ハケンの品格 第４話

バスが来て乗ろうとした春子にキスをした東海林でした。

まもなく発車のベルが響き、振り切って乗ろうとする春子に

「電話するから」という東海林。

な・・何を勘違いしているやら・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

平日の結婚式は・・・社員と派遣の結婚式だったようです・・・業務が滞るので迷惑。

春子らしい見解をだしましたが全面的に賛成なのが黒岩。

式のなかで双方の両親が「派遣」について怒り出していました。

このシーンちょっと時代錯誤的で呆れましたね。

さて、こんな折にもしっかりと決済印を求めて桐島部長の元にくる春子。

傑作です＾＾

披露宴の翌日はその噂でもちきり。両親に説明してなかったこと。

派遣を下に見られるのがショックという森。

平社員は自分たちより下がいると安心しているという近。

小笠原もボーナスはないようです。

時給3000円の春子はどうだと聞く小笠原。

「働かない正社員がいるおかげで私たち派遣はお時給をいただけるんです。」

仕事前の体操をしながらさらりと嫌味に聞こえていますが、

噂によると解体ショーにより春子の時給は3500円に上がったそうです＾＾

上でも下でも格差でもどうでもいいというのが春子の本音

 

桐島部長が春子を呼びます。

先日の解体ショーの実績で3ヶ月で手放すのは惜しい人材だといわれています。

いずれは正社員への登用も考えているというのですが、即座に断る春子。

最初の契約で更新はしないと言ってある。

さらに「正社員になって会社に縛られる奴隷にはなりたくありません」

痛快ですね！正社員が極上のモノだと思っている社員たちにはぐさっときました。

自分たちが奴隷？？

ちょっと言ってやってくれと社員達を代表して東海林は春子にモノ言おうとしますが

迫力負けでした・・・すごすごと「忙しいならいい」だって・・一同ずっこけ。

 

定食屋で春子が食べている後ろにいる里中と東海林。春子に声をかけたい気持ち

が東海林にあるようです。食事が終わり電話番号をポケットに押し込む東海林。

気にしないでくれと3回ぐらい言われてるのに・・どうも都合よく解釈してるようで。

それにしてもあのキスは春子を見ていて吸い込まれるようにしていた・・と。

森の給料は10万程度。1月から働いて閉め日がはっきりすれば給料ぐらい自分で

計算できるでしょう？小学生でもできると思うけど。家賃と光熱費を払ったら残らない

そうです。そうなのよね。派遣は就業日だけの実働給だから年末年始ＧＷなど休日

の多い月はお給料にそのまま打撃ですね。春子に借金を申し入れて断られてます。

桐島部長にお茶を入れる春子。ロシアの「ミューシカ」社が翌日3時に来社。

東海林が秘書を春子に頼むと桐島からも頭を下げられ承諾しました。

黙って居てくれるだけでいいという東海林に通訳は必要かと聞く春子。

不要だと言う東海林。2年間ロシアにいたからだそうです。何となく心配・・＾＾；

派遣元の一ツ木サン来訪。春子はロシア語ができるのか聞いてる東海林。

分厚いファイルに派遣社員のデータが入ってるのですね。それがなんか気になる＾＾

とりあえず春子はロシア語の資格は持ってないそうです。ほっとする東海林。

だって、春子がロシア語できたらまた春子に全部持ってかれるも～～ん。子供！！

でもちゃんお勉強してるんだ＾＾

翌日。そしてまた面倒を起こす森。書類の山にひっかけ大量の書類を落としてしまう

のです。あわてて契約書を探し出す東海林。書類の山を片付けキャビネットに。

そしてカギは森が預かります。

いよいよロシア団が到着。商談が上手くいきますように。フィリピン産のエビをロシア

に売るのが今回の目的。提示額が高いとダダこねていますね～～。人件費輸送費

がかかってるからギリギリだと言う東海林に日本人はケチだというロシア。そこに

森がお茶を持ってきましたが、黙って聞いていた春子が「お茶は出さなくていい」と

言い、いきなりロシアにむかって怒り出します。何いってるかわからん＾＾

で！決まりました。一分で終えると言ったとおり、春子の剣幕に押されて承知した

みたいですね。みんなよくわからず握手してます。

そして春子は6時だからと帰りました・・東海林、またしても春子にやられた！

 

