犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

からすに頭を蹴られたよ。

2012年06月04日 | おせわがかり日誌


朝、いつものように、おれこと神社で散歩していたら、

なじみのからす夫妻(多分女房のほう)にどつかれた。

背中を向けた途端、後頭部を思いっきり、足蹴にされた。




なじみというのは、挨拶を交わす程度のなじみ。

今までそんなことなかったのに、むしろ、わりといい関係だったのに、なんでだろう?

(長くなるので説明しないが旦那のほうのカラスを助けたことがあり、彼との関係は良好だ)

延々と悩んだ結果、ああ、そういえば、もしかして、と思い当たることが、ひとつ。

いつもと違ったことがあったとすれば、夫妻の近くに、もう2羽、普段みかけないカラスがいたことくらいだ。

なじみの夫妻は助けたことがあるからか、私たちのことを見つけると、近くに舞い降りて、じっとこっちを見ている。

帰るまで、じっと、見守ってくれるのだが、今朝は違った。

見慣れない2羽がいるな、2羽でなにやら遊んでいるな、と思った途端、バサバサバサ!っと音がして、

思いっきり、後頭部をけられた。

生まれてはじめてカラスにどつかれたので、一瞬何がおきたか???だったのだが。

次第に、次第に、冷静になってくる、頭。



ははーん。



さてはあのやたら無防備な2羽のカラスは、夫妻のこども、すなわち、巣立ちのひなきょうだいだったんだな。

(こっちに敵意はまったくないのだが)わりと大きめの犬とそれを連れた人間が、こどもたちにむかって歩きだしたら、

そりゃー、カラスの母親がパニックになっても、致し方あるまいな。たとえ、それが恩人であってもだ。

そうかそうか。そうであったか。それは申し訳なかったのー。







・・・と、頭ではわかっているのだが、やっぱりカラスって頭がいいでしょう?

行ったらまたどつかれるんじゃないかと思い、恐怖がさきだつの。次はもっとすごい事されちゃうんじゃないかとか。

というわけで、ここ数日、神社は行ってない。なんとな~く、避けてしまうのね。




巣立ちが終われば、そういうこともなくなると思うから、今しばらくの我慢ですよ、おれこさん。

河原の草刈が終わったみたいだから、あっちへいこうね。ね。

神社はしばらくお休みね。




ちなみに。

よく、カラスにつつかれた、というはなしを聞くけれど、

はばたきながら勢い良くつつく(一撃する)のは、体の構造上、無理らしい。

つつかれた、と思った人も、じつは足蹴にされただけかもしれない。

とにかく、背中を見せないように注意すること、だって。

この季節のカラスは、オトナの単独行動にみえて、子育てしてるチームが多いので、

カラスの多い場所は、避けられる人は避けたほうがいいかも。

奴らは頭がいいから、顔、しっかり覚えてるのでね。

一度やられたら、二度目があると覚悟したほうがいい。

って、それ、いやだなー。


(※ちなみにケガはない。その気になれば人を怪我させることもできるそうなので、やはり恩人とみて手かげんしてくれたのであろう、とか、思ってみる)

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