21万人超、不一致の可能性…年金記録と台帳
5月17日(木)21時29分配信 読売新聞
日本年金機構は17日、国民年金と厚生年金の加入者計約3030万人のうち、コンピューターで管理している年金記録と原簿の紙台帳の内容が一致していない人が、約21万2000人に上る可能性があることを明らかにした。
加入者1万2000人を対象にしたサンプル調査で判明したもので、同日の厚生労働省の年金記録回復委員会(磯村元史委員長)で明らかにした。
サンプルでは、コンピューター管理の記録と紙台帳の両方があり、それらが一致しなかったのは、国民年金の加入者5057人のうち7人、厚生年金と国民年金に加入する1890人のうち30人、厚生年金のみ加入する2853人のうち28人で、計65人だった。
このうち、資料の精査で年金加入記録が回復し、受給額が増えるのは48人で、平均73万1000円(生涯額)の増額となる。また、5人は受給額が減り、平均5万8000円(同)の減額となった。残る12人の受給額は変わらなかった。
最終更新:5月17日(木)21時29分
5月17日(木)21時29分配信 読売新聞
日本年金機構は17日、国民年金と厚生年金の加入者計約3030万人のうち、コンピューターで管理している年金記録と原簿の紙台帳の内容が一致していない人が、約21万2000人に上る可能性があることを明らかにした。
加入者1万2000人を対象にしたサンプル調査で判明したもので、同日の厚生労働省の年金記録回復委員会(磯村元史委員長)で明らかにした。
サンプルでは、コンピューター管理の記録と紙台帳の両方があり、それらが一致しなかったのは、国民年金の加入者5057人のうち7人、厚生年金と国民年金に加入する1890人のうち30人、厚生年金のみ加入する2853人のうち28人で、計65人だった。
このうち、資料の精査で年金加入記録が回復し、受給額が増えるのは48人で、平均73万1000円(生涯額)の増額となる。また、5人は受給額が減り、平均5万8000円(同)の減額となった。残る12人の受給額は変わらなかった。
最終更新:5月17日(木)21時29分