がんばれ」かと言うとね。。。






毎日、ピアノの練習時間と項目を書き込むのです。毎日、ほぷちゃんの顔を見ながら、ほぷちゃんに報告しながら練習ができます。




これはこの頃ブーと練習中の「春」 「のだめ」の一番最初の方で、峰君とのだめが合わせてたやつです。



背景は全部ピンクにしました。


みなさん、ごめんなさい。最初はプレゼントにしようかと考えて作り始めたんです。でも、写真を選んでいるうちに、Hopeが私に話しかけてくれているように思えて、どうしても独り占めしたくなっちゃいました。

「がんばれ」って言葉、私はあまり使わないけれど、Hopeにだけは「がんばれ」って励ましてほしかったんです。


ほぷちゃん、ありがとsymbol1



保存禁止
「おばあちゃまったらひとりじめはごーつくばりなのよー」




ごーつくばりでごめんなさい・・・。


・・・折しも、トレーラーハウスで小型犬を繁殖していた年配の夫婦から800頭近い犬たちがレスキューされたニュースが放送されています。ペットを買う人がいる限り、パピーミルはなくなりません。パピーミルを許しちゃいけない。この子たちが保護されているHumain Societyのサイトはこちら。現在つながりにくくなっているようです。

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symbol72月いっぱい…と思っていた犬ランキングですが、事情によりもう少しお引っ越しが伸びます。クリックよろしくおねがいします。→どらどら!

ほぷちゃんの土砂降り

2007-11-14 | My Precious

日曜日の11日は、Veteran's Day 3年前、Hopeがうちの子になったお祝いの日でした。3年前のあの日、一昨年我が家で初めて迎えた誕生日そして去年の誕生日

振り返ってみると本当に短いpreciousな時間でした。


Hopeの人生の節目にはいつも大雨が降りました。我が家へやってきた日と、そして空へ還っていったあの日。更に、Hopeの遺志、Willを迎えた日も。

この日曜日、早めに家の仕事を終えた私達は一家で北へ向かったんです。3年前のあの日、Hopeを迎えに行った同じハイウェイ。今回はさすがに途中までだったけど。名目はショッピング。全く同じ道を辿って。あの日、Hopeを載せた帰り道はほんの数メートル先も見えないほどの土砂降りで、まだ慣れない車を緊張して運転していたのを覚えています。そして今回、曇り空の中を出かけて、「ほぷちゃん、ものすごい雨だったよね」って話していたその時、雷が鳴り響いたかと思うと、まさかの土砂降り。それはそれはすごい雨でした。

ほぷちゃんが「わたしのおたんじょうびよ~」って主張しているような気がしました。


「にちようびで、すてきなばらがなかったのだって~かわりにしくらめんもらったのよ~。ちょっとしょぼいわ~。」


しかも、シクラメンって日の光が当たらないとダメなんだって。もうちょっとしたら窓際に移しちゃうね。「なによ~ひどすぎだわ~けちね~ぐれてやるわ~」

4回目の月命日

2007-11-09 | My Precious
早いもので4度目の月命日です。

早いな…って気持ちと同時に、4か月ってこんなに長いんだ、とも思う今日この頃。

あんなに悲しかったのに、この頃は笑顔のHopeを思い出して、思わずほほえんでしまうことも多くなってきました。

記憶もだんだんに薄れていきます。あの、吸い付くような目も、ふわふわの手触りも、首をかしげる仕草も、嬉しくて不自由な足で駆け寄ってくる姿も、どんどん過去のものになってしまう。


こんなに逢いたいのに、なかなか姿を見せてはくれないHopeです。



「つぎにあうときまでのおたのしみなのよ~」


クロス・ステッチは、まだ先が長いんだけど、どうしても顔から作っていくから、もうすっかりHopeがそこにいるみたいになってきました。実はここで、大問題発生!図案の記号に大文字の[I]と小文字の[l]が混在していて、しかもそのフォントでは全く両者の区別がつかなかったのです。記号は自分で変えられるので、紛らわしいものはちゃんと気を付けていたはずなのに、一番危ないものをすっかり忘れていました。おまけにこの二つの記号、色もかなり似ているので、気付かずにlの半分をIの糸で刺してしまいました。クロスステッチって一つひとつのステッチがかなりしっかりと絡み合ってしまうので、やり直すのはかなり大変なのです。でもHopeちゃんに妥協はしたくないからせっせとほぐしています。目がチカチカする~



