「Ns'あおい」第1話 諦めない石原さとみ！

前回の「1リットル」の後番、医療モノのドラマです。今クールは看護士あおい。

面白かった！これが第一の感想です。一時間があっという間でした。

今回のスタイルは強烈な医師のもとで未熟な看護士が何やかやと葛藤し成長して

いくというストーリーですね。いえ、成長ストーリーというよりは現場を変えていくと

いうことでしょうか。今週回は、救命に3年従事したあおいが、何か問題を起こして

異動させられてきたというところが発端でした。冒頭で車の救急患者に対して

何かやってはいけない処置を施したみたいでしたね。何をやりましたか？

 

急性アルコール中毒の急患の活躍はかなりかっこよかったですね。

　　　小峰に対して

　　　　　　　　「何のために看護士になったの」

　　　　　　　　「もしもの時は自分が叱られるだけ！」

先輩に向かってそんなことを言えるのも、救命で修羅をくぐった経験があるから

でしょう。耳鼻科の研修医よりよっぽど役に立つあおいでした。

 

ところで今週回のキーワードは「親孝行」でしたか。

遅刻しそうな余裕のない自分にりんごをくれた八百屋のおばさんが入ってきました。

一生懸命にお世話をするあおいです。肩もみをしたり甲斐甲斐しいあおい。

実はここでたけしのテレ朝の「本当は怖い家庭の医学」を思い浮かべました。

片方だけの肩が凝り、歯が痛む。みぞおちの痛みから胃の検査をし、胃潰瘍と診断

された叔母さんに対してあおいは頭のなかで警告が鳴っています。いったい何？

その熱意に押された形となって心電図の手配をする小峰。

病室で苦しむおばさんを発見し、急遽応急処置となりました。心筋梗塞！

いえ、完璧に蘇生処置でしたね。緊迫しました。うまい具合に柳葉医師がやってきて

助かりました。って言うか、このストーリーが必ず最後のいいところをさらって

行くようにできてるのでしょう。とにかくおばさんは一命を取り留めました。

あっぱれあおい！良かった！

「１％の可能性があれば諦めない」という今週回のタイトルを

あおいはしっかりと自分に言い聞かせていました。

そして、おばさんの息子も無事親孝行をできる運びとなりました。

あおいのは母は病気で亡くなったようでした。その日って突然来てしまうのですよね。

毎日を普通に過ごせるってなんとありがたいことでしょう。

このドラマはその起伏ある展開にひたすらはらはらさせられると思います。

いや～とにかく面白かった！

柳葉が言いましたね。おばさんがラッキーだったのはこの病院に来たからではない。

そのあとに言葉は続きませんでしたが、あおいには伝わりましたね。

そう、あおいの経験が役に立ったのです。

医師として見る目を持つ人が近くにいるのは心強いということを実感しました。

 

石原さとみはさんはデキる看護士役ですが役の中でのデキるのとはまた違う

優等生的な匂いがしますね。ドジだったり人間くささがもっとあってもいいかも？

あのちょっとすぼめた唇の形がけっこう好きだったりします。そういう人いない？？

傑作なのは田所医師。製薬会社のＭＲの接待に行った役です。無能まではいかない

けれど金満体質な役ですね。嫌味の雰囲気をぷんぷんと。この前まで、古畑で

オデコをはたかれてへらへらしていたのががらっと変わりました。さすがですね。

その変身ぶりには脱帽です。しかし髪型がちょっと気の毒なスタイルでした（爆）

柳葉敏郎は普段はだらしないが必ず最後はびしっと決めていいところをさらうの

でしょうね。いかにもはまり役です。あおいと絡めてくるのでしょうか。

そうだ、小山慶一郎クン。ＮＥＷＳのメンバーです。Ｐちゃんと一緒の活動よね。

ぽわーんとしているのですが役の上ではどうしようもないバイト君ってところでした。

まあ、若い人があまり出演していない今クールのドラマのなかでは注目です。

来週が楽しみです。