かねぴ~主任の徒然記

今春、遂に昇進しかねぴ~「係長」になってしまいました。タイトル変更検討中。(笑) コメント・トラックバック大歓迎です。

NHKマイルカップ出走馬確定

2005年05月07日 | 競馬
8日に東京競馬場で行われるNHKマイルカップの枠順抽選が有り、出走馬が確定しました。

枠・馬番・馬名・性令・騎手・厩舎の順
1-1 エイシンヴァイデン(牡3・武幸四郎・瀬戸口勉)
1-2 ペールギュント(牡3・武豊・橋口弘次郎)
2-3 セイウンニムカウ(牡3・安藤勝己・上原博之)
2-4 アイルラヴァゲイン(牡3・横山典弘・手塚貴久)
3-5 コパノフウジン(牡3・佐藤哲三・宮徹)
3-6 パリブレスト(牡3・田中勝春・小島太)
4-7 コスモフォーチュン(牝3・松岡正海・宮徹)
4-8 バブルエスティーム(牡3・小牧太・鈴木康弘)
5-9 ディープサマー(牡3・藤田伸二・山内研二)
5-10 シルクトゥルーパー(牡3・上村洋行・大久保正陽)
6-11 マイネルハーティー(牡3・内田博幸・中村均)
6-12 ラインクラフト(牝3・福永祐一・瀬戸口勉)
7-13 デアリングハート(牝3・後藤浩輝・藤原英昭)
7-14 ビッグプラネット(牡3・蛯名正義・南井克巳)
7-15 マルターズビクター(牡3・勝浦正樹・手塚貴久)
8-16 ストラスアイラ(牡3・吉田豊・小島茂之)
8-17 イヤダイヤダ(牡3・柴田善臣・音無秀孝)
8-18 インプレッション(牡3・松永幹夫・沖芳夫)

私にとっては、天皇賞(春)に続いて難解なレースです。
NHKマイルカップと言えば昔は「外国産馬のダービー」と化していましたが、近年では内国産馬が勝てるところまで来るようになって来ました。日本競馬の将来を考えると喜ばしい傾向だと思います。
今年は桜花賞馬のラインクラフトが、距離適正でオークスに向かわずにNHKマイルカップに出走することになりました。1600mを1:33.5で勝っているうえに、斤量も前走と同じ55キロで出走できるので有利です。牝馬とは言え今までに出走した牝馬(例えばスギノキューティー・レッドチリペッパーなど)と比べると有力と言えると思います。むしろこの馬はシーキングザパール級の評価が出来ると思いますので、当然ここでも勝ち負けになると考えています。あとは初コース・初の左回り・初輸送の影響がどう出るかだと思います。今までの柔軟なレースぶりを見る限り、東京コースへの対応には問題無いと思いますが、当日の馬体重をチェックしてみないと不安が有ります。
武豊騎乗で1番人気が予想されるペールギュント。サンデー×桜花賞2着馬のツインクルブライドという血統だけに距離の向くマイルへの出走だけに人気を集めそうです。ただ前走の皐月賞でデビュー以来最低体重の500キロまで減っていたので、前走からの上積みを望むのは難しそうです。前回東京スポーツ杯2歳Sで輸送した際にマイナス12キロで敗れているだけに、この馬の馬体重も要チェックです。
トライアルのニュージーランドトロフィーを最後方から差し切ったマイネルハーティー。マイネルラヴ産駒という事でマイル戦では非常に魅力が有ります。出遅れ癖が災いして追い込み一辺倒のレースぶりですが、前走で直線の短い中山で差し切った事は大きいです。直線の長い東京に移って末脚が生きるのは間違い無いので、あとは内田博幸騎手の手綱さばきに掛かっているのではないでしょうか。
皐月賞では逃げて13着に敗れたビッグプラネット。桜花賞2着のロンドンブリッジの産駒だけに、マイルの方が向くのは確実です。逃げ一辺倒のレースぶりなので、東京の長い直線がどうかというのが問題ですが、姉のダイワエルシエーロがオークスを勝っているだけにマークする必要が有ると思います。
前走マーガレットSを好タイムで差し切り勝ちしたアイルラヴァゲイン。今までの勝ち鞍は1200~1400m戦に限られていますが、エルコンドルパサー産駒なのでマイルは問題無くこなすと思います。先行しても34秒台の上がりが繰り出せるこの馬の末脚には注意が必要です。
桜花賞でラインクラフトと僅差の競馬で3着だったデアリングハート。前走はデムーロ騎手の好騎乗だった事も否めませんが、小柄な牝馬だけにモマれない東京コースの方が向く事は確実です。ただ今年に入って5戦目、使い詰めのローテーションに不安が有ります。桜花賞の時に藤原調教師も「ベストは1400m」と言っていただけに、最後の200mを乗り切れるかどうかに掛かっていると思います。その辺は乗り替わりの後藤騎手の手腕に掛かっているのかも知れません。
ニュージーランドトロフィーで13着と思わぬ大敗を喫したセイウンニムカウ。他馬との接触で気難しい面を出してしまいましたが、朝日杯などの戦績を見る限り一戦だけで見限るのは早いと思います。鞍上も安藤勝己騎手に戻るので見直す必要がありそうです。
500万-橘S連勝したシルクトゥルーパー。1600m以下では3戦3勝の戦績を残しているので、今回の人気薄の穴馬はこの馬になりそうです。過去のNHKマイルCでは毎日杯出走馬の良績が目立つので、この馬には注意が必要です。ただ過去にマイルCでは前走1200m戦に出走していた馬が連対した例が無いので、不利なデータが有るのも確かですが…
その他にもNZT2着馬のイヤダイヤダ、3着馬でシェイクハンドの子インプレッション、クリスタルC勝ちのディープサマーなどが出走します。

