犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

DNA犬種鑑定

2016年10月29日 | 健康・フード・病気・治療・腎不全


前々からオレコのルーツを知りたかった
そういうのがわかる人っていないのかなー
科学的にはどこまでわかるのかなー
とかいいながらともに暮らしてはや5年
技術はどんどん進んでた

ある日のこと
一時預かりボランティア(ミグノン)をしている方RTで目が飛び出た
その人はそのボランティアさんが預かってた子をもらったんだが雑種鑑定というのをしたそうな

それはぜひぜひやってみたーい!!!

単にルーツを知るというだけでなく、
なりやすい病気や、その犬(DNA)の性質を知ることで、
ベストな育て方とか、暮らし方とか、追求できるのではあるまいか



人(獣医さん)によっては
「コーギーが入ってる」
「骨格と毛質からはラブ(ラドール)だね」
「紀州犬入ってるんじゃないか」
と言われたのだけれどもいずれも経験値からの見立てで確実ではない

それに心配なことがいくつか
成長につれて目の奥が緑色に光って見えるようになってきたのだが、もしかして緑内障になりつつあるのでは?
という不安がある
どういう風に過ごしたら、ひどくならずに元気に暮らしていけるのか
こんちゃんの場合は寿命(QOL)を考えて老体には過剰というか無茶な医療処置はきっぱりあきらめた

(1)日常的にできることならする
(2)しても機嫌よく過ごしてもらえることならする
(3)恐怖やストレスで寿命が縮むようなことはしない



こんちゃんのために心がけているのは大体こんなところ
でも今年5歳になるオレコの場合はちょっと違うというか優先すべきことが異なる
(1)(2)はともかく(3)は「一時的なので乗り越えるべき」と判断するような『結果』が出るとしたらどうだ
そういうことを考えるのにはどうも『要素』が不足している
人間なら相談(ヒアリング)しながら気を付けていけることも、犬が相手ではそうはいかない
かなりコミュニケーションはとれているのだが、それでも「きょうちょっとしっぽのつけねいたいわのねー」とか、
「おみみぐじゅぐじゅわんよ」とか、ちょっとした変化について、見落としてしまいがちなことについての情報交換は難しい



とここまで理由を書き連ねたのは、検査は(当たり前だけど)高価なものなので、
家計を預かる身としては、毎度毎度のことなんだけれど、ヒラリーVSトランプりんのような、脳内ディベートが繰り広げられているのである
「そこにそれだけのお金を使うべきなのか?」
「その価値はじゅうぶんにある」
「旅行のためにとっておいたほうが結局は犬たちのためになる」
「いいえこれは我が家の投資としては何よりも大事なものになる」
「生きている楽しみに使うべきでは?」
などとねー

さっそくサイトに飛んでみると、

「愛犬の祖先について知ることは、あなたの愛犬特有の健康状態が把握でき、治療の鍵にもなり得ます。掘る、泳ぐ、群れを集める、吠えるなどの行動は祖先にいた様々な犬種から受け継いでいる行動かもしれません。あなたの愛犬は、実は祖先犬種の影響を驚くほど受けている可能性があります。多種多様なコンビネーションで生まれたあなたの愛犬は、他にはない彼(彼女)だけの個性を持つ、かけがえのない犬種なのです」




おおまさに私の知りたかったことはそれそれなのよ
というわけでさっそくメールで申込み
そのあといくつか質問/応答のやりとりがあってキットが届いた
9月中ごろに検査キットを郵送してすぐにお振込み、それから待つこと1か月+1週間くらい

先週ようやく結果が届いた(海外からまずは英語のデータがきてその1か月後くらいに翻訳したデータが届くとか<そっちはまだ手元に届いてない>)
もちろん小躍り




この知らせを何より楽しみにしていたお父さんなんじゃが、ここのところずっと山(仕事の)籠もり(会社に)していたのが、なんとも強運ですな、その日だけは入浴のために帰ってきていた
風呂上りに体を休めていて、深い眠りについているようだった(普段なら何をしても起きないレベルの)んじゃが、
「届いたよー」
という主語のない知らせに『がばっ』と飛び起きたのじゃった(オレコ愛ゆえ)