100色使うと、緑色だけで20種類を超えたりするのです。


今回から、ひとつ賢くなって、図案を無色で印刷して、使った色を色鉛筆で塗っていくようにしました。これだけ細かいと、どこを刺したのか、どの色が終わったのかわからなくなってしまうのですが、これでずいぶん改善されました。ちょっと手間だけど、図案の方からもだんだんHopeが浮かび上がってくるのでまた別の楽しみがあります。


Hopeの身元がわかった

2007-10-25 | My Precious
フーがネットでHopeの血統書を見つけて教えてくれました。ひったくるようにして覗き込んだPCの画面には、血統書名、Cherry Angel…と。ぴったりです。あまりにもぴったり。

チェリー・エンジェル、Hopeはやっぱり生まれつきの天使だったんだ。


出生年月日は1991年の9月1日とありました。



そこには、赤ちゃん時代のHopeの写真まで載っていたんです。




それはそれは愛らしい、ブルーマールのコリーパピーでした。ああ、やっぱりこんなに可愛い、可愛いパピーだったのねぇぇぇぇぇ。逢いたかったよ、赤ちゃん時代のHope。





・・・ブルーマールのぱぴー・・・?




感極まって、ほーぷちゃん!!!!




と叫んだところで







目が覚めました。






「いくらなんでもあなた、せんきゅーひゃくきゅうじゅういちねんうまれって、あんまりだわー。ぶるーまーるもありえないわ~。ばかね~。」




ばかです。。。



3回目の月命日

2007-10-09 | My Precious
ほぷちゃんの月命日だから、現在作成中のクロスステッチを公開しちゃいます!

じゃじゃーん!


「ななな、なによ~、ありさんがあるいてるみたいだわ~」


これが私?とショックを受けてるかしら、ごめんねほぷちゃん。おまけに、大きさ比較のために置いたリンゴも切れてるし。またまたおまけに日本のリンゴとサイズが全然違うから参考にならないし。でも見ててね~。前回以上の傑作になるはずだから~!



「ぱーりーしなさ~い」


今日は10月だというのに暑すぎてどこにもでかけられなかったから

せめて我が家のピンクのゼラニウム。と思ったら光線の加減でオレンジになっちゃった。



2回目の月命日

2007-09-09 | My Precious
ほぷちゃん、2度目の月命日です。

「わたしは、ぶっきょうとじゃないっていってるのよー」



初めて見たWax Flowerとやらを買ってみました。カスミソウと合わせたらステキねー。
「まあまあってとこかしらねー」


早いもので、あれから2ヶ月。

この頃は、笑ってHopeの話ができることも多くなってきました。写真の中のHopeはいつも笑ったり怒ったり、困っていたり、可愛くて。昨日は、Hopeを迎えたあの日のビデオも見ました。あの時、3頭のコリーの中からHopeがうちに来ることになったことを感謝せずにはいられません。

Hopeのぬけがらが空に還って行った日、リジィ子さんが書いてくれたのだけど(この記事を読ませて頂いたとき、嬉しくて悲しくてワンワン泣いちゃったのだけど)「人生の角出に雨が降るのは吉兆の印」なんだそうです。Hopeが空へ帰って行った日も土砂降りの雨が降ったけど、Hopeが初めて我が家に来て、うちの子になったあの日も、やっぱり土砂降りの雨の中、何百キロもドライブして帰ってきたのです。行くときでなく、帰りが雨。あれはHopeと我が家の出会いの雨だったのね。

そして、忘れていましたが、Willが我が家にやってきた日も、やっぱり雨が降ったのでした。この、恐ろしいほどの水不足が続いた夏の、数えるほどの雨が、Hopeの旅立ちとWillの旅立ちに降ったのでした。

