皆様、こんばんは。
事務局です。
7日で、丸栄百貨店様主催の催事「鉄道模型展」は終了となりました。
しかし、主要なブースや売場の紹介が終わっていません。
引き続き、紹介をしていきます。
前回の続きになります。
主要なブースや売場を紹介していきます。
(11)カツミ様―――――――――
こちらも繰り返しになります。
HOゲージの車両やストラクチャーを製造・販売されている、歴史がたいへんに長いメーカーです。
上の写真の通り、ブース左側には、新製品の紹介と、売れ筋商品等が陳列されていました。
今年は、JR西日本683系0番台交直流特急電車や新幹線車両の陳列が中心でした。
その中、名古屋鉄道8800系パノラマDXの発売案内がありました。
今、全国各地で、クルーズトレインが流行っていますが、クルーズトレインの走りにあたる車両になります。
右側には、車両キット製作実演をおこなう、作業台が置かれていました。
作業台は机が4台あるタイプで、製作実演の他に、車両キットを組まれるお客様に直接、ノウハウ等の指導ができるようになっていました。
2年前、職人様が、「お客様を育てないといけない」とおっしゃっていました。
今年も、興味を持ったお客様に、車両キット製作ノウハウを、職人様はお伝えしていました。
真鍮製の車両キットを、ハンダコテ1本で組み立てる作業は、自己流では上手くいきません。
職人様のお話を聞きながら、作業の手順を覚えて、良く分からないところを指導していただくと、車両キット組み立ての技術が、早く習得できると思います。
カツミ様のブース斜め前には、カツミ様が所有されています、HO(16番)ゲージ専用の大型組み立てレイアウトが展示されていました。
迫力ある16両編成の新幹線が走っていました。
カツミ様は、無料会場にも商品を陳列されていました。
下の写真は、無料会場に置かれたショーケースです。
今年はオリジナル商品や線路などに加えて、ワールド工芸様の「JR東海・キヤ97系事業用気動車」が並んでいました。
(12)アスターホビー様―――――
また繰り返しになります。
1番ゲージ(縮尺1/32又は1/30.5。線路幅45mm)鉄道模型を製造・販売されているメーカーです。
上の写真はブース全体を撮ったものです。
1975年設立ですが、ライブスチーム(※)業界では、世界的に知名度が高い会社です。
※動態保存の蒸気機関車や蒸気機関模型など、実際に実働する蒸気機関の総称になります。
現在、1番ゲージには、以下の2つの動力システムがあります。
(1)スチーム動力
(2)電気動力
(1)スチーム動力とは、燃料をボイラー内で燃やすことにより、水を水蒸気に変え、水蒸気の圧力でピストンを動かす、蒸気機関車と同じ原理の動力になります。
模型を走らせるためには、手動給水ポンプを使って、ボイラーに水を送り、通風機(ブロアー)を使って、ボイラー全体を温めます。
室温によって変わるそうですが、模型が走るようになるためには、だいたい40分ぐらいの時間がかかるそうです。
前にも書きましたが、スチーム動力を一般的には、「ライブスチーム」と言います。
蒸気機関車の模型で使われる動力です。
ちなみに水蒸気の圧力は4キロだそうです。
(2)電気動力とは、蓄電池に貯めた電気をモーターに流して、モーターの回転力を動力にしているものです。
電気機関車やディーゼル機関車、電車の模型で使われる動力です。
1番ゲージは模型のサイズが大きいですので、迫力がありますし、野外で走らせることが可能です。
「庭園鉄道」として紹介される鉄道模型の多くは、1番ゲージ鉄道模型になります。
ちなみに線路1本の長さは60cmで、枕木は硬質樹脂製、レールは真鍮製になっています。
レールとレールを繋ぐジョイントも真鍮製でした。
期間中、営業様お一人で、ブースを切り盛りされていらっしゃいました。
次回に続きます。
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