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かねうりきちじの横浜・喫茶店めぐり

珈琲歴四十年の中の人が、珈琲豆荷揚げ量日本一を誇る横浜港のある町の喫茶店でタンザニア産コーヒーを飲み歩きます

あこがれの夢殿~久しぶりの法隆寺⑩

2012年11月12日 | 旧ブログ記事(文化財関係)
崩れそうな築地塀を見た後は、いよいよ東院伽藍です。

重要文化財の四脚門をくぐると・・・・・

西から

夢殿です。

天平11年(739)頃に創建された当初は「八角仏殿」と、そのものズバリの名でしたが、平安時代初めにはすでに「夢殿」と呼ばれていたようです。



本尊は、建立者聖徳太子の姿を写しとった救世(くぜ)観音像です。

ある年齢以上の方なら、夢殿といえば聖徳太子とともに旧1万円札を思い出すのではないでしょうか。

肖像が聖徳太子で透かしが夢殿の、日本最初の1万円札は、kaneurikichiji が中学生の時に福澤諭吉に代わってしまったので、使ったことがないのですが、それでもなぜか1万円札といえば聖徳太子のを思い浮かべてしまいます。

子どもにとって(今でもですけど)、1万円は大金で、その象徴として刷り込まれているのでしょうね。