毎日新聞の8/9記事
「<夏の高校野球>学業あっての球児 成績不振なら部活制限も」
を読みました。
ここに引用させてもらいます。
「◇出場49校で16校 監督「勉強の習慣は野球にも役立つ
台風11号の影響で、開幕が2日延びた夏の甲子園。
代表校には,厳しい練習に励みながらも勉強との両立も図るため,
学業の成績不振者に対し練習参加を制限するなど,
文武両道を促す方策をとる学校が目立つ。
大学スポーツ界では,
競技に偏重しないよう学業にも力を注ぐよう求める動きが出ており,
高校球界でも両立が大きな課題となっているようだ。
出場49校に対する毎日新聞の取材では,
成績不振者に練習の参加や試合の出場に制限をかけるチームが,
16校に上る。
今春のセンバツを制した龍谷大平安(京都)の選手は毎週3回,
朝に約15分間のテストを受ける。授業で習った範囲から出題され,
6割以上を正答できなければ放課後に再テストが待っている。
合格するまで練習に参加できない。例年,春に入学したばかりの
1年生の10人程度が再テストで居残りになるが,
夏にはほとんどいなくなるという。
原田英彦監督(54)は「勉強の習慣は野球にも役立つ」と強調。
河合泰聖主将(3年)は「みんなで勉強することもあるが,
集中して授業を聞くのが一番の対策。
寝ているチームメートがいたら起こす」と話す。
盛岡大付(岩手)は,
テストで基準点に満たない「赤点」を複数の主力選手が取ったうえ,
進級を決める昨年度末の追試に合格できなかったため,
沖縄遠征に参加させなかった。選手たちは苦手の英語や数学を猛勉強し,
2回目の追試で進級を果たした。選手の一人は「授業中に寝てしまい,
ついていけなくなった。遠征に行けなかった悔しさをバネに,勉強も頑張る」
と気持ちを入れ替えている。同校は「野球部員を特別扱いはしない。
学生の本分が勉強だということを忘れないでほしい」と呼び掛ける。
この他にも試験前の期間は練習を休みにしたり,
部員同士の勉強会を開いたり,学力の向上に工夫を凝らす学校も多い。
掃除などを通じて反省を促すチームも複数ある。
大学スポーツ界では,早稲田大が今年度から,
運動部の全部員に文武両道を促す「早稲田アスリートプログラム」を始めた。
学業成績が基準に達しない学生には,
練習参加の制限や対外試合の出場停止を求めている。
早大野球部長で競技スポーツセンター所長の川口浩教授は
「高校生でも大学生でもほとんどがプロにはなれず,
なったとしても30代半ばから先の人生がある。
『野球さえできればいい』という考え方では,
社会に出てから一番困るのは本人だ」と話している。
【宮川佐知子、二村祐士朗、木村健二】」
ものすごく共感するし,全くの同感である。
小学生時代に,ドイツで活躍する奥寺選手を夢見て
自分は,サッカーのプロ選手が夢であったが,現実は厳しい。
中学校時代にチームは結構強く,自分はスタメンには名を連ねていたが…。
中学で早々とサッカーの限界を感じ,高校から別のスポーツ 陸上の道に進んだ。
個人系のスポーツで少しでも自分(の記録)を高められればとの思いであった。
しかし,競技成績は全くパッとせず
卒部する3年生の夏休み前に,陸上部の顧問の先生からは
「(身体つきで)潜在能力があると思ったが,あまり伸びなかったね」との声。
顕在化する運動能力的には自分はこれが限界だったのであろう。
ただ,極端な話,自分より足が速い奴ばかりで運動能力的にものすごくきつかったが
3年生の時には陸上部のキャプテンをやらしてもらい
精神的,人間的にはものすごく成長させてもらったと思う。
大学では馬術部に。いろんな意味でとても大変だったが…,最後まで続けた。
結局,大学には5年通うことになってしまい,親には経済的に多大な迷惑をかけた。
このことで広島に帰って来たこともあり,結果オーライであるかも?楽観的には。
馬術は,馬7分,人3分と言われるが
馬は良くても,人3分の才能には恵まれず自分の競技成績はパッとしなかった。
だが,裏方の競技運営役員としてのノウハウはしっかりと学び
後の会社人生や,フットサル部運営にものすごく役立っていると思う。
中学・高校時代は若かったが,自分に負けたくないとのスポ根はかなりあったので
文武両道を達成するということは日頃からものすごく意識しており
また,勉強は理解できるとものすごく楽しいということもわかっていたので
自分の体は滅茶苦茶しんどかったが,寝る時間を削ってでも勉学に勤(いそ)しんでいた。
自分にとっては,スポーツと比べれば,勉強の方が楽(限界が見えにくい)と言えた。
大学では勉強をかなりさぼってしまい大いに反省している。
社会人になって30歳代まではそこそこ頑張っていたが,40歳半ば過ぎになる今はさっぱり。
ダメですね。またまた,大いに反省。(頑張って,再起せねばなりませんね。)
一般的に,スポーツのプロになりたい夢はたいへん多くの者が持っているが
実現できるのはごく一部である。また,そこからトップアスリートに登り詰め
その道で食べていけるのはさらに絞られ一握りの人間のみ。現実はとても厳しい。
夢をあきらめたら実現できないので,あきらめる必要は全くないと思っているが
夢を描いた人間のほとんどは凡人であり,若い頃から現実を見つめる必要もあると思う。
自分の子供たちには口を酸っぱくして,スポーツばかりではなく「勉強もしろ」と怒鳴っている。
子供に夢をあきらめさせようとは決して思っていないが,理解してくれているだろうか?