今回のNHKマイルカップのかねぴ~の予想は、
◎ラインクラフト
○マイネルハーティー
▲アイルラヴァゲイン
△ペールギュント
△シルクトゥルーパー
△デアリングハート
注ビッグプラネット
と、明らかに当てに行っている予想です。
連敗を止めたいので、3頭ボックスと△注各馬への流し馬券にしたいと思います。当日の馬体重をチェックして是非当てたいと思います。

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天皇賞(春)回顧 伏兵スズカマンボ差し切り勝ち

2005年05月01日 | 競馬
今日は競馬の天皇賞(春)(GⅠ)が有りました。今年の天皇賞はゼンノロブロイやタップダンスシチーが出走しなかったので、史上稀に見る本命不在の混戦となりました。
レース直前に1番人気は5.4倍でリンカーンになりました。前走で復調を感じさせるレースをしていたとは言え、前年13着に敗れている馬が1番人気になるあたりに今年の混戦ぶりが象徴されていたと思います。
スタート前から雨が降り出した中でスタート。ビッグゴールドが先頭に立ちましたが、それを交わしてシルクフェイマスが先頭に立って引っ張る展開になりました。かねぴ~はレース前に雨が降り出した段階で、この馬が逃げることを予想していました。良馬場条件だった馬だけに、馬場が渋った場合は捨身の逃げしか活路は無いので、四位騎手は勝ちを諦めていなかったという事でしょう。馬が抑えられなかっただけという感じも否定出来ませんが。
差の有る2番手にビックゴールド、好位の内にザッツザプレンティ、外側にヒシミラクルが付けましたが、ヒシミラクルは明らかに折り合いを欠いていました。この段階でヒシミラクルを本命にしたかねぴ~の馬券はダメだと思ってました。
アイポッパーが好位の後ろあたりに付けて良い位置取りに見えましたが、マカイビーディーヴァは後方の位置取りでリンカーン・ハーツクライあたりは最後方でしたので、いくらなんでも届かないと思えました。
シルクフェイマスのペースは淀みなく進み、3コーナーあたりから馬群が一団に固まり、シルクフェイマスに替わってビッグゴールドが先頭に立って4コーナーに入りました。
好位に付けていたヒシミラクル・ザッツザプレンティは後退して、ビッグゴールドが抜け出しました。その内側からスズカマンボが伸びてきて先頭に並びかけて、アイポッパー・トウショウナイト・リンカーン・ハーツクライあたりが上がってきました。
結局13番人気のスズカマンボが3:16:5のタイムで1着でゴールイン。2着は1馬身1/2差で14番人気のビッグゴールド・ハナ差の3着がアイポッパー。3連単は193万馬券の大波乱になりました。
その他の人気馬ではリンカーン6着、マカイビーディーヴァ7着、ヒシミラクル16着、シルクフェイマスは最下位の18着でした。

1着のスズカマンボは3歳時に古馬混合の朝日チャレンジCを制していますが、2000mのレースで相手に恵まれた感が有りました。その後も菊花賞6着・鳴尾記念2着・前走の大阪-ハンブルグCではビッグゴールドの3着に敗れていました。正直、今になってもこの馬が好走した理由が見当たらない感じがしています。安藤勝己騎手のラチ沿いキープの4角イン攻めが効を奏したという事でしょうか。
2着のビッグゴールドは、今回の出走馬の中でブリットレーンと2頭だけが連勝して本番を迎えた馬なので、連勝の勢いがGⅠでも通用したと言う事でしょう。シルクの逃げが離して逃げていたので、ビッグゴールドにとっては2番手でも逃げ同然で展開が向いたとも言えますが、ラップが12秒台で推移して上がり3ハロンが全て11秒台のレースで2着に踏ん張ったのは評価出来ると思います。和田騎手の好騎乗と言えるのではないでしょうか。宝塚記念に出走出来れば面白い存在になると思います。会社の先輩が「JRAのCMでBIGTIMEって言ってるからビッグゴールド」という言葉を聞き流していた事が悔やまれます。
3着のアイポッパーは勝ち馬とほぼ同じ位置取りでしたが、4コーナーの内外の差が最後まで効いたようです。サッカーボーイ産駒の末脚がサンデーサイレンス産駒程では無いという事かも知れません。今回は重賞未勝利で3着ですから善戦と言えるでしょう。
リンカーンは去年に比べれば見所の有るレースだったと思いますが、いかんせん道中の位置取りが後ろ過ぎました。切れ味だけでは他馬を圧倒する程の力は無いと思います。
マカイビーディーヴァは前走に比べれば日本競馬に対応出来ていました。メルボルンCとの10秒のペース差が埋められなかったのと、馬体重が戻らなかったのが敗因でしょう。もっと早く雨が降り出していたら違う結果になっていたかも知れません。
ヒシミラクルはスタートから騎手との折り合いを欠いて大敗してしまいました。やはり叩き良化型だけにトライアルを使えなかった事が悪い方に作用していたと思います。それと今回のレースが上がり勝負になった時点でこの馬に勝機が無かったと言えます。

