犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

「なにけん(何犬)ですか?」

2011年11月20日 | おせわがかり日誌


「おれこ、おとうさんに、めーるできるのよ」

オレコと散歩していると、

いろんな人と触れ合う機会がある。

オレコがまだちょっと子供で、

犬猫に対して非常に友好的なため、

ひんひん、くうくう、きゅーんきゅーんといいながら、

近寄ってしまうこともあるが、

あちらからよってきて、

声をかけてくれることも多い。

そんなとき必ず、

「なにけん(何犬)ですか?」

と聞かれる。






「はやくかえってきて、ぼうろちょうだいね、っておねがいするの」

こんなとき、親がどうだったかとか、

子犬時代のオレコを知らない私にとって、

なんと答えてよいかわからないので、

「実は一時預かりボランティアをやってまして、

 でも里親になろうと思っております」

なんて、自己紹介することになる。

「したがってこの子は何犬なのか、わからないんでごんす」

「ああでもシバっぽいような」

「ミックスさんぽいですよね」

なんてことをよく言われる。





「おれこ、たぶん、いぬじゃないとおもうのよ」


夫がオレコの散歩から帰ってきて、

エレベーターで子供づれの家族と一緒だったそうなのだが、

そのとき、女の子が、

「あ、わんちゃん」

と声をかけてきて、やはり「なにけんか?」の話題になり、

わからないのだと答えると、

「らぶちゃんみたーい」

と、その娘っこさんが言ったそうである。





「おれこ、もうどうけんには、なれないとおもうの」


そういえば、ラブラドールにも、似てるのよね。

シバ犬のミックスかといわれるけれど、

毛並みや耳など複数の点で、シバ系ではないことは、

なんとなくわかっている。

毛並みや色合いその質感は、限りなくラブラドールに近い。

だが、サイズはシバタイプ。

腰からおしりのあたりの線も、ラブっぽい。

しかし、いくつかの点で、ラブではない。





「おれこ、たぶん、しんしゅだとおもうの」

背中のくぼみのタテガミの雰囲気や、耳のでかさ、

たれてないほうの向きなどは、コーギーぽい。

うん、そういえば、おしりはラブのようでもあり、コーギーのようでもある。





「おれこ、たぶん、しんしゅ・・・」


でも、そこまで説明するのはちょっとしんどいので、

これからは「豆ラブです」と答えることにするそうだ。

夫がそう決めた。それもアリかな。





「おれこ、おいなりさん、たべてみたいわあ」


そういえばおれこの尻尾。

先だけ、ちょっと白いんだけど、

もしかしたらキツネって線も、あるかもな。

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