封を開けてファイルごとに取り出す
両方ともまずはお父さんに手渡した
もちろんお父さんはオレコのファイルを掴み、
残る一方をもらったのじゃが・・・・



しばしばしばしばしばしばしばしばしばしばしばしばしばしば・・・


…つ、つまらん!
「柴じゃないのが入ってる説」
「ハスキー入ってるかも説」
「柴?ないない説」
すべての疑惑がふっとんだ

「ねーちょっとつまらないんですがー」
といってみてもらうと、お父さん大爆笑
気持ちわかるわー

お父さんが見ていたオレコの結果を見せてもらうと…

ラブラドール(コーギーも)0%!



<親>
親A『ゴールデンレトリバーと柴ミックスのミックス』
親B『秋田犬と柴ミックスのミックス』

<祖父母>
祖父母A-1『ゴールデンレトリバー』
祖父母A-2『柴ミックス』
祖父母B-1『柴ミックス』
祖父母B-2『秋田ミックス 』

もっとも強いのはゴールデンレトリーバー
うんうん確かにオレコは水遊びが好きだ
流木を投げてとって来たりするのなんて大好きだ
顔とか頭とかそっくりだもんね
ラブラドールだっていう人もいたけれども
私はゴールデンの方が似てるなと思っていたんじゃよね
(オレコに現れた特徴にはアンダーラインをひいています)

<ゴールデンレトリバーの性格>
ゴールデンレトリバーは長い年月をかけて、人間にとっての家族の一員になるようにブリーディングされてきました
ですからゴールデンレトリバーの性格的特徴は、人間に対する服従性が高く、非常にしつけなどがしやすい犬種だといえます
得意とする物の回収や運搬を遊び感覚で取り入れながらしつければあらゆることを、すぐに覚えてくれます
また温厚な優しい性格で、人を噛んだりすることは非常に少ないですから大型犬ではありますが、室内で一緒に暮らすことに向いている犬種と言えるでしょう
また、ゴールデンレトリバーにとりましても人と一緒に暮らすことを幸せと感じるようです
ゴールデンレトリバーはその服従性の強い性格のために、介助犬や盲導犬として、また鋭い臭覚を備えているために、麻薬捜査犬などとしても活躍していることはよく知られていると思います

<注意>
耳の穴への通気性が悪くて垢が溜まりやすいので、耳の掃除を怠りますと、外耳炎などになりやすいので気をつける必要があります
耳からの悪臭などがありましたら病院へ連れて行って下さい
また、グルーミングを怠ることにより毛玉にダニなどが住み着き皮膚疾患をおこしたり、アトピー性皮膚炎などにもかかりやすいですから、異常な痒みがある様子でしたら、この場合も病院での受診必要です
またゴールデンレトリバーは特に、ワクチンを接種すると、アナフィラキシーの様な反応が現れることがあります
症状はさまざまで、単に顔面浮腫で痒がるものから、嘔吐・脱糞、重篤な場合は虚脱、最悪の場合は死亡します
ワクチン接種には充分注意し、アレルギーが出た場合は病院に相談して下さい
また、睾丸が陰嚢内に1つもしくは2つとも降りてこないことを、陰睾または潜在精巣といいますが、ゴールデンレトリバーがかかりやすい病気のひとつです
他には特発性てんかんと言いまして、6~24か月齢で発症しやすく、急に発作を起こし、最初は短い時間で回復しますが、徐々にひんぱんに長い発作が起こるようになります
ゴールデンレトリバーを含む大型犬は、小型犬に比べて比較的寿命が短く、ゴールデンレトリバーの寿命は、大体12歳前後のことが多いようです
かかりやすい病気:白内障などの眼の病気・網膜萎縮・網膜形成不全・皮膚ガン・巨大食堂症・糖尿病・A型血友病・筋ジストロフィー・食物アレルギー・てんかん・直腸脱・欠歯

