さようなら伝統の「ブルーバード」 日産、新型セダン「シルフィ」に改め
2012年12月5日(水)13:41 産経新聞
日産自動車は5日、セダン「ブルーバード・シルフィ」を「シルフィ」に改め、7年ぶりに全面改良して発売した。「上質とくつろぎ」をコンセプトに、車体幅を前モデルより65ミリ広げるなど車内の快適性を高め、「退職世代の夫婦」を主なユーザー層として狙う。一方で、昭和34年の「ダットサン・ブルーバード」発売から半世紀にわたり、日産を代表してきた伝統の車名「ブルーバード」が役目を終えた。
先代モデルの搭載エンジンは排気量1500ccと2000ccの2種類だったが、新型シルフィでは1800ccに統一した。
車体幅を1760ミリに広げたことで、ナンバープレートの区分は普通乗用車の「3ナンバー」に変わる。一方、最小回転半径は先代モデルより0.1メートル短い5.2メートルに抑え、取り回しを良くした。
価格は193万7250~238万9800円。月間販売目標は600台。
日産は新型シルフィを「世界戦略車」と位置付け、まず今年7月に中国へ投入、続いてタイでも生産・販売を始めている。国内向けは追浜工場(神奈川県横須賀市)で生産する。2016年までに120カ国・地域に投入し、年間50万台の販売を目指す計画だ。
2000年発売の初代と05年の先代モデルでは、車名が「ブルーバード・シルフィ」だったが、新モデルで「シルフィ」に統一。「ブルーバード」は「セドリック」や「グロリア」と並んで日産を代表する車名だった。
2012年12月5日(水)13:41 産経新聞
日産自動車は5日、セダン「ブルーバード・シルフィ」を「シルフィ」に改め、7年ぶりに全面改良して発売した。「上質とくつろぎ」をコンセプトに、車体幅を前モデルより65ミリ広げるなど車内の快適性を高め、「退職世代の夫婦」を主なユーザー層として狙う。一方で、昭和34年の「ダットサン・ブルーバード」発売から半世紀にわたり、日産を代表してきた伝統の車名「ブルーバード」が役目を終えた。
先代モデルの搭載エンジンは排気量1500ccと2000ccの2種類だったが、新型シルフィでは1800ccに統一した。
車体幅を1760ミリに広げたことで、ナンバープレートの区分は普通乗用車の「3ナンバー」に変わる。一方、最小回転半径は先代モデルより0.1メートル短い5.2メートルに抑え、取り回しを良くした。
価格は193万7250~238万9800円。月間販売目標は600台。
日産は新型シルフィを「世界戦略車」と位置付け、まず今年7月に中国へ投入、続いてタイでも生産・販売を始めている。国内向けは追浜工場(神奈川県横須賀市)で生産する。2016年までに120カ国・地域に投入し、年間50万台の販売を目指す計画だ。
2000年発売の初代と05年の先代モデルでは、車名が「ブルーバード・シルフィ」だったが、新モデルで「シルフィ」に統一。「ブルーバード」は「セドリック」や「グロリア」と並んで日産を代表する車名だった。