おばーちゃん、Willの訓練、がんばるよ、Hopeちゃん。


ところで。Hopeがおばーちゃんにくれた、最後のプレゼント「ほぷちゃんダイエット」も終わりそう。あの時は「人間って一週間くらい何も食べなくても全然死なないんだ」と変に感心するくらい、食欲なんてもう一生戻ってこないんじゃないかと思っていたけれど、あの犬のイベントをきっかけに少しずつ食べられるようになって。今となってはまた食べ過ぎて困ったりしてる。

本当に時間薬って効く…効いてしまうんですね。忘れたくないのに、記憶はどんどん薄れていく。早く会いたいのに、私はまだ平均寿命の半分も生きてないって言うし。ほんとにほぷちゃん、待っててくれるかしら。ちょっと心配です。

昨日は、何十年も前に、私が人生で初めて出会ったペットとのお別れの記念日でもありました。ほぷちゃん、あの子とも逢ってくれてるのかなあ?

シジュウクニチ

2007-08-26 | My Precious


「きょうはわたしの しじゅうくにち のおまつりなのだって。うたって、おどって、ぱーてぃーだってきいたわ~」


仏教徒じゃない、天使のほぷちゃんだから、ほんとうは四十九日なんて関係ないんだけど、これは私たちが気持ちを整理して区切りをつけるための日だね。
Wikiさんに聞いてみたけど、「最近では葬儀の日に初七日、四十九日の法要を済ましてしまう事も多い。」なんてのがアリなんだからなんでもアリよ。




ピンクのバラの花、買ってきたよ~
「くるしゅうないわ~」


「ぴんくのきゃんどるもきにいったわ~」


本来は、この日を境にお骨をお墓に納めるのですよね(というか、私の実家の方はそうでしたが、オットの実家の方は火葬場からお墓に直行です。あれには驚いたなあ)。でも、最近では各地の習慣が入り乱れたこともあるのか、ずいぶん「こうすべき」が緩くなっているようで、ありがたいこと。やっぱり、どうしてもまだHopeのぬけがらを遠くへやる気にはなれません。自由に飛び回れるようになったHopeには必要のないものなんだろうけれどね。おばーちゃんの気の済むようにさせてね。

長かった夏休みももう終わり。いよいよ来週から子ども達の学校が始まります。私もボランティアやらバレエやらがぼちぼち始まり、またルーティンに戻っていく。完璧なタイミングにこの日はありました。ほんとにほぷちゃん、気配りの子でした。

月命日

2007-08-08 | My Precious

私の天使が空に還ってひとつきが経ちました。


「つきめいにちって、あなた、てんしはぶっきょうとなのかしら~」


本当に、もう会えないんだね。何人もの方にアドバイスいただいた通り、直後よりもしばらく経ってからの方が辛いものなんだ、と実感。きっとこの時期を過ぎればまた、良い思い出も戻ってくるのでしょうが、今はまだ「ああしてあげればよかった」「あの時は可哀想だった」と辛いことを思い出してしまうことが多いです。昨日は真茶郎のチェックアップに、獣医さんへ行ってきました。待合室では大丈夫だったけれど、Hopeが最後に診てもらった診察室に入ったらダメでした。

なかなか感情はコントロールできません。


そんな今日この頃。またもや天使のしわざ??が。

青い花壇だった、表のメイン花壇が、ピンクに変わってきたんです。


華やかではないけれど


エキウムが青から紫、ピンクへ。



ほぷちゃんのわすれな草 存在感あります。




グラジオラス これぞ夏の花 Hopeがモミジバフウの木陰に座っていつも眺めていた辺りに咲いています。




このペチュニアを植え込んだ時も見ててくれたよね。…そろそろ切り戻すべき?既に「姿が乱れてる」状態なのか微妙。今から切り戻しちゃっても復活するかな?



ニューフェイスです。これなんだ? ほぷちゃん、わかるかな?
正解はこちら(反転してね)→ニラの花でーす!



