皆様、こんばんは。
事務局です。
2日の一宮市内は、寒いものの、晴れの良い天気になりました。
本日の私(寺西)は、現場作業と見積もり作業などでした。
市内にあります、多くの公立中学校では、3年生を「送る会」(学校によって名称が違います)が開催されました。
「送る会」が盛り上がって、下校時間が繰り下がる中学校がありました。
前回の続きになります。
(番外2)家事関連費について――――――――――
家事関連費とは、ひとつの支出が、業務用と家事用、両方に関わりがある費用です。
家事関連費について、項目別に、按分(あんぶん)基準の例を、以下に書いていきます。
・土地や建物などの賃貸料は床面積の割合。
・減価償却費・固定資産税・自動車税等は、建物に関するものは床面積等の割合、自動車等に関するものは使用頻度。
・火災保険料・自動車保険料は、建物に関するものは床面積等の割合、自動車等に関するものは使用頻度。
・ガソリン代・車検費用等は使用頻度。
・建物や自動車等の修繕や借入金により購入した際に支払う利息は、建物に関するものは床面積等の割合、自動車等に関するものは使用頻度。
・電気代は、[ワット数×使用時間]または使用頻度。
・ガス料金・水道料金・灯油代等は、使用時間または使用頻度。
・電気料金・インターネット接続料金は、使用時間または使用頻度。
・その他のすべての家事関連費は、帳簿に取引内容を記載することで、明らかにした業務に必要な部分に相当する金額。
按分は、
1.面積割合
2.使用時間
3.使用頻度
を総合的に勘案して、必要経費になる部分(業務用)と、ならない部分(家事用)の金額を、合理的に計算しましょう。
必要経費にならない家事用部分は、「事業主貸」勘定を使って、必要経費から、その金額を除きます。
按分を記帳するにあたっては、
(1)その支出のつど区分経理する方法、
(2)決算整理の際、1年分を一括して区分経理する方法、
があります。
(番外3)現金管理について―――――――――――
事業用の現金と、家計用の現金は、別々に管理しましょう。
そして、毎日の記帳の後、現金出納帳の帳簿上の残高(帳簿残高)と、実際の残高(実際残高)を突き合わせましょう。
もし金額が一致していない場合は、記帳漏れや記帳の間違いがあります。
間違いの原因を明らかにしてから、記帳をしましょう。
・「生活費として家計に現金10万円を出金した」は、事業主“貸”になります。
・事業主が家計に“貸した”と覚えます。
―――お金の動き―――
企
業→(事業主“貸”)→家
会←(事業主“借”)←計
計
―――――――――――
・「事業用資金として家計から現金10万円を入金した」は、事業主“借”になります。
・事業主が家計から“借りた”と覚えます。
事業から家計に現金が動いた時は「事業主貸」勘定、
家計から事業に現金が動いた時は「事業主借」勘定
を使って記帳しましょう。
逆の仕訳をしますと、貸方、借方の金額が合わない原因になります。
次回に続きます。
ブログに関するご感想・ご意見・クレーム等は、ブログのコメントや携帯電話にお願いします。
事務局です。
2日の一宮市内は、寒いものの、晴れの良い天気になりました。
本日の私(寺西)は、現場作業と見積もり作業などでした。
市内にあります、多くの公立中学校では、3年生を「送る会」(学校によって名称が違います)が開催されました。
「送る会」が盛り上がって、下校時間が繰り下がる中学校がありました。
前回の続きになります。
(番外2)家事関連費について――――――――――
家事関連費とは、ひとつの支出が、業務用と家事用、両方に関わりがある費用です。
家事関連費について、項目別に、按分(あんぶん)基準の例を、以下に書いていきます。
・土地や建物などの賃貸料は床面積の割合。
・減価償却費・固定資産税・自動車税等は、建物に関するものは床面積等の割合、自動車等に関するものは使用頻度。
・火災保険料・自動車保険料は、建物に関するものは床面積等の割合、自動車等に関するものは使用頻度。
・ガソリン代・車検費用等は使用頻度。
・建物や自動車等の修繕や借入金により購入した際に支払う利息は、建物に関するものは床面積等の割合、自動車等に関するものは使用頻度。
・電気代は、[ワット数×使用時間]または使用頻度。
・ガス料金・水道料金・灯油代等は、使用時間または使用頻度。
・電気料金・インターネット接続料金は、使用時間または使用頻度。
・その他のすべての家事関連費は、帳簿に取引内容を記載することで、明らかにした業務に必要な部分に相当する金額。
按分は、
1.面積割合
2.使用時間
3.使用頻度
を総合的に勘案して、必要経費になる部分(業務用)と、ならない部分(家事用)の金額を、合理的に計算しましょう。
必要経費にならない家事用部分は、「事業主貸」勘定を使って、必要経費から、その金額を除きます。
按分を記帳するにあたっては、
(1)その支出のつど区分経理する方法、
(2)決算整理の際、1年分を一括して区分経理する方法、
があります。
(番外3)現金管理について―――――――――――
事業用の現金と、家計用の現金は、別々に管理しましょう。
そして、毎日の記帳の後、現金出納帳の帳簿上の残高(帳簿残高)と、実際の残高(実際残高)を突き合わせましょう。
もし金額が一致していない場合は、記帳漏れや記帳の間違いがあります。
間違いの原因を明らかにしてから、記帳をしましょう。
・「生活費として家計に現金10万円を出金した」は、事業主“貸”になります。
・事業主が家計に“貸した”と覚えます。
―――お金の動き―――
企
業→(事業主“貸”)→家
会←(事業主“借”)←計
計
―――――――――――
・「事業用資金として家計から現金10万円を入金した」は、事業主“借”になります。
・事業主が家計から“借りた”と覚えます。
事業から家計に現金が動いた時は「事業主貸」勘定、
家計から事業に現金が動いた時は「事業主借」勘定
を使って記帳しましょう。
逆の仕訳をしますと、貸方、借方の金額が合わない原因になります。
次回に続きます。
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