ドラフト、先端恐怖症はマイクもムリ

■『春のお笑い新人ドラフト会議～うちの軍団に入りませんか?～』
を観に行きました（16時～17時40分　ときわホール）

出演
増谷キートン・しんじ・アホマイルド・デッカチャン・ノンスモーキン中尾
作家の竹屋さん・イシバシハザマ・犬の心押見・ライス・POISON GIRL BAND吉田
グランジ大・LLR福田・ミルククラウン竹内
スパイク・横澤夏子・北林ティナ・おかずクラブ・あわよくば・おっちょこちょい
三戸キャップ・ソドム・サスケ・チーム近藤・0.03秒・大城力・デニス・ダイタク…


混迷の最中決行された芸人ドラフト会議は
乱立する芸人軍団が集結し、戦力となる若手と軍団加入交渉権を得るためのライブ。

今では主な活動はリレーブログだけで
メンバーには、テレビ画面越しでしか会えやしないラゴリ。
背中も影も残り香も漂わない程、置いていかれたイシハザが求める新メンバーの条件は
“連絡がついてお互いに、会いに行ける芸人”


芸風が不謹慎だから大人しくさせられているしんじ率いるキュートンは
ハゲかロン毛以外は、価値がない。ハゲてもロン毛でもなかったら0ペリカ。
主な活動は節電。
増谷キートンの住まいはいつも停電が実施される。
とにかくコンセントから引っこ抜いて欲しいと訴える。


千鳥大悟の大悟組との戦争が夢だが
芝居をしたりツアーに行ったり、寄り道ばかりの活動内容を話す東京大吾組は
傘下の大福トーク組も参加している。
グランジ大の「大吾組の佐藤です」と言う姿は下っ端構成員以外の何者にも見えない。
何を運ぶようオヤジに頼まれたのだろう。


今日もキメてきてるノンスモ中尾
「とにかく俺のガリガリを引き立たせるには、デブが何体も必要なんだ」
スーパー平成ドデカバンド加入条件は巨漢であること。



人気の軍団に入りたい新人は、クセが強い。
舞台上はキャラ大渋滞、原因は全員が乗った高速バス横転の為となっていた。

きっちりした芸しか見たことがなかった器用で達者な三戸キャップは
あえぎ声をリクエストされる。
みずみずしいあえぎ声に、大満足のスーパー平成ドデカバンド。

1人アホマイルドの存在感。大城力のED教室をキュートンは絶賛する。

ラゴリは、0.03秒ニコラスが群馬の実家から通っているという穀潰しな所に
破天荒感を見出す。

女性芸人の活躍も目立っていた。
常時変顔横澤夏子のマタニティ漫才はおもしろかった。
スパイク松浦は、拳を天高く突き上げてイェーイと言っていないと死んでしまう持病が
悪化しているようだった。

トリオのおかずクラブは、最初に登場した2人がひどい。
どんな3人目が出てきたってもう驚きようがない。と思っていたら
3人目のおかずクラブのビジュアルが想定外で
まだこんな感情が残っていたのかと自分の感情に驚きながら、舞台上の3人目を見て驚く。
2人で十分な圧なのに
3人になったところでバランスが良くなったとか引き締まったという効果は全くない。

若手女芸人界のめーたんこと北林ティナは、目にする度に過激になっている。
Wikiの北林ティナのページに項目があったら解禁ジャンルがどんどん増えているだろう。
本日は、下ネタ酔っ払い麻雀のトリプルのエグいキャラ。
あれだけセクシー下ネタを担いでおきながら、先端恐怖症を告白したのは
ギャップのある女を演出していたのか。



マテンロウアントニーとデニス植野がセットで活動しているのを何度か見たが
この舞台も国際色は豊か。
そのぶつかり合う個性達が飛び散った破片で傷病芸人が続出していた。

そんな行き場のない大ケガ絶対安静芸人達は、全員シュール5家城家に行く。
家城は酔わせれば何でもOKと言うから。