今回かねぴ~の天皇賞(春)予想は、
◎ヒシミラクル
○アイポッパー
▲マカイビーディーヴァ
△ザッツザプレンティ
△シルクフェイマス
△リンカーン
でしたので、全くカスりもしませんでした。面目無いです。
今年の春のGⅠは難しいレースが続いていますね。次のNHKマイルカップも難しそうですが、なんとか当てて取り戻したいと思っています。

第131回天皇賞(春)(GI)

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天皇賞(春)出走馬確定

2005年04月29日 | 競馬
1日に京都競馬場で行われる天皇賞(春)の枠順抽選が有り、出走馬が確定しました。

枠・馬番・馬名・性齢・騎手・厩舎の順
1-1 ザッツザプレンティ(牡5、岩田康誠・橋口弘次郎)
1-2 アクティブバイオ(牡8、小牧太・崎山博樹)
2-3 アドマイヤグルーヴ(牝5、武豊・橋田満)
2-4 トウショウナイト(牡4、武士沢友治・保田一隆)
3-5 ユキノサンロイヤル(牡8、小野次郎・増沢末夫)
3-6 リンカーン(牡5、福永祐一・音無秀孝)
4-7 シルクフェイマス(牡6、四位洋文・鮫島一歩)
4-8 ヒシミラクル(牡6、角田晃一・佐山優)
5-9 チャクラ(牡5、後藤浩輝・安達昭夫)
5-10 スズカマンボ(牡4、安藤勝己・橋田満)
6-11 ハイアーゲーム(牡4、吉田豊・大久保洋吉)
6-12 マカイビーディーヴァ(牝6、G.ボス・L.フリードマン)
7-13 アイポッパー(牡5、藤田伸二・清水出美)
7-14 サンライズペガサス(牡7、幸英明・石坂正)
7-15 マイソールサウンド(牡6、本田優・西浦勝一)
8-16 ハーツクライ(牡4、横山典弘・橋口弘次郎)
8-17 ビッグゴールド(牡7、和田竜二・中尾正)
8-18 ブリットレーン(牡6、吉田稔・加賀武見)

天皇賞(春)は3200mの長距離戦なので枠順による影響は少ないですが、今回は有力馬不在で10年前にライスシャワーが勝った時と同じくらいの混戦の様相を呈してます。
なにしろ本命に推せる馬が居ない、と言う感じです。オーストラリアからの遠征馬マカイビーディーヴァはエイプリルSで7着に敗れてしまいました。オーストラリアGⅠ3200mのメルボルンC2連覇、3走前の2000mオーストラリアレコードタイムなどの実績は有るんですが、果たして本番でどの程度の力を発揮できるか未知数です。それと去年のメルボルンCの勝ちタイム3:28.5というのを考えると、10秒近くタイムの早い天皇賞のペースに合わせられるかという問題も有ります。
ヒシミラクルは叩き良化型にも関わらず2ケ月ぶりのレース。前走の京都記念3着と復調を感じさせるようなレースぶりでした。この馬の場合はステップレースの成績は度外視して大丈夫なのですが、叩き良化型の同馬にとって浅屈腱炎は影響が大きいのかも知れません。京都記念後の阪神大賞典に出走出来なかった事に不安を感じます。GⅠ3勝の実績と、長距離GⅠでの強さはこのメンバーでは別格だと思います。
前哨戦の阪神大賞典で2着と健闘したアイポッパー。今年の上がり馬としてはこの馬だと思います。ヒシミラクル・ナリタトップロードの例を出すまでもなくサッカーボーイ産駒の長距離適正は優秀ですし、得意の京都コースという事を考えると、重賞未勝利とは言え警戒しなければいけない馬だと思います。阪神大賞典では横綱相撲のレースで惜敗なので、一番強さを見せたのはこの馬だと思ってます。
阪神大賞典で3着と久々で好走したリンカーン。菊花賞2着・去年の阪神大賞典1着と長距離に実績の有る馬だけに休養明け2戦目の今回は警戒が必要だと思います。ただ去年の春の天皇賞13着は負けすぎです。14戦して重賞1勝という格から考えると実力以上に人気が買い被り過ぎなのでは、と思います。
エリザベス女王杯連覇のアドマイヤグルーヴは「混戦の武豊頼り」で人気になっています。過去に2400m以下のレースしか走っておらず、しかも2400mで勝ちの無い馬だけに距離が不安です。ただ、普通に考えても不安要素の多いレースに出走して来るという事は、なんらかの勝算が有るのかも知れません。武豊がリンカーンではなく、この馬に乗るという事はある程度警戒する必要が有るでしょう。
前哨戦の産経大阪杯を制したサンライズペガサス。GⅠでも実績の有る実力馬が脚部不安から復帰したので本番でもある程度人気になりそうです。しかしこの馬も勝ち鞍は2200m以下に限られていますし、京都コースは連対実績すら有りません。長距離克服・脚部不安・苦手のコースと課題が揃っているだけに今回は馬券を買い辛いです。
阪神大賞典を勝ったマイソールサウンドはタマモクロス産駒で期待出来ますが、マイラーズCや京都金杯など今までは1600mに使われて来ました。前走の成績と血統から見れば天皇賞にも向くと思いますが、この馬は距離適正が掴みにくい馬ですね。
その他の有力馬ではザッツザプレンティは故障休養明けで脚部不安、ハーツクライはダービー2着以来の成績不振、シルクフェイマスは重馬場とは言え前走大敗、ビッグゴールドは重賞未勝利などの不安要素が有ります。