<飼い方>
太り過ぎ防止のために、十分な散歩などの運動は必要不可欠です
ゴールデンは、肉体的にも精神的にもゆっくり成長し、成熟するのに時間がかかると言われています
1才では体高はそれ以上伸びることはほとんどなく、成熟した体重になるには後1~2年はかかります
精神的には2才か3才までは非常に子供っぽくて、かなり年を取るまでは遊び好きで、甘えん坊な性格をしています。
他に大切なのは、お手入れをしてあげることで、ゴールデンレトリーバーの被毛はそれほど長くはありませんが、上毛と下毛が生えています。
また、1年中自然換毛をしますからブラッシングを頻繁にしてあげなければいけません
特にウェーブが強い場合はブラッシングをこまめに行ってあげなければ毛玉が出来、皮膚疾患などの原因になりかねません
前述したように、垂れた耳の犬種は、耳の穴のお手入れも頻繁に行ってあげることも重要ですので、綿棒などで耳の掃除をしたり、耳の穴付近の短いウブ毛のような毛は抜いてあげた方が良いと思います



なったなったムーンフェイス!
ワクチンじゃなくてフィラリアのお薬だったけど
初めて飲んだときに口廻りが牛みたいになって(ムーンフェイス)、3歳ごろまでは、お薬で必ず熱が出て、ぐったりしていた
調子が悪くなる薬は避けて、その都度体調みて変えたりしていたなあ
今はもう大丈夫なんだけども

次に強い要素は柴犬
両方の親に入っている


<柴犬の性格>
紀元前300年頃には柴犬は日本の中部地方で狩猟犬として飼われていました
鳥や小さな獲物を追い立てる役割を担っていましたが、時には野生のイノシシを狩る程、軽快で俊敏な動きや野性的な鋭い警戒性、人間との強い信頼関係を持つ犬種です
最も特徴的なのは、やはり昔から番犬として飼われていた柴犬は、主人に対して非常に忠実で純粋な素朴な表情をしている反面よそ者には警戒心が強くなる所は柴犬の大きな特徴と言えます
大胆で独立心が強く、頑固な面を持ち合わせており、いつも自信に満ち溢れています
とても好奇心旺盛な性格なのですが、その反面大胆な性格の為、同性の犬に攻撃的になったり小さな動物を追いかけたりする傾向があります
主人に対しては非常に忠実ですが、縄張り意識が強いので見知らぬ人に対しては、距離を置いて警戒の体制をとります
柴犬は、よく吠えるタイプの犬種なので、もっとも番犬に適していると言えるでしょう

<注意>
柴犬は、他の犬種よりかは丈夫で清潔好きだと言われているので他の犬種よりかは病気にかかりにくいのですが、柴犬にもかかりやすい病気があります
その中でも最も気を付けたい病気が、アトピー性皮膚炎です
カビ、ダニ、花粉、ハウスダウストなどが原因で起こり、体を異様に掻いたり皮膚が赤く変色する病気です
最低でも2ヵ月に1度はシャンプーをして清潔を保ってあげる事が重要です
また、膝蓋骨の脱臼と言った病気になってしまう子もいます
膝蓋骨の脱臼は、事故などで高い所から落下してしまう事で起こる場合と先天的に起こる場合があり、大型犬より小型犬の方がかかりやすい病気です
3本足で歩くようになっていると膝蓋骨の脱臼の可能性があり放っておくと慢性的に脱臼状態になってしまう為、注意して見ておく必要があります
硬くて直毛の上毛と柔らかい下毛の二層構造の被毛で温暖湿潤気候にも強いです
かかりやすい病気:反射性吐出・膝蓋骨の脱臼・ブドウ膜皮膚炎症候群・アレルギー性皮膚炎

