亀田興毅選手の名誉毀損、小学館に賠償命令/12.03.27/読売新聞

亀田興毅選手の名誉毀損、小学館に賠償命令
2012年3月27日（火）19:14 読売新聞

プロボクサーの亀田興毅選手（２５）が「週刊ポスト」の記事で名誉を傷付けられたとして、発行元の小学館などに２０００万円の慰謝料などを求めた訴訟で、東京地裁（都築政則裁判長）は２７日、同社側に３００万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

問題となったのは、２０１０年５月１４日号に掲載された「不自然な『バンデージの封印』を徹底追及！」などの見出しの記事。元プロボクサーの内藤大助さん（３７）との世界タイトルマッチにおける亀田選手の不正疑惑などを報じた。判決は、見出しと前文について「誇張表現として許される範囲を逸脱し、社会的な評価を低下させた」として名誉毀損の成立を認めた。

小学館広報室の話「判決には承服しがたい点があり、精査して今後の対応を検討する」