「ほぷさん、見てるかー」
「おねいさんのお庭、きれいですよー」


みんな、少しずつ立ち直ってきてるよ、昨日はおばーちゃんとおかーさん、スケートに行って、今回のセッションを終えたんだよね。ほぷちゃんも一緒に行ったよね。

昨日、クッキーはHopeの棚の前に座り込んでじっとHopeのぬけがらを見つめていたそうです。今日は真茶郎が。

ほぷちゃん、何か語りかけてくれたのかな?

写真、撮れました。

神妙な真茶郎


あ、なんか叱られてるでしょ。


今年の花壇は青ばかり

2007-08-05 | My Precious


グラジオラスは支柱を立てたらようやく本来の姿に。3色のうち白だけが全滅したみたいです。


そして、



ああ、この涼しげな今年の花壇を見てください。



涼しすぎ。

去年、ごてごてになりすぎていい加減うんざりしたので、今年は青でまとめてみた(?)というか、結果的に青と黄色しかなくなっちゃったんですが、今度は地味すぎたかしらん?ほとんどがエキウムと忘れな草、それに黄色のガーベラとアフリカン・マリーゴールドです。(ちなみに去年のハデハデ暑苦しい花壇の画像はこちら


Hopeが旅立ってひとつきめの週末です。季節は移り変わっているようですが、実感がありません。なんだかあっという間でした。何もかもが変わってしまったようでいて、何も変わっていない我が家。いつもHopeの声が聞こえています。明日はパーッと楽しくしようね。



「もちろんてんしはいつもそばにいるのよ~。すがたをみせないだけなのよ~。だからかだんはぴんくにしなさ~い。」


ははーっ!仰せに従って、もう少し華やかな花壇を目指しますね。来年のためにピンクの花の種でも探し始めましょうか。泣いてばかりもいられない。そろそろ学校からも新学期に向けてのお知らせが届き始めました。お店ではBack To Schoolのセールが始まっています。ほぷちゃん、立ち直るためにたっぷり時間をくれてありがとう!

ほぷちゃん メモリアル

2007-07-19 | My Precious

Hope Memorial の飾り棚を買ってきました。



いただいたお花、元気なのを残して整理させていただきました。



ごちゃごちゃな我が家に、前からあったみたいにfitしてます。


中には、遺灰と、写真と、遺品と、いただいたカードやプレート…
「LIVE WELL LAUGH OFTEN LOVE MUCH」



実は今日、マミーのお家からたくさんの贈り物が。



Hopeさんの唯一の犬の親友だったマミーさん。あまりの膨張成長っぷりにHopeもびっくりでしょう。
「あ、あなた、あたまがどんどんちいさくなってるわ~。」


でも笑顔は以前のまま
「ほぷさん、いつかまた座っておしゃべりしましょう!」


スポイルされまくり…幸せそうです。



そして、彼女の飼い主さんとはHopeのことを何も話していないのにもかかわらず…
[HOPE]と書かれた風船を持った天使の置物が…


大事に、ほぷちゃんメモリアルの一部にさせていただくことにしました。
みんな、Hopeのこと、忘れないよ。

”ペットロス”というものに、自分はならないような気がしていました。少なくともHopeが自分で決めて、私たちのために一生懸命準備してくれた旅立ちの後、私はHopeに恥ずかしくないように、Hopeが喜んでくれるように、悲しまずにいようと思っていたんですが…やっぱり日が経つに連れて自分でも「良くない」状態に陥ってきているのがわかりました。これがペットロスでなくてなんだろう。

悲しいのは当たり前だよね。大事な家族が、永遠にいなくなってしまったんだもの。後悔だってないわけがない。だけど、もういっぱい泣いて、いっぱい悲しんだ。こうして、Hopeがずっといられる小さなお家もできた。あとは私が立ち直るだけ。元気を出さなくちゃね。Hopeから、「16日に羽根をもらいました。らいしゅうから飛ぶ練習が始まります。ここはとてもいいところだから、心配しないでね。ここのルールでみんなからは私が見えないけど、私にはみんなが見えてます。」というemailが来ました(笑)。(代筆してくださった方、ありがとうございます)ときどき、ぱたぱたと羽音がしているのは無免許運転なのね、Hopeちゃん。今日はHopeのいい顔の写真、いーっぱい印刷してきたよ。