<飼い方>
柴犬の飼い方として大切なのは、運動量です
他の犬種より運動量が多いことで有名な柴犬には毎日の十分な運動が欠かせませんので、長めの散歩をしたり安全な広い場所で走らせたり、ボールで遊んだりと運動が必要です
室内犬として飼う場合は、特に散歩は頻繁にいくようにしましょう
食べ物でアレルギーが起こる場合がありますので、フードをあげて耳あたりを掻く仕草をした場合は、アレルギー症状が出ている可能性があるので、原因となる食物アレルゲンを取り除くことが必要になります
柴犬は、元々アレルギーに弱い犬ですので乾燥などでも発症する場合があります




次にはっきりしているのが秋田犬


<秋田犬>
秋田犬は飼い主に忠実で、よく言うことを聞き、家族をしっかり守ろうとするため、番犬としても高い能力を持っています
しかし、頑固で独立心も強いため、飼い主以外には攻撃的になり、威圧感を与えることも多いようです
個体差も大きいので、全ての秋田犬が「忠犬ハチ公」のようになるわけではないことを覚えておきましょうね
さらに、感受性が強い犬なので、急に驚かすなど嫌なことをされると、驚きや不快感から危害を加えてしまう危険性もゼロではありません
ペットとして飼うのは簡単ではありませんが、賢く従順で、飼い主に寄り添う、素晴らしい犬種です
猟犬・闘犬として活躍していたことから、強い力と優れた体能力、そして非常に大きな声量を持っています
立派な二層の被毛で覆われ、冬の寒さに強いのも特徴です
見た目の通り、暑さには弱いようですね

<注意>
まずは「飼い主がリーダーであること」を子犬のうちからしっかりと教えることが大切です
溺愛して過保護に育てると、成犬になってから大変な思いをします
主従関係を教えた上で、「噛み癖」「吠え癖」は厳重にしつけを行いましょうね
秋田犬はとても声が大きいので、吠え癖がついてしまうと室内で飼うことは難しくなります
徹底したしつけが必要な犬種なので、始めて犬を飼う方には飼育が難しいといわれています
初心者の方が秋田犬を飼う場合、ドッグトレーナーに相談するなど、経験者のサポートを受けることをおすすめします
誰とでも仲良くはできないと思っておいたほうがいいかもしれませんね
いくらしつけをきちんと行っても、犬がストレスを溜め込んでしまうと攻撃的になってしまう可能性があります
犬がストレスを感じることがないよう、毎日散歩に連れて行き、エネルギーを発散させてあげてくださいね
また、犬が愛情不足を感じることがないよう、ブラッシングをしながらスキンシップをとることで、愛情をたくさん注いであげてください
秋田犬に多い病気は進行性網膜萎縮・ひじ関節や股関節の形成不全・臍ヘルニア・幼犬時の眼瞼内反症・甲状腺機能低下症です



あー
確かに心当たりあるあるな具合だ




 要素が高い順
驚愕!!!の『チワワ』
なんだそりゃ初耳!の『珍島犬』
え?101匹系???『ダルメシアン』
なんだそりゃ初耳2!の『イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル』
やっぱりねミニチュアじゃないほうの『スタンダード・シュナウザー』

最初チワワはチャウチャウだと空目して「あーやっぱりねーあの首のドレープはチャウチャウのお血筋・・・」とか言っていたら横から夫が「チワワだろ」っていうので「何言ってんの冗談はよしこさん」って言ったら本当だった
え?チワワ?チワワなの?びっくりしたけど、そういえばこまごめ11ちゃんもチワワだったわね・・・じゃあるのかもね

珍島犬って初めて聞いたんだけど韓国ルーツなんですね
ふーん
珍島物語と天童よしみさんしか思い浮かばなかった
ヨンドンサリの~(そこしかわからない)
ダルメシアン以下はもう意外・意外・意外ってかんじっす