今回かねぴ~の天皇賞(春)予想は、過去の実績と現在の調子の2方向から予想して、
◎ヒシミラクル
○アイポッパー
▲マカイビーディーヴァ
△ザッツザプレンティ
△シルクフェイマス
△リンカーン
といった感じで、馬券は◎○▲の馬連ボックスと△への馬連流しで勝負しようと思っています。
それにしても今回は難解なレースなので、当日の馬体重を見ないと不安で買えない感じがします。頑張って予想して皐月賞の負けを取り戻します。

土曜日はダービートライアルの青葉賞が有ります。ディープインパクトの対抗馬と目されているダンツキッチョウが出走します。ディープインパクトがスターホースになるためには強力なライバルが欲しいところなので、ここは是非強い勝ち方を見せて欲しいと思いますが、かねぴ~の期待馬は大好きだったイブキニュースターの子イブキレボルシオンです。Hail To Reason 3×4のインブリードを持つサンデー×ニジンスキーの血統なので、ダンス兄弟クラスの活躍を期待しています。
他にもローエングリンの弟ブレーブハート、マンハンタンカフェの弟ニューヨークカフェなども出走するので楽しみにしています。

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皐月賞回顧 ディープインパクト圧勝

2005年04月17日 | 競馬
今日は競馬の皐月賞(GⅠ)が有りました。注目は何と言っても前哨戦の弥生賞を快勝して単勝1.3倍の圧倒的一番人気のディープインパクトです。今までのレースはいずれも直線の豪脚で勝っていますが、初めての多頭数、デビュー以来の馬体重の減少、弥生賞でも苦戦の原因になった中山の短い直線などの課題をクリア出来るかどうかが問題でした。
パドックで見た感じではディープインパクトの仕上がり具合・気合・落ち着きぶりは素晴らしいと思いました。減りつづけている馬体重は今回も-2キロで444キロまで減りましたが、馬体を見ている限り全く問題無さそうです。
その他の馬でもアドマイヤの2頭(アドマイヤジャパン・アドマイヤフジ)、マイネルレコルトあたりは仕上がりが良さそうに見えましたが、ヴァーミリアンは今一つと言った感じで、ダンスインザモアもあまり目立っていませんでした。
レースはスタート前にアドマイヤジャパンのゲート入りにてこずった事で大きな波乱が起きました。ディープインパクトがスタートで躓いて左にヨレて2~3馬身出遅れました。ゲート入りさせる為に使ったムチの音で脅えたようです。一瞬ノーリーズンの菊花賞を思い出しましたが、武豊騎手はなんとか立て直して1コーナーに向かいます。
先頭にはビッグプラネットが立ちました。コンゴウリキシオー・エイシンヴァイデンあたりが続き、アドマイヤジャパンはその直後の好位置に付けました。激しく先行争いをしているのでペースが早そうです。ディープインパクトは2コーナー過ぎから進出を開始して中団まで上がってきました。3コーナーでローゼンクロイツ・ヴァーミリアンあたりは行き足が悪く、アドマイヤジャパン・マイネルレコルトが先頭に並び掛けて来ました。ディープインパクトは初めてムチを入れながら大外を回って先頭集団の後ろまで上がってきました。
直線に向いてアドマイヤジャパン・マイネルレコルトが先頭に立ちましたが、大外を回ってディープインパクトが余裕を持って先頭に立ちました。今回は手前をちゃんと替えていて、一気に後続を引き離しに掛かりました。その後ろから社台の勝負服が1頭抜け出してきました。10番のシックスセンスです。2コーナーあたりからディープインパクトの内側で一緒に進出していて行きっぷりが良かったのですが、一気に2番手まで上がって来ました。
結局ディープインパクトは2馬身1/2差を付けて快勝。2着は12番人気のシックスセンス。アドマイヤジャパンが3着。2歳チャンピオンのマイネルレコルトが4着。アドマイヤフジが5着でした。
皐月賞は牡馬三冠レースの中で一番紛れが起きやすいレースなので、ディープインパクトが取りこぼすとしたらここだろうと思っていました。スタートで出遅れた時はヒヤッとしましたが、早めに追い上げて4コーナーで先頭に並びかける積極的なレース運びでも上がり34.0秒と末脚は全く鈍らなかったので、この馬は展開面で相当な柔軟性を持っているようです。1走ごとに進化しているので、ダービーではまた新たな一面を見せてくれるでしょう。東京は初コースになりますが、中山以上に末脚の生きるコースは問題無いでしょう。初めての左回りを克服出来るかどうかだと思います。
それにしても皐月賞は本命が圧勝する時に限って人気薄が2着に入りますね。
今回の予想は、
◎ディープインパクト
△アドマイヤジャパン
△ヴァーミリアン
△ダンスインザモア
△ペールギュント
△マイネルレコルト
といったところで、ディープインパクトから馬単・3連単流しで買ったんですが、お約束の1着3着4着でした。
過去にもシャコーグレイド・サクラスーパーオー・タイガーカフェで3度も痛い目に遭っていながら、今回は4度目の失敗をしてしまいました。
ダービーはディープインパクトの2冠達成を期待して見たいと思います。今度は馬券も当てたいものです。

