鴨頭の掲示板

日本史学関係の個人的な備忘録として使用します。

【受贈】 『山口県史』通史編 近代(山口県、2016年3月)

2016年05月19日 11時34分14秒 | いち研究者としての日記

山口県の県史編さん室より標記の自治体刊行物を1冊、私にも贈っていただきました。ありがとうございます。

私自身は『山口県史』編さん事業について、近世に関する《提言》を『山口県史研究』へ投稿したり、出版した著書のなかで山口県文書館所蔵史料を少し利用したりしたぐらいの貢献度なのですが……。おそらく、平素よりお世話になっている先生方が私にも配慮し手配してくださったのだろうと推察します。

 

ちょうど今年度は下関市立大学の経済学部で「商業史」「経営史」の授業を担当する立場なので、これらの授業で、資料として活用させていただきます。

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【受贈】 堀井美里《研究ノート》「地域社会と政治情報―十九世紀前半の加賀藩十村層を中心に―」

2016年05月15日 02時58分50秒 | いち研究者としての日記

堀井美里さんより標記《研究ノート》(『明治維新史研究』第13号、2016年2月)の抜刷を1冊、交通史学会大会@富山の懇親会でいただきました。ありがとうございます。

十村層(とむらそう)とよばれる加賀藩特有の(政治的)中間層に着目し、19世紀前半の政治情報の伝達・共有について、藩領社会の中間層が支配層と被支配層とのはざまでいかなる役割を果たしたのかを検討しています。

私が現在取り組んでいる、いわゆる「鎖国」下の異国船対応に関する情報も分析対象にしてあるので、特に興味深く読ませていただきました。

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【受贈】 下関市立大学旧英国領事館研究会編『20世紀初頭下関英国領事館報告にみる下関の動向』

2016年05月15日 02時28分36秒 | いち研究者としての日記

木村健二先生より標記の研究成果報告書(下関市立大学60周年記念事業、ソフトカバー全59頁、2016年3月)を1冊、贈っていただきました。ありがとうございます。

下関に設置されたイギリス領事館の報告書史料を学際的な手法で分担しながら解析して、領事館そのものの歴史とともに、20世紀初頭における下関の歴史像の補完を図ろうとしています。

目次は、以下のとおりです。

木村健二「はしがき」

1.鈴木陽一「イギリス国立文書館について―利用のガイド並びに関門地域をめぐる史料の紹介―」

2.高月鈴世「英国領事館下関設置の経緯とその後の展開」

3.木村健二「日本側史料からみた下関英国領事館設置と下関」

4.「下関英国領事報告にみる下関」

(1) 高路善章「下関領事管轄区1902年度の貿易に関する報告書」

(2) 上倉一男「日露戦争当時の下関と関門地域―戦争の影とコレラ発生と―」

(3) 相原信彦「1906年から1909年における下関の貿易動向」

(4) 西田光一「下関の人々の暮らしと下関の対外的な役割」

 

なお、山口県下関市に所在する英国領事館については、

http://www.kyu-eikoku-ryoujikan.com/

のHPを参照のこと。

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【受贈】 木村健二・佐藤裕哉・水谷利亮編『関門地域の工業化と鈴木商店~歴史遺産マップ~』

2016年05月15日 02時15分32秒 | いち研究者としての日記

木村健二先生より標記のマップ(ソフトカバー資料集、全16頁、下関市立大学地域共創センター、2016年3月)を1冊、贈っていただきました。ありがとうございます。

このマップは、平成27年度(2015)下関市立大学『関門地域共同研究』研究費(研究課題名:関門地域の商品流通・工業化・まちづくりの歩みに関する研究―歴史的遺産とその観光的活用について―」にもとづく活動成果を、図・写真を用いながら一般の人びとにもわかりやすいよう作成したものです。

鈴木商店をはじめ、近代に関門地域の工業都市的発展に貢献した企業を1つずつ解説しています。

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【受贈】 木村健二・佐藤裕哉・水谷利亮「関門地域の工業化と鈴木商店―歴史遺産の観光活用に向けて―」

2016年05月15日 01時55分55秒 | いち研究者としての日記

木村健二先生より標記論文(関門地域共同研究会『関門地域研究』Vol.25、2016年3月)の抜刷を1冊、贈っていただきました。ありがとうございます。

近代をつうじ総合商社として財閥の1つにまで成長しながら昭和2年(1927)に経営破綻した鈴木商店は、関門地域にも進出し、その地を工業地帯化しました。論文では、歴史資源の観光活用を念頭に置きつつ、鈴木商店がその地で貢献したこと、経営破綻後に遺したこと、をわかりやすく解説してくれています。

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