かんちがい

、かも知れないけど、思いついたことを書いていく、ヤマサキタカシの日記です。

常識の崩壊

2008年02月08日 | Weblog
今日のテーマは、あまりなじみのない人が多いと思うので、
説明から入ります。

僕はブラックバスのルアー釣りが好きなのです。
ヒマと金が無いので滅多に行きませんが。
行っても釣れませんが(笑)

なので、よくそれ関係の雑誌を買います。
最近のお気に入りは「トップ堂」という雑誌で、これはなかなか書店には
置いてありません。釣具屋に行かないと。


今の日本のルアーフィッシングの流行り?のスタイルとして、
トップウォータースタイル、というのがあります。

ブラックバスは、リアクション芸人みたいなところがある魚で、
水面を動くモノにも興味を示し、食いついてきます。

その食いつく瞬間、水面をガバッ!!と飛び出て来るスリリングさに
ハマり、水面に浮くルアーしか投げない人たちがいるのです。

しかし、ルアーフッシングが日本に入ってきて何十年と経ちますから、
魚も慎重になってきて、そう簡単には水面に飛び出て来ません。
また、冬などは魚たちは深いところでじっとしていたりするので、
水面で釣ろう、というのは無理があったりします。

というわけで、ブラックバスは世界のいろんなところにいますが、
こんなスタイルがあるのは日本だけみたいですね。
メキシコとかだと、クレイジー!!とかいって怒られるそうです。

確かに、そんな釣れない釣り方をなぜするのか。
それは、アホだから、と言うしかないでしょう。
水面なので水中の障害物にルアーが引っかかりませんし、エサと思って
食わせるわけではないので、ぶっとい糸を使えるので、どこかに引っかかっても
ルアーを回収できる、といった、自然にやさしい、という面もあります。
でも、本当に自然に優しくしたいなら、釣りなんかするな!!っていう感じ
ですからねぇ。

でも、そんなつれない釣り方を楽しむために、皆さん、いろいろ
工夫しています。
メチャメチャかわいらしいルアーを使ったり。
最新の機能を排除した、昔ながらのリールをあえて使ったり。

それが結構楽しそうなんですよね~

まぁでも僕自身は、「釣れへんくてもええ」とは達観できないので、
たまに行くと、いろんなルアーを投げてしまいます。

それに、トップのルアーは、インディーズのメーカーが多いので、
一つ一つ手作りしていたりして、大量生産の大手メーカーと比べると
かなり高いので、売れないミュージシャンフリーターには、
手が出なかったりもします。

それでも僕の中では、アホ=男らしいという図式が成り立っているため、
トッパーに憧れていたりもするのです(笑)


「トップ堂」とは、そんないろんな楽しみ方を追求する雑誌なのでした。

で、今回の「トップ堂」を見たところ。
なんと、広告は別として、カラーのブラックバスの写真が一枚もない!!
つまりは、釣行取材で、一匹も釣れなかったと言うこと。
そんな釣り雑誌ってありなのか?!

それでも雑誌が成り立ってしまうところに、トップの恐ろしさを感じました。
いや~ビックリした。


今日はマニアック?な内容ですみませんでした。

(眠)