ンデンデキ外伝

僕の話をしよう。

社会人バンド

2007年03月22日 15時57分40秒 | 糞音関係
CAMERA Obscuraというバンドは恐らく今回のXXXで初めて知った人がほとんどだと思います。

こんな話はどうでもいいのですが、今回演奏に関しては一番ミスが多かったと自他認めるバンドです。
バンドの攻撃的な音に自分らが負けた感じですね。

リズム隊はALICEPackと同じでバンド全体の技量もアリスとそんなに変わらないのですが、いかんせんまだまだ経験が不足しているバンドです。
リズム隊は普段とは全然違うことをやっていて、リズムのツボもアリスとは若干違うのでやりごたえ抜群、試行錯誤中であります。
ドラムだけで言うとこれまでほとんど使ってこなかったツインペダルを導入しています。
メンバーが求めていることに応えてという理由と自分のドラムの幅を広げるためという理由で使っています。
ハイハットが遠くてまだ全然使いづらいのですが・・。
思い通りにドコドコいわせれたら凄い気持ちいいんだろうなぁ。


さて、ALICEPackは日曜日のお昼に中心部のわりと綺麗なスタジオで優雅に練習というのがいつの頃からか慣習となっているのですが、CAMERA ObSCURAはバンドマンらしく深夜に郊外のスタジオで練習というのが基本スタイルです。

それぞれ仕事を持っている人たちがバンドをやろうとすれば大抵はこういうスタイルになります。
自分はまだ学生(といってもあと一週間か)なのでこのスケジュールが辛いと思ったことはありませんが、他のメンバーは次の日も仕事を控えてのことです。
社会人が自分の情熱に正直でいることに対して負うリスクというものを一緒にいながらしみじみ考えていたものです。
でもXXX直前の昼中心部でアリスパック、夕方小樽で別のバンド、夜郊外でカメラというスケジュールはさすがにきつかったかな。

そういえば僕がまだ高校生だった頃、CAMERA ObSCURAのモンモンだらけのギターの人とバンドを組んでいて、「学校の課題がきついから今日の練習きつい」と漏らしたところ、「それはお前の問題でしょ。ダメ」と怒られたことがあります。
まだ自分の中でバンドに対する認識が今よりも甘かった頃の話です。

今思うと高校の頃は月々5000円のお小遣いでよくバンドふたつも出来ていたなぁとも思います。
そのときのバンドは僕以外みな社会人で、敬語とか全然なってない自分をメンバーはフォローしてくれました。今も敬語は全然ダメですが。
そんな彼らも二人は既に家庭持ち、もう一人と自分は・・・どうなるのかしら。



今日はXXXに出演したCAMERA ObSCURAを取り上げながら社会人バンドというテーマを考えてみましたが、このことはこれからの僕にとってもっとも重要なテーマだったりします。

実は場所や時間を見て一番バンドがやりやすそうな会社に決めたのですが、これからどうなるのかなぁ。
他の人みたいに金はあるけど時間がないっていう風になるのかなぁ。
工夫すれば時間って作ることできないのかなぁ。
入社して一週目の月曜日の深夜にレコーディングあるんだけど大丈夫かなぁ。
世の中舐めすぎかなぁ。
こんな平和な日本に生まれて良かったなぁ。




余談ですが、僕はスーツが大嫌いで、会社の研修で一週間着ただけでぐったりなってしまったのですが、カメラのメンバーに「開き直って逆にめちゃめちゃ良いスーツ着れば良い」というアドバイスを頂いたので、それでいきたいと思います。

良いスーツってなんだろ。
とりあえず小金貯まったらコムサ辺りのキメキメのやつ買ってゴミみたいに着てやろう。煙草はもちろんechoだ。

これは僕の自嘲と、糞コムサデモードやらなんやらに対するささやかな抵抗だ。

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