エクストリーム四十代のかもめ日記

野球を中心に、体力気力に任せて無茶をしがちな日常を綴る暑苦しい活動記。

DA PUMPのライブに行くので早退します。

2019-06-15 12:21:50 | 音楽
6月14日、夕方4時半に同僚に挨拶して会社を出ました。
「DA PUMPのライブなので早退しますっ! お疲れさまでしたっ!」
私がこのように会社を出るのはあまり珍しくないので、誰も驚きません。
「今日は野球じゃないんだ!」という驚かれ方はしますが。

DA PUMPライブ「THANX!!!!!!!」のFINAL公演に行ってきました。
会社から武道館へ! 仕事はてんこ盛りだけど、ぶっちぎり!
この世に存在する空気の振動の中でもトップクラスに人体に快感を
もたらす声を浴びる「ISSA浴」に打ち震え、酔いしれる時間。
CDと同じように精緻に、そして迫力はその何倍増しで響くISSAの歌声。
そして、10年以上前に作られたものが大半なのに全然古くなってない
m.c.A.T.の楽曲。m.c.A.T.が本気で天才すぎると思います。

でも多分、私はいわゆる「4DP(4人時代のDA PUMP)信者」に
あたるんだろうと思います。
今のDA PUMPも応援してるけど、結局ISSAさえいればいいので。

心配しているのは、「U.S.A」がヒットしたことで事務所が
DA PUMPを間違った方向にもっていきつつあること。
彼らは根本的に本気でカッコいいのであって、それが
ダサかったりちょっとハズシたことをやるとキマるのですが、
「桜」の絶望的な本気のダサさを見ていると平社長も(以下自粛)。
「桜」の歌詞の厨二加減とかマジ、ないわ。同人誌か。
せっかくU.S.A.でバズったのを一瞬で消沈させたあの消火力!!
職業上、ああいう語彙のカンチガイ作品いっぱい見ました。苦笑。
まあ「桜」好きな人もいるんだろうから言いたいことは百万分の一に
留めます。

そして今回、新曲も披露されたけど、「桜」の方向性だったので
気持ちの中で「このままDA PUMPが『ほんとにダサい』方向に
行ってしまっても、昔の曲で一生楽しめるからいいや」と思った
ネガティブで閉じた性根の私なのでした。

次はm.c.A.T.の「Bomb A Head!」やろうよ。本気で提案。
ボンバーなカツラとかかぶって小学生男子にめちゃウケしようぜ。
「国民的大ヒット」の秘密は小学生男子。彼らはウケると
所かまわず、毎日毎日暇さえあれば声高に繰り返しますからね。
そして母親と祖母が追従する→日本中に拡散、という流れ。
m.c.A.T.の、もしかしてダサいのかも…と思わせつつ、実は
すげえハイレベルでハイセンスで天才的でリズミカルな楽曲は
瞬間的に一般大衆にウケるものではないかもしれませんが、
ちゃんと聴くと実はすごくイイじゃん、というものなので
本当は「U.S.A.」の後はm.c.A.T.で地固めしたかった。
「NEW POSITION」が「U.S.A.」の後ならよかったという声が
「U.S.A.」後に多数聞かれたのもうなずけます。
だから次のDA PUMPのシングルは「Bomb A Head!」希望!!

長くなるけど(いつも長いけど)もうちょっと。
私がDA PUMPにたどり着くまでにはいろいろありました。

もともとは「わりといい曲やってるかもだけどヤンキーはちょっと」
という印象。SPEEDのアイドル映画「アンドロメディア」に
便乗させた事務所のやり方もビミョーだったと思います。

私がハマったのはDA PUMPではなく、同事務所のw-inds.でした。
初期の美少女もどきの慶太君のハイトーンで素晴らしい歌声と
葉山拓亮さんのサウンドは最高でした。
慶太君の声変わり=葉山さんプロデュースの終焉とともにw-inds.を
離れ、失意の私にダンナが三浦大地というすごい子供の存在を教えて
くれて、すでに休止していたFolder→再デビューした三浦大知(当時
17歳)と来て、ずっと夫婦で大知くんのライブ等に行っていました。
でも大知くんに対しては「応援」「お布施」と言っていて、
才能への投資という感覚。敬意と感嘆というか。
※慶太君と大知くんで「くん」の字が違うのは意図的なものです

でも、ダンナは実はデビュー間もない頃からDA PUMPに注目して
歌唱力もさることながらダンスのクオリティに圧倒されて
ずっと「なぜ売れないのか」と嘆いていたわけです。
(もちろんあの事務所の妨害にも憤ってました)
そしてYouTubeの時代となり、ネットに上がっているDA PUMPの
ライブの楽曲がスゴ素晴らしすぎるので「DA PUMP興味ないかも
だけど、このへんとかすごいよ」と言ってダンナが私に見せて
くれたのが、ライブ「THUNDER PARTY」の各曲。

私の理想の完成形がすでにそこにあった。
私の青い鳥はここにいた…(呆然)

ちゃんと見てみるとISSAは(女癖はともかく)真面目で
真摯な好青年だった。見た目で誤解していた…
しかも射手座でチビ(私としては誉め言葉)だった!!!
私の射手座好きとチビ好きは尋常でないのですが、
まさかISSA、背が低いなんて知らなかった…そこでも、
ISSAは青い鳥だった。一方通行の赤い糸が結ばれていた。

そんでもう何百回も「THUNDER PARTY」のDVDを繰り返し見て、
まさかのU.S.A.の大ヒットに歓喜して、今に至る感じです。
今後もISSAを愛しつつDA PUMPを応援していきたいと思います。

以下は個人的な魂の叫びなのでスルーしてください。
DA PUMPの前回今回のアレな感じは、w-inds.のあの時期の
楽曲の質低下と同じ原因なのに、平社長わかんないのかな~。
五十代の人とかには丁度いい一致をみせる古い感性で、
それをダサいとわからないくらいに日本語経験値の少ない
若造ちゃんや外国人にしか売れなくなっていく地盤沈下…
つまり「普通の大人に評価されなくなっていく」という状態、
その理由は「歌詞」なんだが…
「U.S.A.」の恩人ではあるが、彼には「ダサさ」しか
求めちゃダメなんだよ…。w-inds.も「SUPER LOVER」は
いいあんばいでわざとらしくダサさが効いてるし。
時々「ダサ」を盛り込むために連れてくるならともかく、
このまま彼に続けさせると同じ轍を踏むこと間違いなし。
DA PUMPをスーパースターでいさせるために、w-inds.を
他山の石としてほしい。DA PUMPがコアな少数のファンの他は
子供と外国人に細々と売るしかない事態にならないようにね…