空手道へっぽこ稽古日誌 An ordinary person's karate practice diary

いい歳こいて空手を学ぶおっさんの備忘録。
23年7月2日に二段になりました。
まだ続けるのこれ?

映画『イコライザー』2014年劇場公開作品/YOUTUBE

2015年11月11日 | 【紹介】映画・TV
映画『イコライザー』 劇場公開バージョン [DVD]
出演: デンゼル・ワシントン, クロエ・グレース・モレッツ, マートン・ソーカス
監督: アントワーン・フークア
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日 2015/07/22
時間: 131 分

19秒で世の中の悪を完全抹消する。
守るべきは少女の“夢”、正すべきは世の“不正”

昼はホームセンターで真面目に働くマッコール(デンゼル・ワシントン)。
元CIAのトップエージェントであったが、現在は静かに暮らしている。
ある夜、娼婦のテリー(クロエ・グレース・モレッツ)と出逢い、
本に関する他愛のない会話を交わす内に、彼女がロシアン・マフィアに
酷い仕打ちを受けていることを知る。
人生に夢さえ抱けず、傷つけられるテリーを助けるため、
夜、マッコールはもう一つの「仕事」を遂行する-。

それは人々を苦しめる悪人を葬り、どんなトラブルも完全抹消すること。
しかし、この「仕事」がきっかけとなり、ロシアン・マフィアが
マッコールを追い詰めて行くが・・・




ストレス解消のため、深夜の衝動買いw

ローソンで、税込み1000円で買えるDVDが店頭に並んでいる。
今回はこれ、映画『イコライザー』。

デンゼル・ワシントン主演。
『グローリー』『マルコムX』『トレーニングデイ』、異色作『悪魔を憐れむ歌』など
多数の主演作品があるが、この人といえば、A・J・クィネルの小説『燃える男』の映画化作品。
映画『マイ・ボディガード』2005年劇場公開
"黒人で、元対テロ特殊部隊出身のクリーシィー"が印象深い。
今回も元CIA工作員という設定らしいが、実にはまっている。

思慮深い、静かなファイターという役どころは共通か。

復讐劇や報復の代理云々という設定だと、
劇中、どこかで感情の吐露や爆発があって、
それがミスを生み、トラブルにつながり、
最後は

 主人公も傷を負い、満身創痍でかろうじて勝ちを拾う。
 敵は滅びたが、主人公の行方は誰もしらない…

というパターンが昨今めっさ多いのだが、
この作品はそれがない。

静かに淡々と秘めた決意が伝わってくるが、
決して荒ぶることなく、冷静に敵を制していく。

物事、こんな風に運べたらいいよなーと思う理想形。

ストレスが本当にない、良作のアクション・サスペンス映画でした。

先日、キアヌ・リーブス主演最新作『ジョン・ウィック』を観たばかりなので、
心情的に「えーまた敵はロシアン・マフィアか」と思ったリもしましたがw

あ、元ネタは1984年から1989年にかけてアメリカ合衆国で放送されたテレビドラマシリーズ
『ザ・シークレット・ハンター』の劇場版なのだそうです。



監督のアントワーン・フークアも大好きな監督です。

デビュー作『リプレイスメント・キラー』にはじまり、
『キングアーサー』
『ティアーズ・オブ・ザ・サン』
『シューター/極大射程』
本当にいい作品が多い、はずれがすくない監督さんです。

今回も実に重厚な絵つくりと、かつ軽快なテンポで見せてくれます。

ちょっと気分がくさくさしている方には、おすすめの一本です。