「<夏の高校野球>学業あっての球児 成績不振なら部活制限も」
を読みました。
ここに引用させてもらいます。
「◇出場49校で16校 監督「勉強の習慣は野球にも役立つ
台風11号の影響で、開幕が2日延びた夏の甲子園。
代表校には,厳しい練習に励みながらも勉強との両立も図るため,
学業の成績不振者に対し練習参加を制限するなど,
文武両道を促す方策をとる学校が目立つ。
大学スポーツ界では,
競技に偏重しないよう学業にも力を注ぐよう求める動きが出ており,
高校球界でも両立が大きな課題となっているようだ。
出場49校に対する毎日新聞の取材では,
成績不振者に練習の参加や試合の出場に制限をかけるチームが,
16校に上る。
今春のセンバツを制した龍谷大平安(京都)の選手は毎週3回,
朝に約15分間のテストを受ける。授業で習った範囲から出題され,
6割以上を正答できなければ放課後に再テストが待っている。
合格するまで練習に参加できない。例年,春に入学したばかりの
1年生の10人程度が再テストで居残りになるが,
夏にはほとんどいなくなるという。
原田英彦監督(54)は「勉強の習慣は野球にも役立つ」と強調。
河合泰聖主将(3年)は「みんなで勉強することもあるが,
集中して授業を聞くのが一番の対策。
寝ているチームメートがいたら起こす」と話す。
盛岡大付(岩手)は,
テストで基準点に満たない「赤点」を複数の主力選手が取ったうえ,
進級を決める昨年度末の追試に合格できなかったため,
沖縄遠征に参加させなかった。選手たちは苦手の英語や数学を猛勉強し,
2回目の追試で進級を果たした。選手の一人は「授業中に寝てしまい,
ついていけなくなった。遠征に行けなかった悔しさをバネに,勉強も頑張る」
と気持ちを入れ替えている。同校は「野球部員を特別扱いはしない。
学生の本分が勉強だということを忘れないでほしい」と呼び掛ける。
この他にも試験前の期間は練習を休みにしたり,
部員同士の勉強会を開いたり,学力の向上に工夫を凝らす学校も多い。
掃除などを通じて反省を促すチームも複数ある。
大学スポーツ界では,早稲田大が今年度から,
運動部の全部員に文武両道を促す「早稲田アスリートプログラム」を始めた。
学業成績が基準に達しない学生には,
練習参加の制限や対外試合の出場停止を求めている。
早大野球部長で競技スポーツセンター所長の川口浩教授は
「高校生でも大学生でもほとんどがプロにはなれず,
なったとしても30代半ばから先の人生がある。
『野球さえできればいい』という考え方では,
社会に出てから一番困るのは本人だ」と話している。
【宮川佐知子、二村祐士朗、木村健二】」
ものすごく共感するし,全くの同感である。
小学生時代に,ドイツで活躍する奥寺選手を夢見て
自分は,サッカーのプロ選手が夢であったが,現実は厳しい。
中学校時代にチームは結構強く,自分はスタメンには名を連ねていたが…。
中学で早々とサッカーの限界を感じ,高校から別のスポーツ 陸上の道に進んだ。
個人系のスポーツで少しでも自分(の記録)を高められればとの思いであった。
しかし,競技成績は全くパッとせず
卒部する3年生の夏休み前に,陸上部の顧問の先生からは
「(身体つきで)潜在能力があると思ったが,あまり伸びなかったね」との声。
顕在化する運動能力的には自分はこれが限界だったのであろう。
ただ,極端な話,自分より足が速い奴ばかりで運動能力的にものすごくきつかったが
3年生の時には陸上部のキャプテンをやらしてもらい
精神的,人間的にはものすごく成長させてもらったと思う。
大学では馬術部に。いろんな意味でとても大変だったが…,最後まで続けた。
結局,大学には5年通うことになってしまい,親には経済的に多大な迷惑をかけた。
このことで広島に帰って来たこともあり,結果オーライであるかも?楽観的には。
馬術は,馬7分,人3分と言われるが
馬は良くても,人3分の才能には恵まれず自分の競技成績はパッとしなかった。
だが,裏方の競技運営役員としてのノウハウはしっかりと学び
後の会社人生や,フットサル部運営にものすごく役立っていると思う。
中学・高校時代は若かったが,自分に負けたくないとのスポ根はかなりあったので
文武両道を達成するということは日頃からものすごく意識しており
また,勉強は理解できるとものすごく楽しいということもわかっていたので
自分の体は滅茶苦茶しんどかったが,寝る時間を削ってでも勉学に勤(いそ)しんでいた。
自分にとっては,スポーツと比べれば,勉強の方が楽(限界が見えにくい)と言えた。
大学では勉強をかなりさぼってしまい大いに反省している。
社会人になって30歳代まではそこそこ頑張っていたが,40歳半ば過ぎになる今はさっぱり。
ダメですね。またまた,大いに反省。(頑張って,再起せねばなりませんね。)
一般的に,スポーツのプロになりたい夢はたいへん多くの者が持っているが
実現できるのはごく一部である。また,そこからトップアスリートに登り詰め
その道で食べていけるのはさらに絞られ一握りの人間のみ。現実はとても厳しい。
夢をあきらめたら実現できないので,あきらめる必要は全くないと思っているが
夢を描いた人間のほとんどは凡人であり,若い頃から現実を見つめる必要もあると思う。
自分の子供たちには口を酸っぱくして,スポーツばかりではなく「勉強もしろ」と怒鳴っている。
子供に夢をあきらめさせようとは決して思っていないが,理解してくれているだろうか?