実は時事ネタ絡みでアドマイヤの2頭が「フジ」「ジャパン(ニッポン放送)」ってところで「時事ネタ馬券」なのかな~とも思いましたが、「ディープインパクト」「シックスセンス」の「映画タイトル馬券」になるとは予想も出来ませんでした。

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皐月賞出走馬確定

2005年04月15日 | 競馬
17日に中山競馬場で行われる皐月賞の枠順抽選が有り、出走馬が確定しました。

枠・馬番・馬名・騎手・厩舎の順
1-1 アドマイヤフジ(福永祐一・橋田満)
1-2 トップガンジョー(小牧太・和田正道)
2-3 マイネルレコルト(後藤浩輝・堀井雅広)
2-4 コンゴウリキシオー(藤田伸二・山内研二)
3-5 ヴァーミリアン(M.デムーロ・石坂正)
3-6 ビッグプラネット(柴田善臣・南井克巳)
4-7 ペールギュント(池添謙一・橋口弘次郎)
4-8 ストラスアイラ(吉田豊・小島茂之)
5-9 ダイワキングコン(北村宏司・増沢末夫)
5-10 シックスセンス(四位洋文・長浜博之)
6-11 パリブレスト(田中勝春・小島太)
6-12 タガノデンジャラス(安田康彦・松田博資)
7-13 ローゼンクロイツ(安藤勝己・橋口弘次郎)
7-14 ディープインパクト(武豊・池江泰郎)
7-15 エイシンヴァイデン(武幸四郎・瀬戸口勉)
8-16 アドマイヤジャパン(横山典弘・松田博資)
8-17 スキップジャック(勝浦正樹・高橋裕)
8-18 ダンスインザモア(蛯名正義・相沢郁)

先週の桜花賞と違って、中山競馬場の2000mコースはコーナーが4つ有るので枠順による有利不利が少ないので、好位に付ける馬でなければ外枠でも問題が少ないので予想がしやすいです。
今年の皐月賞、というより牡馬三冠レースは全てディープインパクトが中心と言って間違い無いと思います。その三冠レースの中で一番コースによる紛れで有力馬が敗退する可能性が高いのが皐月賞と言えます。7枠14番という枠は偶数枠でゲートへも後入れになるので出遅れの心配が少なくて良いでしょう。しかし前々日発売の単勝1.0倍というのは買被り過ぎです。「中山競馬場2000mで行われる皐月賞」は不確定要素が有りますので、10回走って10回ともディープインパクトが勝つ程の確実性は無いと思われます。まあ当日までには多少は下がるでしょうが…
ディープインパクトは前走弥生賞で中山2000mで僅差ながら快勝しました。スローで明らかに先行有利な展開を後方から差し切り勝ちした内容を考えれば、皐月賞でも本命視しています。ただし今までのレースに比べて出走頭数が一気に増えるので、前3走とも後方からの競馬になっているディープインパクトにとって馬群を捌けるのかが問題です。前走のように大外を回して勝てるほど他馬との実力差が開いているのでしょうか?前走はゴールまで手前を替えずに走っていたり、不安要素は少なからず有りそうです。
離れた2番人気はローゼンクロイツになりました。ローズバドの全弟で注目されていますが、弥生賞での直接対決を避けて毎日杯を使って快勝して来ました。2000mでの重賞勝ちは強調材料になりそうですが、勝ちタイムが遅かったのが不安です。今年の皐月賞はディープインパクトを意識して各馬がハイペースの展開になる可能性が高いので、初コース・ハイペースへの対応が課題になりそうです。
弥生賞で惜しい2着だったアドマイヤジャパンは先行して好位に付ける脚が有るので、有力馬の中では最も皐月賞向きの脚質だと思います。今回も連絡みする可能性は高いですが、前走は内をすくってロスない競馬で負けているので、逆転するには後押しする他の要素が欲しいところです。
2歳王者のマイネルレコルトの前走3着は良化途上と考えられます。休養明け・初の2000mと厳しい条件が揃った上に掛かり気味に先行してしまい大敗してもおかしくなかったところを、ディープインパクトに並ばれても抵抗していたので、収穫は有ったと思います。一度同距離を経験したことで本番は一変する可能性は有ります。あとはハイペースで先行してディープインパクトが直線に向くまでにアドバンテージを取れるかどうかだと思います。3枠と内枠に入ったのも先行する同馬には有利です。
トライアルのスプリングSを快勝したダンスインザモアは期待できる有力馬の1頭です。かねぴ~は個人的に関東馬だけに応援していますが、前走の快勝はハイペースで追い込み向きの展開によるものだったと思います。蛯名正義騎手と相沢調教師のコンビといえば6年前のオークスのウメノファイバーで武豊騎手と池江調教師のトゥザヴィクトリーを破っているだけに、久々の関東馬の皐月賞制覇を期待しています。
そのスプリングSで1番人気で6着に敗れたペールギュント。サンデー×桜花賞2着馬のツインクルブライドという血統だけに一度の負けで見限れない存在だと思います。2000mは多少長いかも知れませんが、展開次第で上位に入ることも考えられます。
スプリングSで思わぬ大敗(14着)を喫したヴァーミリアンですが、当日乗り替わり・距離短縮・初コース・休養明けと厳しい条件が揃った結果だけに度外視しないといけないと思います。去年の覇者ダイワメジャーと同じスカーレット一族なので皐月賞向きなのは確実です。暮れのたんぱ杯ではローゼンクロイツを破っていますし、今回は休み明けを叩いての上積みも期待出来ます。3年連続連対中のデムーロ騎手の手綱捌きにも注目です。
その他にもアドマイヤベガ×アドマイヤラピスという血統が魅力の若葉S勝ち馬アドマイヤフジ、ダイワエルシエーロの半弟ビッグプラネットなどの馬も揃って2番手争いは混戦になっています。

