天平ろまん館を見学した後、すぐ近くの黄金山産金遺跡に行って来ました。
昨日書いたとおり、ここは日本で最初に金が発見された場所だとされているところです。
ここには、今から約1250年前の奈良時代からその名前が見える黄金山神社という神社があり、お参りすることもできます。
奈良時代、金は、岩盤の金鉱脈から掘り出すのではなく、川の土砂から砂金を選別することによってしか得られませんでした。
ですので、ここ黄金山産金遺跡には、山口県の古代銅山・長登銅山跡のように坑道があるわけではありません。
が、ここには金が発見された当時すでに存在していた神社、黄金山神社がいまでもあります。
発掘調査の結果、黄金山神社の拝殿の周辺から奈良時代の建物跡が見つかっています。 出土したものの中に、天平と刻まれた六角錐の宝珠があることから、この建物は平面が六角形をした六角堂だったと推定されているようです。
境内には音声ガイドがあり、それによれば黄金山神社の祭神は天照大神・金山彦命・猿田彦命で、金運にも御利益があるとか。
ちょうど年末ジャンボの時期なので、金運開運の祈願に行かれてはいかがでしょうか?

黄金山神社というだけあって鳥居は金色です(左)。
鳥居から入ってすぐ左に大友家持の歌碑があります。ここが『万葉集』に納められた歌の最北の地となります。

黄金山神社の本殿(左)。奈良時代のお堂の礎石といわれている石。

奈良時代の想像図。奥に見えるのが六角堂。
昨日書いたとおり、ここは日本で最初に金が発見された場所だとされているところです。
ここには、今から約1250年前の奈良時代からその名前が見える黄金山神社という神社があり、お参りすることもできます。
奈良時代、金は、岩盤の金鉱脈から掘り出すのではなく、川の土砂から砂金を選別することによってしか得られませんでした。
ですので、ここ黄金山産金遺跡には、山口県の古代銅山・長登銅山跡のように坑道があるわけではありません。
が、ここには金が発見された当時すでに存在していた神社、黄金山神社がいまでもあります。
発掘調査の結果、黄金山神社の拝殿の周辺から奈良時代の建物跡が見つかっています。 出土したものの中に、天平と刻まれた六角錐の宝珠があることから、この建物は平面が六角形をした六角堂だったと推定されているようです。
境内には音声ガイドがあり、それによれば黄金山神社の祭神は天照大神・金山彦命・猿田彦命で、金運にも御利益があるとか。
ちょうど年末ジャンボの時期なので、金運開運の祈願に行かれてはいかがでしょうか?


黄金山神社というだけあって鳥居は金色です(左)。
鳥居から入ってすぐ左に大友家持の歌碑があります。ここが『万葉集』に納められた歌の最北の地となります。


黄金山神社の本殿(左)。奈良時代のお堂の礎石といわれている石。

奈良時代の想像図。奥に見えるのが六角堂。