昭和の時代

アナログの時代がなつかしい

節約と吝嗇

2016-07-22 11:31:45 | 日記
 体調が悪く、家に籠もっていると本を読む時間が増えます。
吉田松陰先生(長州人は先生と呼ばねばなりません)語録から。
 舛添都知事の辞職騒動のあった時期です。



 士は倹約と吝嗇の区別を知らねばならない。
吝嗇は己の私欲のためにするものだ。人に与える衣食財器をケチり、よこしまな欲望、
悪知恵をもって人より奪い、贅沢に飲食することで、守銭奴となって死ぬのが落ちである。
 一方、倹約は義を基としており、これは自らの為にするのではなく、人の為にする
のである。


 節約家なのか吝嗇者なのか、次の知事はどうなんだろう。

戦後71年

2016-07-22 10:24:33 | 日記
 後少しで、71回目の終戦記念日を迎えます。
戦後の混乱期を体験している人は私の年齢より上の人でしょう。

 映画やドラマで戦後の情景を描く時、女性は粗末な衣服に、髪はボサボサ、顔は煤を黒く
塗った場面を良く見ます。今のNHKの朝ドラでもありました。

 衣服は粗末で、栄養状態も悪く痩せて、化粧っ気も無かった事は確かです。
しかし、洗顔し、水で濡らしてでも髪を整え、身締りを正して凛としていました。
それが昭和の女性です。

 顔に黒く煤をつけて働く女性は見た事がありませんでした。

ドラマでおかしな場面を見せられると、母親を冒涜された気分になります。