かねぴ~の皐月賞の予想は当初からケガが無い限り牡馬三冠をディープインパクトが達成すると思っていますので、問題は相手探しになります。前走で接戦を演じたアドマイヤジャパン・2歳チャンピオンのマイネルレコルトは有力ですし、スプリングS組ではダンスインザモア・ペールギュント・ヴァーミリアンあたりが有力ですので、
◎ディープインパクト
△アドマイヤジャパン
△ヴァーミリアン
△ダンスインザモア
△ペールギュント
△マイネルレコルト
といった感じでディープ1着付けの馬単・3連単馬券で勝負したいと思います。
こんな本命予想では皆さんの参考になりませんね。

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桜花賞回顧 ラインクラフト勝つ

2005年04月10日 | 競馬
今日は競馬の桜花賞(GⅠ)が有りました。かねぴ~の予想に反して、拮抗した1番人気はラインクラフトではなくシーザリオになりました。テン乗りの吉田稔騎手にとってはプレッシャーの掛かる立場になってしまったので、果たして落ち着いて騎乗出来るのかが問題になりました。テレビでパドックを見た限りではラインクラフト・シーザリオの仕上がり具合は万全のようでしたが、アンブロワーズ・ライラプス・ショウナンパントルあたりは本調子では無さそうな感じでした。

満開の桜の下でレースは揃ったスタートで始まり、テイエムチュラサンが好スタートから先頭に立ちました。2歳女王のショウナンパントルが最後方に下がり、エアメサイアも後方の位置取り。シーザリオも中団の内であまり良い位置取りとは言えない感じです。首を上げたりして折り合いを欠いているような素振りも見せていました。それに対してデアリングハートが3番手の好位に付けて、その直後にラインクラフトが付ける意外な展開でした。
前半3ハロンのタイムが33.8秒とかなり早いペースで推移したため、早くもテイエムチュラサンが後退してモンローブロンドが先頭に立ちました。あまり馬群が縮まらないまま4コーナーを回り、デアリングハートが先頭に立ちましたが、その外側からラインクラフトが並び掛けて来ました。ラインクラフトの直後にシーザリオが追走してましたが、なかなか差が縮まりません。その後ろからエアメサイア・ダンツクインビーあたりが追い込んできますが、前とは差が有ります。坂下からラインクラフト・デアリングハートが並んでゴール前に来ますが、坂を登ってシーザリオが猛然と追い込んできました。
結局ラインクラフトが接戦を制して優勝。タイムは1:33.5のレースレコードでした。アタマ差の2着にシーザリオ、クビ差の3着にデアリングハートが入りました。その他の人気馬はエアメサイアが4着、エイシンテンダー6着、ライラプス12着、ショウナンパントルは後方のまま13着、アンブロワーズも見せ場無く14着でした。

今回の桜花賞で目立ったのは、福永祐一騎手の絶妙な騎乗ぶりでした。暮れの阪神ジュベナイルフィリーズでの取りこぼしを反省したのか、外枠発走にも関わらず好位置につけて折り合いをつけて4コーナーから危なげなく抜け出して勝つという今まで見せたことの無いレースぶりで、着差以上の完勝と言って良い内容でした。
シーザリオの位置取りは馬(騎手も?)がハイペースに戸惑った部分が有ったと思います。4コーナーでの差は普通なら連を外すところですが、負けて強しの2着だったと思います。オークスに向けて収穫は有ったのではないでしょうか。
3着のデアリングハートはデムーロ騎手の好騎乗で好位から抜け出して見せ場たっぷりでした。早めに抜け出した分、最後に2着を守れなかったのは仕方無いところでしょう。
4着のエアメサイアは中団の後方からの競馬で、4コーナの時点で勝負有ったという感じです。2コーナーで不利が有ったようですが、ハイペースの競馬に対応出来なかったのが敗因でしょう。サンデー×ノーザンテーストのクラシック成績不振は今回も実証されてしまいました。

かねぴ~の予想は木曜日に掲載した通り
◎シーザリオ
○アンブロワーズ
▲エイシンテンダー
△ラインクラフト
△デアリングハート
で勝負したので、馬券は馬連流しで△-◎で的中しました。馬単はシーザリオから流していたんですが、ラインクラフトだけ逆目を抑えていたので助かりました。
次の皐月賞は本命サイドが濃厚なので、桜花賞でプラス収支になって良かったです。

