
BABジャパン発行の『月刊秘伝』1999年5月号です。まだ現在のような大型本になる前の版型ですね。この本で鹿島神流、柳生心眼流、天心流拳法、明府真影流(手裏剣術)などを知り、その後日本武術についていろいろ見聞を広めることになりました。
本書は既に版元のBABジャパンでもバックナンバーがないものなので、ISBNや規格などは省きます。
巻頭特集の「不敗伝説 國井善弥と鹿島神流」という文字に惹かれて買った記憶があります。
この本ではじめて國井善弥師範の名前を知りました。
昭和の時代、「剣道は竹刀遊戯、柔道は雑巾ダンス」と罵倒し、自らの道場に「道場やぶり勝手たるべし」と掲げて歓迎し、剣道のみならず空手・柔道・合気道・ボクシングまで、現れた道場やぶりをかたっぱしから叩き伏せた"最後の剣豪"鹿島神流第18代宗家 國井善弥師範の不敗と生涯現役の内幕を伝えるものでした。
先日、「武術家・武道家・武術研究家がその著述で、《現代武道は体育化されて実戦では使えない》など価値を蔑み貶めることがあり、驚くことがある」と書きましたが、実際の強さを立会いで証明した人がいたことにも当時驚きました。
「すげぇひとがいたもんだな…」ここまで徹底されるとグウの音もでませんよね。
柳生心眼流の紹介で、東京で指導される吉田朗師範のところに、漫画家 安彦良和さんが当時月刊漫画誌「ミスターマガジン」連載中の『王道の狗』で、"敵役で登場する男が使う武術"として取材にきたエピソードが印象に残っています。
本書は既に版元のBABジャパンでもバックナンバーがないものなので、ISBNや規格などは省きます。
巻頭特集の「不敗伝説 國井善弥と鹿島神流」という文字に惹かれて買った記憶があります。
この本ではじめて國井善弥師範の名前を知りました。
昭和の時代、「剣道は竹刀遊戯、柔道は雑巾ダンス」と罵倒し、自らの道場に「道場やぶり勝手たるべし」と掲げて歓迎し、剣道のみならず空手・柔道・合気道・ボクシングまで、現れた道場やぶりをかたっぱしから叩き伏せた"最後の剣豪"鹿島神流第18代宗家 國井善弥師範の不敗と生涯現役の内幕を伝えるものでした。
先日、「武術家・武道家・武術研究家がその著述で、《現代武道は体育化されて実戦では使えない》など価値を蔑み貶めることがあり、驚くことがある」と書きましたが、実際の強さを立会いで証明した人がいたことにも当時驚きました。
「すげぇひとがいたもんだな…」ここまで徹底されるとグウの音もでませんよね。
柳生心眼流の紹介で、東京で指導される吉田朗師範のところに、漫画家 安彦良和さんが当時月刊漫画誌「ミスターマガジン」連載中の『王道の狗』で、"敵役で登場する男が使う武術"として取材にきたエピソードが印象に残っています。