これが元気なHopeの最後の写真かな?いい顔してるね。


湖へ

2007-07-18 | My Precious

Hopeを連れてドライブに行ってきました。家の近くの小さな湖。




「ほぷさんの代わりに、オレがびゅんびゅんするー」


「ほぷさん、ほんとに小さくなっちゃってびっくりだ」


静かでした。


地味な宴会


湖畔で、ピーナッツバターをつけたセロリと、ブルーチーズを食べて、そば茶を飲みました。シュール?これが我が家の宴会です。


Hopeが我が家の子になった経緯

2007-07-16 | My Precious

あれから一週間になります。

日に日に悲しみが薄れていけば…と思っていましたが、まだむしろ募る一方。最初は、Hope自身が納得して、私たちのために決めてくれたことだから、と考えていたけれど、今は自分の身に起きたlossを乗り越えられない、やっぱり信じられない感じです。あれだけ納得できたはずの”死”なのに。



お花もまだまだ綺麗



ふぅ。。。。。。。


Hopeが来た頃の秘話をひとつ公開してしまいましょう。

コリーレスキューのwebsiteで、フーが「Hopeっていう名前の気になる子がいる」と教えてくれたのは3年前の今頃だったか…、とにかく夏の初めだった気がします。それからしばらく、「まだいる…」「Hope、まだいるよ」「なかなかもらい手がいないのかな、Hope」半年近く、フーはコリーレスキューのサイトでHopeを見守りつつ、毎日のように更新されるいろいろな過去を抱えたコリーたちの一頭一頭を追っていました。その頃は、パピーミルからレスキューされる子が多くて、Hopeもその中の一頭でした。

実際に、もう一頭迎え入れる決心がついて、実際に州都まで迎えに行ったのは2004年11月11日。しょっちゅう脱走しては遊びに来ていた、元迷い犬で、うちの子になりそこなった真黒郎も来なくなった頃のこと。

元コリーブリーダーで、今まで、ずっとHopeの健康相談にのってくれていたそのボランティアスタッフのお宅へ着き、実際に現れたHopeと対面。

・・・正直に告白しましょう。そのときは、「この子がうちの子になる」と、ピンとは来ませんでした。

実際、Hopeはほとんどアイコンタクトもできず、愛嬌を振りまくわけでもなく、ただウロウロして、反応がほとんどない子だったんです。スタッフのSさんも、「実は『Hopeを』って言われたときは、Hope?Hope?…そんな子いたっけ?…ああ!Hope!いたわね、どこかしら…」そんなふうに思ったのだとか。とにかくおとなしくて印象の薄い、いるかいないかわからない子だったようです。そういえば、とことんポジティブなアメリカのこと、紹介文には普通、「これでもか」という美辞麗句が並んでいるものなのに、「そこにいるということを忘れてしまうほど静かで穏やかな子、ただ、猫を見ると性格が変わるので要注意!」みたいなことが書かれていました。

その日、私たちが行くというので、フォスターファミリーからスタッフのところへ連れられて来ていたHopeですが、そこにいた別の2頭の方がずっと印象的でした。片方は、虐待で両目をつぶされてしまったStarという女の子。傷ついて精神が不安定で、それでも人が大好きで、暇さえあれば誰かの膝によじ登る、ついて歩く、甘える、そういう子でした。もう一頭は、Sheyという名の、ゲンキはつらつな若い男の子で、クッキーと楽しそうにじゃれて遊んで大騒ぎ。

クッキーのための遊び相手ならSheyが一番と思われました。そして、傷ついた心を持つStarも大変に印象的でした。でもHope…。話を聞くと、「食欲旺盛、健康優良、今はそれ以外にこれといった特徴はないわ」ということ。本当に迷ってしまいました。Hopeをアダプトしよう、とはるばる運転してきたけれど、その場で、Hopeは確率3分の1に下がってしまったんです。