■桜花賞、ラインクラフトが制す

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桜花賞出走馬確定

2005年04月07日 | 競馬
10日に阪神競馬場で行われる桜花賞の枠順抽選が有り、出走馬が確定しました。

枠・馬番・馬名・騎手・厩舎の順
1-1 アドマイヤメガミ(池添謙一・松田博資)
1-2 ペニーホイッスル(柴田善臣・松山康久)
2-3 エリモファイナル(岩田康誠・大久保正陽)
2-4 マイネコンテッサ(松岡正海・畠山吉宏)
3-5 ジョウノビクトリア(横山典弘・森秀行)
3-6 ダンツクインビー(小牧太・石坂正)
4-7 シーザリオ(吉田稔・角居勝彦)
4-8 エイシンテンダー(武幸四郎・武邦彦)
5-9 デアリングハート(デムーロ・藤原英昭)
5-10 テイエムチュラサン(田嶋翔・小島貞博)
6-11 ライラプス(藤田伸二・松田国英)
6-12 カシマフラワー(松永幹夫・高市圭二)
7-13 フェリシア(幸英明・上原博之)
7-14 アンブロワーズ(四位洋文・小島太)
7-15 エアメサイア(武豊・伊藤雄二)
8-16 モンローブロンド(佐藤哲三・安田隆行)
8-17 ラインクラフト(福永祐一・瀬戸口勉)
8-18 ショウナンパントル(吉田豊・大久保洋吉)

大混戦な今年の桜花賞、なんと有力馬が7~8枠の外枠集中という不確定要素の多い枠順になってしまいました。
かねぴ~にとって過去10年で7度的中という抜群に相性の良いレースだけに、当日まで念入りに予想したいと思います。

1番人気が予想されるラインクラフトは、出走馬中で最高の決め手を持った馬だと思います。ただ勝ち鞍が全て1400m戦であるうえに先行するには不利な17番枠になってしまいました。ただでさえ昨年の桜花賞で同じエンドスウィープ産駒のスイープトウショウが追い込んで届かず5着に敗れています。この枠では作戦は末脚勝負の後方待機策に限定されてしまうので、本命にはしづらくなってしまいました。元々フィリーズレビュー組(4才牝特を含めて)は本番の成績が悪いだけにマイナス材料です。
2番人気になりそうなシーザリオは3戦3勝でフラワーC勝ち馬と、昨年のダンスインザムードと似た臨戦過程を踏んだ馬です。前々走の寒竹賞ではスプリングSを勝ったダンスインザモアや、若葉Sを勝ったアドマイヤフジなどの有力馬を退けている上に、デビュー戦で阪神1600m勝ちの経験が有るだけに本命視しています。ただ今までの3戦は全てスローペースの上がり勝負でしたので、ハイペース必至の桜花賞で7番枠からのスタートだけに、馬群でモマれた場合にどうなるかは未知数です。最近絶好調の角居厩舎の管理馬ですので、ここをあっさり勝っても不思議では有りません。乗り替わりの吉田稔騎手がどの程度の手綱捌きを見せられるかも注目です。
2歳女王のショウナンパントルは前走クイーンCで重馬場が原因とは言え大敗を喫してしまいました。2ケ月で立て直せたかどうかによりますが、去年の阪神ジュベナイルフィリーズはスローの上がり勝負だったので、桜花賞向きでは無いことは確かでしょう。
武豊が騎乗するエアメサイアも人気の一角ですが、サンデー産駒で最も多いはずのサンデー×ノーザンテーストの組み合わせは意外なほどクラシックに直結していません。去年ダイワメジャーが皐月賞を勝った1勝のみです。前走の惜敗は距離適性の差だと思いますが、勝ちまでとなると難しそうです。
チューリップ賞勝ちのエイシンテンダーは3戦3勝のエイシンサンディ産駒という変り種です。サンデー直仔とはいえ実績の無い種牡馬の産駒なので実力が計り辛いですが、桜花賞に良績を残しているチューリップ賞勝ちは評価出来ます。しかも1200m戦でも先行して34秒台の末脚を繰り出せるので、桜花賞向きな1頭と言えるでしょう。
阪神ジュベナイルフィリーズ2着馬のアンブロワーズは休養明けのアネモネSで3着と不覚を取ってしまいました。ただ前走は仕上がり途上の印象だったので、直前の調教を見る限り桜花賞に照準を合わせて仕上げていると思われます。最近アネモネS1番人気馬は2度の万馬券を演出していますし、フサイチコンコルドの姪でフレンチデピュティ産駒と血統面のバックボーンもあるので注意が必要でしょう。
その他にもトライアル2着のデアリングハート・アドマイヤメガミ、アネモネS勝ちのペニーホイッスル、クイーンC勝ちのライラプスなどがいるので混戦必至です。かなり迷っているんですが、良馬場条件で現時点での予想としては、

