犬がおるので。

老犬から子犬まで。犬の面倒をみる暮らし。

またね

2016年11月18日 | おせわがかり日誌

いつからだったかこんちゃんが朝のおさんぽはこの道じゃないといやいやえん!をするようになった
なので、ここのところ同じ道ばかり通っていた



いつも同じ道というのは老犬にはいいことじゃないので、たまにはちょっと違う道に行こうよ、といって、誘ってみる
いやじゃよ、あっち行きたいんじゃから、というのをなだめすかして連れて行く
もうもうもう!と言って怒るので、ごめんごめん、あとでさっきの道に戻るから、なんて謝りながら行くと、いつものところにあの子がいない




年老いたしろちゃんは、夏のうちに亡くなってしまったようだ
外壁工事が終わって、いつもの居場所も元通りになったのに、しろちゃんだけがもどってこなかった
しばらくすると、しろちゃんのもの(おうちとかトイレとか)は、いかにも使ってないな、というふうに、置かれていた
ああさびしいな、と思った
あんまりさびしくて、それからしろちゃんの道は、あんまり通らなくなった



そして久しぶりにあの子に会いたいな、と思って、行ってみたらどういうわけか気配がない
いつも穴掘りしていたところには砂利が敷かれ、転がっていたおもちゃは見当たらない
奥の方にあった立派なおうちの屋根も見えない



そうして、目に入ってしまった
庭の片隅に、あの子のおうちにかかってたネームプレートが、頼りにならない視力からは判明しないが、なんらかのモニュメント的なものに、飾り付けられていた



オレコと同じ、5歳の女の子
こんちゃんと初めてお友達になってくれた女の子
気立てがよくて、かわいくて、愛想がよかった、とってもかわいい女の子



とてもショックだった



あー
もしかしてこんちゃんは、シロちゃんも、クロちゃんもいなくなっちゃったので、おさんぽのコースを変えたのかなー



絶対に会わない道を選んで歩いていたのかなあ



そうだとしたら、かわいそう



もうひとりのあの子は元気です

こんちゃんのご近所ガールフレンドリー、ひとりになっちゃったなあ~



黒柴ちゃんとこんちゃん
こんちゃんの恋、3。

またね、しろちゃん
またね、くろちゃん

いなくても、きっとそこにいて見ていると思って、たまにこんちゃんを連れて行ってる
「きたよー」
「おやすみー」
「またねー」

またね、くろちゃん
大好きだったし、今も好きだよ

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