選べなくて。息子のウーはSheyが気に入りました。ブーはStarにずいぶん心を引かれていたように思います。唯一、フーだけが「やっぱりHopeにしよう」と主張していました。Sさんに正直に、私たちは意見が割れて決められないのだけど、どの子が今、一番助けを必要としているのか、と聞きました(ゴーマンだったなぁ)。彼女もちょっと迷っていたけれど、Sheyは若いハンサムボーイだから、引く手あまただし、Starはたぶん子どもがいない老夫婦のような、一日中この子だけにべったりできる人がいる家の方がいいと思う。それにこの子ならすぐに里親は見つかるはず。websiteを見ていなさい、きっともう2,3週間のうちにこの子は幸せになるから、と言いました。そして「でもHopeはね、ここに半年近くいるけれど、ほとんど問い合わせもなくて…誰かが問い合わせて来て、迎えに来ても他の子が選ばれちゃったりして、ずいぶん長いことここにいるのよね…。そうねえ。一番Helpを必要としているのはHopeかもしれない。」とのこと。

実はHopeが我が家に来たのはそんな経緯だったのでした。

当時は、ボランティアもしたことがなくて、「この子を助けよう」なんて肩に力が入っていたかもしれません。なんというか、使命感でHopeを可愛がろうとしていたような気がします。

車ではるばる我が家までドライブしてきたHopeは、文句も言わず、ケージに入り込むと周りを見渡すことも不安がることもなく当然のように丸くなり、眠ってしまいました。大物!と思ったものだけど、後から思えば、それまでいろいろな場所から場所へ、愛情を受けることもなく運ばれて、「はい、次のところへ行くのね」くらいのつもりでいたのかもしれません。

最初の夜に、爪切りや足毛切り、ブラッシングなんかをしたんだけど、抵抗らしい抵抗もほとんどせず、なすがまま、されるがままだったっけ。テーブルの上のケーキを落として食べちゃった時も、叱られても悪びれることもなく、糠に釘というか、なにしろ全くコミュニケーションが取れない状態で。もちろん、私に話しかけてくることも皆無でした・・・・・・


それが、いつの間にか、いつもニコニコで、家族大好き、幸せ全開モードのほぷちゃんに。これがHopeだったから、なのか、どんな子でも全力で愛すると返してくれるものなのか、いや、でもHopeじゃなかったら、全力で愛するなんてことができなかったかもしれないですね。結局、レスキューしたというよりも、うちの子になってくれた、のだと今となっては思います。運命だったのね。


Hopeがやってきてからの物語(過去LOG)はこちらから(あるいは、旧館の左メニューから「動物といっしょ」をクリック、次に画面右下までスクロールして、記事を「過去順」にして2ページ目あたりからです)

ところで、突然体調を崩した日の前夜、私は夜遅くまで、息子ウーのリクエストで、図書館で借りてきたDVD「ハウルの動く城」を観ていました。(日本語音声も入ってるんですよ)私はたいして乗り気じゃなかったのですが、見てみたら大変気に入りました。オットは「話のつじつまが…」とか考えちゃう人なので、いまひとつだったようだけど、私にはひとつひとつの場面がすごくステキで、主人公の前向きな性格でまっすぐなが気持ちよくて、すっかり喜んでしまいました。そして、それがHopeが私たちと一緒に観た、最後の映画になりました。Hopeはいつも誰かと一緒にいたい子だったので、ファミリールームで一緒に過ごすことが多かったんです。


Hopeが逝ってしまって、まだ天使のぬけがらがうちにあったとき、楽器が大好きだったHopeのためにピアノを弾き、たまたま楽譜があったので、ハウルの動く城のテーマソング「世界の約束」をフーと歌いました。途中で絶句…、それは、まさにHopeのためにあるような歌だったから。

これ、Hopeのテーマソングにもらうことにしますから。どこかで聞いたら思い出してくださいね。