石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

感性のホコリ

2009-08-23 08:15:44 | Weblog
末の娘カナが 少女バレーを通して校区のお寺の子供座禅会に参加した。

臨斉宗のこのお寺は、仕事でもお世話になっており
西国巡礼でもお世話になっている大きなお寺さんだ。

ここで子供達は、写経をしたり座禅をしたり
お寺のお掃除やお手伝いをして
夏休みの一日を過ごす。
夜には花火をすることになっている。

30歳前後の若住職と、大阪からお嫁に来られた若奥さんとで
子供達の面倒をみてくださった。

夜にお迎えにいくと
「どうぞ、上がって子供達の様子をみてください」とのこと。

広~い本堂にはいると 大勢の子供達が
丁度、夕食のカレーをいただいているところ。
ごちそうさまの挨拶をして片付けをして
お楽しみの花火の準備が始まる。

子供達の嬉しそうな笑顔はさることながら
この若住職夫妻の、若さとパワーと一生懸命さに
心を打たれた。
確か、このあいだ待望の赤ちゃんが産まれたと聞いた。

その赤ちゃんは お婆ちゃんたちが見ておられるのだろうか

たくさんのお転婆さんや やんちゃさんを相手に
お二人で、子供に負けないくらいの笑顔で
お世話してくださる様子に こちらも嬉しくなった。
現代っ子を一日、預かっていろいろなことを
教えるのは大変骨の折れることだと思う。

言葉の端々に、仏教の精神を伝えようとされていることもうかがえる。

ふと、自分が若住職くらいの年齢だったことを思い出した。
今と比べて もっと何事も新鮮で
自分自身もパワーとエネルギーに満ちていたと思う。
もっと真剣で、もっと一生懸命だったように思う・・

今まで
いろんな経験を積んで、学んできたと思うけれど
同時に 何か大事なものにホコリがかぶってるような気持ち・・
あえて自分にグサッとくる言葉を使えば
「くたびれてる」??

若さは 取り戻すことは不可能だけど
感性のホコリをはらい、くしゃっとなったシワを
ピーンと伸ばす気持ちを持ちたい。
座禅会のお迎えに行って、「気付き」ました
コメント (2)
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