昭和の時代

アナログの時代がなつかしい

地域医療支援病院

2016-02-02 15:46:59 | 日記
 病院に詳しい方は御存知だろうが私は最近知った。
設備の整った大病院が町の医者を支援する制度らしいのである。

 昨年暮、精巣が触るだけで痛むようになり、大きな病院で長く待たされるの
が嫌で、近所の医者にかかった。
 専門外であろう事は解っていたが、医者なら何らかのヒントはくれるだろう
と思ったからである。

 受付の若い女性が
”どうされました?”
女性には話辛い部分で、咄嗟に言葉が出てこない。
”実は、金玉を触ると痛くて”、と、つい金玉と言ってしまった。
”精巣が痛むのですね”
そうだ、精巣だ、精巣と言わなきゃいけなかったんだ。
”そうです、精巣の痛みです”

 しばらくすると、診察室に呼ばれた。この医院の2代目若い先生である。
”精巣が痛むそうですね、ズボンを下ろして”
薄いゴム手袋をして触りまわる。痛い。
”痛いですか?”
”痛いです!”
”はい、ズボンを上げて良いですよ”それで診察は終わった。

”貴男は来る病院を間違えました。ここは内科ですよ、私にこの病気が判る訳が
無いじゃありませんか!”
これには流石の私も、ムッときた。
言い過ぎたと思ったものか、私の顔色を見ての事か、それとも最初からそのつもりか
”紹介状を書きますから、そちらに行って下さい”

 近くの総合病院の地域医療対策室に電話をして予約を取ってくれた。
〇〇先生が居られますから直ぐに行って下さい。
 紹介状を見せると直ぐに診察室に通された。

 この方法、待たずに診てもらえる裏ワザかもしれませんよ。