<チワワetc>
性格など:警戒心が強く見知らぬ人には距離を置こうとしますが、他の犬とは仲良くできます
大胆で恐いもの知らず、そして好奇心旺盛
甘えん坊な半面、マイペースな性格も持ち合わせているため、ひとりで留守番をすることもできます
かかりやすい病気:水頭症・膝蓋骨脱臼・目の疾患・てんかん・気管虚脱・ドライアイ・低血圧症・A型血友病

<珍島犬etc>
性格など:愛情深く忠誠心が強いことで知られています
珍島犬には毎日最低でも1時間以上の運動をさせてあげる必要があります
人間とのかかわりを強く求める犬種ですので、屋外飼育は望ましくありません
主人のことを大切に考えて、添い遂げようとする従順さがあります
そのぶん期待を裏切らないコミュニケーションをしっかりととらなければ、攻撃的になることもあります
見知らぬ人には打ち解けず、他人に触られることを嫌がります
全体として、他の動物、とりわけ雄を好みません
方向感覚に優れています
一人の主人に飼われた犬は、新しい飼い主を受け入れる準備ができても、仔犬の頃から育ててくれた前の飼い主への愛着を忘れることはありません
身を清潔に保ち、食は控えめです(←ファ?)
暑さが苦手なので、外飼いの場合は、涼しい所を選ばなくてはなりません
気難しくて頑固な面も強いので、小さい頃からしっかりとしつけていくようにしましょう
かかりやすい病気:眼疾患

<ダルメシアンetc>
性格など:様々な仕事を担い結果を残した犬種ですので、状況判断が上手にでき頭の回転もよく、見知らぬ人へは警戒心を抱き飼い主や家族を守ろうとします
反面、飼い主に対してとても愛想が良く元気いっぱいに行動しますが、上品さや愛情深い一面も感じられるため、癒される人も多いでしょう
ダルメシアンは愛情や運動量が減少するほど性格の欠点が浮き彫りになってしまうタイプでもありますので、毎日しっかりとスキンシップをはかると共に、一緒に運動を楽しんで下さい
伴走犬の名残りから、現在でも馬と相性良く過ごす事が出来ます
1日1時間以上の散歩は、通常の歩行に加えジョギングやダッシュを加えると、運動量をしっかりと消費する事が出来ます
ダルメシアンは持久力もエネルギーもたいへん多い犬種ですので、毎日運動する事でストレス解消にも繋がります
寒い地域では屋外での飼育が難しいため、家庭内での飼育がお勧めです
一年間通して抜け毛が多い性質もありますので、清潔さを保つ事を心掛けましょう
ブラッシングは必須です
ダルメシアンは家庭では穏やかに、屋外では元気はつらつと行動を分けて考えられる賢さも持っていますので、行き来させてあげる事でメリハリある暮らしになります
かかりやすい病気:聴覚障害、尿路結石症、アレルギー(異常敏感症)、てんかん、股関節形成不全、尿酸を分解しにくいため、尿結石ができやすい

<イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルetc>
性格など:鳥獣回収犬として開発されたたいへん元気で賢い犬種で牧羊犬や狩猟犬として活躍しています
狩猟犬として優れた才能の一つとして集中力や熱中度合いがとても粘り強く、現在においてもどんな些細な事にでも熱中し興奮する気質が挙げられます
顎の力が強く、玩具の寿命をとどめてしまうこともありますが、好奇心旺盛で遊び好きな陽気な気性です
スタミナがあり、頑丈な作りをしているため運動は必須です
しつけを覚える器量もよく、飼い主の指示に従順な行動が出来る賢い犬種ですが熱中しやすい面もあるため、訓練を遊びに織り交ぜ体で楽しみながら覚える方法がおすすめです
噛み癖もしつけによって収める事が出来るため、家庭内で別の犬種や子供と触れ合う事も可能です
散歩は1日1時間は行い、日頃から一緒に遊んであげると信頼関係がよりいっそう強まります
まれに先天性激怒症候群という、怒りに身を任せて急に攻撃的になる脳の病気を受け継いだ犬もいるようですので、検査は幼少期から注意深く行ってあげてください
かかりやすい病気:皮膚疾患、外耳炎、進行性網膜萎縮症、股関節形成不全、眼瞼外反症、眼瞼内反症
遺伝性の病気として、眼や関節の病気が多く見られます
後天的に関節を痛めたり、垂れ耳ですから外耳炎になったりする可能性もありますので、日頃から少しの変化も見逃さないように、コミュニケーションをたっぷりと図ってください
また、皮膚病などの疾患も可能性がありますので、かかりつけの医院との連携を取り、初期治療をすばやく行える環境作りを大切にしましょう

<スタンダード・シュナウザーetc>
性格など:人々の生活を助け、よく働くことが出来たためにその活動は多岐にわたり、ネズミ退治、牛や農作物の護衛、番犬、とくには狩猟犬として色々な面で活躍をしていました
飼い主にとても忠実で従順なことから、作業犬として多くの役割を担ってきたスタンダード・シュナウザーですが、現在でも優れた素質が受け継がれており、しつけの飲み込みが良く、生涯学び続けてくれます
プライドが高く少々頑固で神経質な面もありますが、飼い主や家族に対して愛情をしっかりと表現し、落ち着きある行動を基本的に行います
見知らぬ人をよく観察し、場合によっては警戒して吠え声を上げ、自分から近づくことはありません
多頭飼いの際は幼い頃から一緒に過ごす事で安心し、よく面倒を見てくれます
来客の度に飼い主へ伝えるため、よく吠える傾向がありますが、良い客と悪い客とでは声質が異なります
愛情深く、飼い主との時間をとても大切にする犬種ですので、日頃からしっかりと信頼関係を築くと共に十分な運動を行い、ストレスを溜め込まないよう注意が必要です
かかりやすい病気:股関節形成不全、皮膚疾患





いやー納得歴史館
オレコの手足にはお父さんが「カフェオレちゃん」と呼んでるカフェオレ色の斑点があるんです
ダルメシアンみたいな、イングリッシュ・スプリンガー・スパニエルみたいなね
そういうのひとつとっても、ずっとずっと先の、誰かさんの名残りなんですよね、きっと
大きく分ければ短毛種なんだろうけど、胸元のふっかふかの毛はところどころウェーブしてるし、うなじはゴールデンみたいにうねうねと波打ってます

片方だけ折れた耳はゴールデン、ダルメシアン、E・S・Sのようでもあるし、ピンと立った耳は、和犬連合と珍島犬の遺伝子が頑張ってるのかもしれないなあ

滅多に鳴かないこんちゃんの叫び声と比較してもどう考えても野太いあの声は、秋田犬由来だったのか(胴が太いという直接的な理由を無視して現実逃避のおかあさん)

性格がとっても複雑というか、入り組んだというか、あちこち矛盾したところがあって、それで扱いがとっても難しいわけなんですけれども、これだけいろいろな要素が詰まっていれば、そりゃ複雑化やむなしです

こんちゃんはどちらかというとステレオタイプの柴犬とは違います

高齢でもあるし、長い放浪経験あるし、それで本来の柴犬と違うのかもしれないのですが、オレコよりもう少しわかりやすい

しかしふたりに共通するのは、家具を噛んだり、物を壊したり、そういった暴れはっちゃく的な困ったことは一切しない、まったくイタズラしないというね、飼い主にストレスを与えないやさしさがあるという点ではとても飼いやすい子たちです


それでも2匹とも、人間のように難しいんです

それについては、ちょっと胸の痛みを伴うので、次回(あした)にします