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鴨頭の掲示板

日本史学関係の個人的な備忘録として使用します。

【受贈】 下向井紀彦《史料紹介》「大塩の乱後における三井越後屋大坂本店の再建記録―天保十一年『開店諸用控』―」『三井文庫論叢』第58号(2024年12月)

2025年04月11日 12時58分16秒 | いち研究者としての日記
下向井紀彦さんより標記《史料紹介》の別刷を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。
三井越後屋の大坂本店は天保8年(1837)2月、大塩平八郎の乱で焼失しました。約3年半の再建期間を経て天保11年(1840)11月、営業を再開しています。副題にある三井文庫所蔵史料(本九九一)の翻刻を中心としつつ関連史料の紹介もしながら、再建の歴史像を描き出す道筋をつけたといえましょう。
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【受贈】 下向井紀彦《研究ノート》「経営史料からみる越後屋の貸傘」『三井文庫論叢』第58号(2024年12月)

2025年04月11日 12時55分51秒 | いち研究者としての日記
下向井紀彦さんより標記《研究ノート》の別刷を1冊、私にも贈ってくださりました。ありがとうございます。
当時巷間で川柳の題材として取りあげられるほど有名な江戸時代三井越後屋の貸傘サービスにつき、経営コストとの兼ね合いに着目しつつ創業から明治維新期に至る長期的なスパンで、歴史的変化を描き出しています。
掲載誌42頁などで、19世紀に入り原材料費の高騰でサービス用の傘の調達費用が云々を論述していますが、それはまさに今日の国内社会が直面している問題に通ずる歴史ではないかと、興味をもたされます。
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【記事】 鴨頭俊宏《新刊案内》「田中洋平著『住職たちの経営戦略―近世寺院の苦しい財布事情―』」『地方史研究』第434号(2025年4月)

2025年04月11日 12時45分28秒 | いち研究者としての日記
地方史研究協議会に投稿していた標記の記事を掲載する『地方史研究』第434号が完成し、東広島市の自宅にも配達されました。掲載は102~103頁です。
このたび案内した新刊は、著者が令和元年(2019)に吉川弘文館より出版した単著を基礎としつつそこからさらに発展させた研究内容を、一般的な歴史ファンも読みやすいよう平易な文章で説明するものです。同じ出版社より歴史文化ライブラリー 614として刊行されました。

記事には、完成書を私にも1冊寄贈してくださったことに対する感謝の意もこめています。

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