観光ガイドブックに載せる訳にいかないコラム

管理人「てぃんがーら」が沖縄のニュースを斬る!

知事、きょう尖閣視察

2007年03月13日 | Weblog
 仲井真弘多知事は十三日午後、尖閣諸島を視察する。知事は視察に先立ち同日午前、航空自衛隊那覇基地で尖閣諸島の概要などの説明を受け、自衛隊機に搭乗する。上空から視察する予定だが、当日の天候を見極めて最終判断する。尖閣諸島の視察は歴代県知事として初めて。(2007年3月13日沖縄タイムス朝刊1面)

 尖閣諸島とは沖縄本島から西に400km以上はなれた東シナ海に浮かぶ無人島です。明治28年1月14日の閣議決定により正式に我が国の領土になったのですが、敗戦後中国、台湾が領土権を主張しています。仲井真知事の尖閣視察に対し、在福岡中国総領事館は「同諸島は中国の領土」として中止を求める文書を県に送付しているということです。
 かつては住民が生活し、製糖工場もあったといいます。しかし離島ということでその生活は苦しいものだったと思います。
 今、領土の問題となっているのは人が住んでいないからです。もし、日本国民が今でもここで生活し、日本のライフラインが引かれているのであれば他国も領土の主張などしないでしょう。人が住んでもいないのに国土は守れません。
 ところが、さらに第二の尖閣諸島を生み出そうとしています。与那国島の航空路線の廃止問題です。採算が取れないから航空路線を廃止するというのです。
 島民が「不便だから」と島を離れたら、いつの間にか中国が領土の主張をし始めた、ということになりかねません。
 そこで、尖閣諸島が日本の領土だというのであれば、普天間代替基地を尖閣諸島に作ってもらいましょう。本島から基地はなくなるし、防衛にもなるし、一石二鳥です。