元旦から本当にいい天候が続き、
いい年になりそうだ。
3日の日は、山の中で一日過ごした。
湧き水を汲み、冬の野草を集めた。
山を降りると、無農薬野菜の契約農家を訪れ、美味しい漬物とご飯を頂いた。
あっという間の一日だった。
3日というと、いろんな店が営業をスタートさせている。
ただし、市場が5日からなので、僕は寿司屋には行かない。
彰子先生と居酒屋に行った。
やはり何も無い。
でも久しぶりのお酒に少し嬉しかった。
お酒は飲めないといっていた彰子先生も少し飲んで楽しそうだ。
この人も少しづつ、新しい発見をしていくのだろう。
彼女が携帯電話の番号を渡してくれた。
「僕のも必要?」
「あなたがすぐに電話してくれるならいいよ。遊ばれたんじゃなかったら」
「パソコンのアドレス教えておくよ。自分から連絡するの苦手だから」
「本当は嫌なんでしょ?」
「違うって。あなたは将来のある人。僕と知り合ったことをきっかけに、
いろんなことを経験したほうがいい。その邪魔はしたくない」
「やっぱり捨てるんだ」
「そんな嫌味っぽい笑顔を見せるなよ。知り合ったばかりなのに、捨てるもくそも無いだろ?」
「6日の日に会ってよ」
「どこで?」
「星が丘三越の入り口」
「何時?」
「何時がいい?」
「10時。午後からは用事がある」
「女の人?」
「つまらないことを聞くな」
少し不機嫌な表情を見せたつもりだが、平気で笑っている。
亀山の家に移動し、風呂に入った。
明日は帰らなければならない。
店の準備も始めなくてはならない。
いよいよ活動開始だ。
きっとたくさんのメールが来ているに違いない。
全く見る気になれないだろう。
きっと何も見ないだろう。
明日からは具体的に新年の活動だ。
去年までのものは、全て捨てようと思っている。
一緒に風呂に入り、一緒に寝た。
夢物語のような新年は終わった。
明日は女房が待っている自宅に戻る。
友達や親戚と楽しく過ごしているはずだ。
みんなにとって、いい年にしたいと願う。
僕にとっても、そして彰子先生にとっても。
いい年になりそうだ。
3日の日は、山の中で一日過ごした。
湧き水を汲み、冬の野草を集めた。
山を降りると、無農薬野菜の契約農家を訪れ、美味しい漬物とご飯を頂いた。
あっという間の一日だった。
3日というと、いろんな店が営業をスタートさせている。
ただし、市場が5日からなので、僕は寿司屋には行かない。
彰子先生と居酒屋に行った。
やはり何も無い。
でも久しぶりのお酒に少し嬉しかった。
お酒は飲めないといっていた彰子先生も少し飲んで楽しそうだ。
この人も少しづつ、新しい発見をしていくのだろう。
彼女が携帯電話の番号を渡してくれた。
「僕のも必要?」
「あなたがすぐに電話してくれるならいいよ。遊ばれたんじゃなかったら」
「パソコンのアドレス教えておくよ。自分から連絡するの苦手だから」
「本当は嫌なんでしょ?」
「違うって。あなたは将来のある人。僕と知り合ったことをきっかけに、
いろんなことを経験したほうがいい。その邪魔はしたくない」
「やっぱり捨てるんだ」
「そんな嫌味っぽい笑顔を見せるなよ。知り合ったばかりなのに、捨てるもくそも無いだろ?」
「6日の日に会ってよ」
「どこで?」
「星が丘三越の入り口」
「何時?」
「何時がいい?」
「10時。午後からは用事がある」
「女の人?」
「つまらないことを聞くな」
少し不機嫌な表情を見せたつもりだが、平気で笑っている。
亀山の家に移動し、風呂に入った。
明日は帰らなければならない。
店の準備も始めなくてはならない。
いよいよ活動開始だ。
きっとたくさんのメールが来ているに違いない。
全く見る気になれないだろう。
きっと何も見ないだろう。
明日からは具体的に新年の活動だ。
去年までのものは、全て捨てようと思っている。
一緒に風呂に入り、一緒に寝た。
夢物語のような新年は終わった。
明日は女房が待っている自宅に戻る。
友達や親戚と楽しく過ごしているはずだ。
みんなにとって、いい年にしたいと願う。
僕にとっても、そして彰子先生にとっても。