◎シーザリオ
○アンブロワーズ
▲エイシンテンダー
△ラインクラフト
△デアリングハート

となっています。本番までの間に更に予想して是非当てたいと思います。

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弥生賞 ディープインパクト快勝

2005年03月06日 | 競馬
今日は競馬の弥生賞(GⅡ)の馬券を買いに出掛けました。
かねぴ~は去年12月のデビュー戦を見て、今年の牡馬三冠レースは怪我が無い限りこの馬で決まりと思ったディープインパクトが出走するので是非見たかったんです。
血統は父サンデーサイレンス、母ウインドインハーヘアの組み合わせで、一昨年のスプリンターズSで好走したレディブロンドが半姉、去年のダービー馬候補だったブラックタイドが全兄です。
今回の弥生賞はディープインパクトとの直接対決を避けた馬(キングストレイルなど4頭)が出て10頭立てとなり、ディープインパクトは2歳チャンピオンを差し置いて単勝1.2倍の圧倒的1番人気になりました。

弥生賞のかねぴ~予想は
◎ディープインパクト
○アドマイヤジャパン
▲マイネルレコルト
△ブレーブハート
といったところでした。3連単は本命サイドなので2点勝負です。

レースはダイワキングコンが逃げて予想通りスローの展開でした。ディープインパクトは後方3番手からの競馬になりました。マイネルレコルトが掛かり気味に先頭に競った割には前半1000m通過が62.2秒とペースは上がりません。3コーナからディープインパクトは馬群の外を回ってスッと先頭に並び掛けて来ました。直線に入ると逃げるダイワキングコンに外からマイネルレコルトが先頭に並び掛けるが、外々を回ってディープインパクトが先頭に立ちました。しかし良く見るとこの馬、手前(前に出す足)を替えていません!(^_^;) 前2走と同じウィークポイントを露呈しながらも先頭に立つと、内をすくって伸びてきたアドマイヤジャパンとの競り合いをクビ差制してゴールしました。
勝ちタイムは2:02:2、レースの上がり3ハロン34.9秒。皐月賞の前哨戦にしてはちょっと平凡なタイムですが、ディープインパクトは直線の短い中山で不利なスローペースを後方から外を回って差し切ったのですから評価出来ると思います。まだ未対戦の馬も居ますが今年の牡馬3冠レースは決まりだと思ってます。皐月賞は頭数が増えるので馬群を捌くのに苦労しそうですが、是非強い競馬を見せて欲しいです。
今日は馬券も3連単的中で言う事無しでした。2点買い的中だったのでオッズが安くても納得です。

帰宅してサンデーレーシング(社台ファームの共同馬主)のホームページをチェックしたら、ディープインパクトの全弟は全40口で1口375万円というベラボウな値段になってました。重賞を3~4勝してくれないとプラスにならない値段ですね。しかもすでに満口(売り切れ)になってました。みんな考えることは同じだったようです。(^_^;)

天才馬券師伝説(笑)

1999年05月26日 | 競馬
かねぴ~主任は競馬場に交通の便が良い所に住んでいるので、よく足を運んでいる。そんなかねぴ~が生涯最高配当を当てた時の自慢話?(笑)

平成6年だから、もう5年前の話。日本ダービーの前日の土曜日に、かねぴ~は東京競馬場(府中)に出掛けた。翌日のダービーも見に行くつもりだったけど、当日は混雑で馬券がまともに買えるかどうか不安なので、ダービーは毎年前日に買いに行っている。
ちょうどこの年は三冠馬ナリタブライアンが登場した年で、翌日の大混雑は予想済みだった。土曜日の昼頃に家を出て競馬場に向かった。競馬場に着いたのは午後1時半過ぎ。1時40分発走の7レースの締め切り3分前だった。まだ着いたばかりでろくに競馬新聞にも目を通してないし、締め切り直前なのでまともに予想する暇もないが、その時は「このレースを買わなければいけない」ような不思議な感覚が有った。かねぴ~は、たまたまポケットに有った500円玉で1番人気の13番ヨシサルートから100円ずつ5点買いの馬券を買った。で、買い終わって馬券を見ると、13-17の組み合わせを買ったつもりだったのが、13-18になっていた。マークシートを書き間違えたのだ!17番スペルバウンドは4番人気だったが、18番ステディタイムはビリ人気を争っている。競馬新聞も印が一つも付いて無い馬だった。
やっぱり焦って買うとロクな事が無いなあ、と思っている所に二人組の男の人が通り掛かった。彼等は「18番の馬がパドックで暴れて騎手を振り落とした」という話をしていた。がーん、ダメじゃん18番。
一応レースだけは見ておこうと思って本馬場に移動。レースが始まった。18番ステディタイムは終始後方を走っていたが、直線で一気に追い込んで来て2着でゴール!!!1着は13番、あれ……当たってる。なんで当たっちゃったんだろ?(^_^;)
しかも場内に配当が放送されると周りの人達からどよめきが起きた。13-18の配当は1223倍。ふうん、って、1223倍だあ!?間違えて100円買ってた馬券が12万2300円!?
こうして思わぬ大金を手にして「しまった」かねぴ~は、翌日のダービーの馬券を2000円分だけ買って早々に競馬場を後にした。翌日、その馬券も当たり、更に美味しい思いができた。いやあ、さすが「天才馬券師」だね。←どこが?(笑)

今まで10年以上競馬場に行ってますが、間違えて買った馬券が生涯最高配当というのもどんなもんだろうと思います。そろそろ最高配当を更新したいところです。でも今までにマークシートを間違えて買った馬券は全て当たっているのは強運の為せる業でしょうか?(^_^;)