漫才大行進

『漫才大行進』を観に行きました

優勝賞金が高額な賞レースが乱立する昨今
漫才新人大賞の“優勝賞金10万円”は、トッパレの“2位3位にクオカード”と同じくらいボケているようにしか聞こえない。

いや、優勝の価値は漫才協会が絞り出した捻り出した賞金10万円だけではない。金額ではない。
なんと優勝したら
ローカル番組に少しだけ出演できるようになるという
そんな漫才新人大賞の、報告会。

決勝に進出した、湘南デストラーデ馬鹿よ貴方はメイプル超合金が登場した。
だが、会場にはただただ涼んでいるだけのような風貌の年配客が多く
優勝した湘南デストラーデでさえ
前回も今回の出番も微ウケだったと傷ついていた。
馬鹿よファラオは「お客様を半分殺してやりたい」と感想を述べていた。

浅草東洋館は古い建物で階段がキツくヒーヒー言っていたのだが
舞台裏も狭いらしく通路の幅は安藤なつ1人分だとか。
もしも通路で安藤なつに遭遇してしまったら最後
猛進してくる安藤なつを前に、こちらが後退するしかないそう。

漫才出番を終えた3組が告知を促されると
ブログやツイッター、インターネットと言ってから客席をもう一度ちゃんと見渡し
「…いや…いいです」と、湘南デストラーデは諦めていた。
馬鹿よも、本当はDVDの告知をしておきたいが
「DVDって知ってますか⁇」
と、客席に問うにとどまっていた。
カズレーザーだけは、自分がバイであると大きな声で告知していた。