スペインの店で愚痴をこぼす森に不平不満だけは一人前の派遣になったといい

消えている春子。目の前の天谷リュートが不幸な派遣だと言っています。

そこに東海林と里中が現れました。

春子がリュートと一緒に踊ると魅惑のスペインが彷彿しますね。

顔をぐちゃぐちゃにして調子が狂ってる東海林です。何とか春子に伝えたくて

外に出て話そうと言っています。寒そうな風がふきつける裏口で。

俺あんたと一緒に仕事したいんだよ一緒に働くってさ、一緒に生きると同じでしょ。

しかし春子はあと二ヶ月でいなくなる派遣だと言うのです。

けれど東海林は二ヵ月後にはもっとアンタを好きになってるかもしれない。

なかなかロマンティストです。一斉にくしゃみをしていた二人。

その頃森は他社にも登録し、翌日面談の要請がありました。時給1800円の受付。

一ツ木に電話して母の体調のせいにしましたが・・。一ツ木は同じ電話6度め・・。

翌日春子は39度の熱。ふらふらと出勤し、具合悪そう。「私としたことが・・」なんか

春子らしくないですがロシアの電話にもちゃんと応対。3時にやってくるから書類一式

用意せよ。いやがらせですね。書類にインボイス（納品書）が抜けている。

慌てて探すがキャビネットに入ってるという里中。カギは森が持っている。東海林も

熱で欠勤。派遣二人森のことを話しています。春子がそういうことかと納得。

どこの会社なのか「言いなさい！」即ハイのバイクを奪っていく春子。

面談に行こうとする森に追いつきました。鍵を出しなさい。早く！ぐらっと崩れる春子

をかかえ熱いことに気付く。熱があるじゃないですか。しかし春子は無言でバイクに

乗り会社に戻りました。キャビネットを開け、書類を無事取り出します。

春子はどの書類がインボイスかすぐにわかったのね。

そして3時。ロシア団が現れ無事に契約終了。春子に難癖つけていたけど、迫力で

負けていましたね。ロシアってばイジワルっぽい雰囲気ネ。。

帰り道、森が現れます。結局面談せずに戻ったようです。

里中も声をかけたらぐらぐらした春子がとうとう崩れて倒れてしまいました。

慌てて家に運び込まれたようですね。義母の眉子が言うには時給600円のレジ打ち

からスタートし春子がここまでになれたのは「一度も逃げなかったから」一度逃げたら

一生逃げることになるとどんな辛い仕事もきちんとやりぬいたそうです。

だから今の3500円の時給がある。

翌朝、熱が下がったようです。爽快な顔。ふとメモを取り出します。

「くるくるパーマ」とかかれた携帯番号。春子は「二ヵ月後にはもっと好きになってる

かもしれない」と言った東海林を思い出し、ふっと笑顔になりました。

だが次の瞬間、メモをぎゅっとつぶしゴミ箱へ。過去に嫌な思い出があったのかも

しれませんね。すぐに居なくなる派遣だと思われて手を出す社員と何かあったのかも

しれません。自分の甘さを捨て去るように苦い顔の春子に見えました。

出勤した春子を気遣う森。風邪は土日に治すもの。春子らしい哲学。

時給1800円の仕事はどうしたかと聞かれ自分からやめたと言います。みんなやって

るからとモラルのないことをしては「だから派遣は。。」といわれる。そんなことに

気付いた森でした。春子の頬も少しゆるみましたね。目標は契約更新という森です。

結局家賃分を母に頼んだのでしょうか。

東海林はオデコにひえぴたを貼ったまま出勤。契約に漕ぎつけた春子にお礼の

フグを誘っています。一瞬なごんでましたがね・・春子はフグを死ぬほど好きだって。

でも東海林主任とは食べない。時給3000万円もらってもいやだって。

あたしなら時給3000万円なら目つぶって我慢するぞ＾＾

さすがにぐっさりきたけれど以前のキスにこだわり謝ってくる東海林。

その辺を飛び回ってるハエが唇に止まったからっていちいち怒る人はいません。

ハエになってしまった東海林でした＾＾

これですっかり元の東海林に戻ってしまいました。春子に電信柱だって＾＾

固まる社員達でしたが・・落ち着けと里中もやってきてましたし。

周りはみんな東海林のキスを知ってしまったかも？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

今週もめっちゃおもしろかったです。

ちょっと春子が東海林に心動いたかもという瞬間が見えたのに

再び春子のポリシーを貫いています。

過去の何年間の派遣生活で分かった事を実践してるのでしょうね。

今週の春子はバイクとロシア語でしたね。

資格が多過ぎて書けないだけだとさらっという春子。

一番高く売れそうな資格から書いていっただけでロシア語は使うこともないと

思った判断だったわけね。でも役に立った。すばらしい

 

変わらず春子にいいところを奪われてる東海林。

派遣は嫌いだけれどあんたの事は認めているといったのがなかなかいいですね。

でもそれが勘違いの恋のように見えただけで、「ハエ」と言われただけで

もとに戻ってしまいました。春子を電信柱と無意識に言ってる。

やっぱり自分より大きいものだと感じてるってことでしょうか。

今週のフラメンコはリュートとペアで。

すっごく素敵でしたね