私が責任編集者を務めた『交通史研究』第106号には、標記の記事も掲載しております。掲載は94頁の会誌1頁分で、コンパクトなコーナーの記事です。
紹介した新刊(日本経済評論社、A5判、全484頁、定価7,700円+税、2023年12月)は、今日わが国の行政でも課題の1つとなっているモーダルシフトに関し、東南アジアのタイ王国の場合を詳細に分析するものです。ちょうど、会誌の編集に着手しようとするタイミングで出版社より学会に1冊寄贈があり、日本との共通と相違を頭のなかで整理しながら興味深く読ませていただきました。