空手道へっぽこ稽古日誌 An ordinary person's karate practice diary

いい歳こいて空手を学ぶおっさんの備忘録。
23年7月2日に二段になりました。
まだ続けるのこれ?

井岡一翔V1!最強挑戦者に完勝/11.08.11/サンケイスポーツ

2011年08月11日 | 【NEWS】
井岡一翔V1!最強挑戦者に完勝/BOXING
2011年8月11日(木)08:00 サンスポ・コム

WBC世界ミニマム級タイトルマッチ(10日、東京・後楽園ホール、観衆=2100)王者・井岡一翔(22)=井岡=が同級1位のフアン・エルナンデス(24)=メキシコ=に最大7ポイント差をつける3-0の判定勝ち。KOこそ逃したが完勝で初防衛に成功した。陣営では年末に、同門で同期生の東洋太平洋Lフライ級王者・宮崎亮(22)の世界初挑戦と併せたダブルタイトル戦を想定。他団体との統一戦を含め、V2戦へ夢が広がる。

最終12回終了のゴングが鳴った瞬間、井岡は両手を高く突き上げた。2月のベルト奪取時のような涙はなかった。漂ったのは王者の風格。井岡がランク1位の最強挑戦者を圧倒した。

「相手は思っていた以上に強かったですけど、会場に足を運んでくださった方の声援も力になりました」

初めて立った“聖地”後楽園ホールのリング。1回こそ左フックをまともにくらい、ふらつく場面もあったが、以後は完全にペースを握った。とても8戦目とは思えない落ち着きぶりで、左ボディー、顔面への右ストレートと上下に打ち分け、エルナンデスを追いつめた。KOは逃したが、ジャッジ3人の点差は7、6、4ポイント。日本選手最短のデビュー7連勝で世界王座を奪取した実力を示す圧勝だった。

王座奪取より難しいとされる初防衛戦の壁を越えたが、これは通過点に過ぎない。陣営では年末に、井岡のV2戦と、東洋太平洋Lフライ級王者・宮崎の世界初挑戦とのダブル世界戦開催を想定している。興国高時代、同じボクシング部の同期だった宮崎は、井岡ジム最初の興行でメーンを張ったジムの“秘蔵っ子”でもある戦友だ。

「本当はKOで勝ちたかったけど、それを課題として、もっと強くなった姿をみなさんに見せたい。ベスト王者目指し、頑張っていきたい」

そう誓う井岡の青写真はV2後に2階級制覇。より強い相手を望み日本初の他団体との統一戦の可能性もある。常々、日本人でだれも成し遂げていない4階級制覇を公言する22歳の若き王者の夢は、尽きることはない。