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HP管理人の独り言 リメイク版

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本物とコピーの違いって判る?

2012年09月24日 | 日記

 日本のコピー食品技術は世界的にも有名ですが、その中でも本物と同じぐらい、あるいはそれ以上に浸透しているものに「人工イクラ」があります。 本物のイクラは高価で鮮度維持が難しいですが、人工イクラなら安価で粒も揃っていて、扱いが容易。 回転寿司や駅弁、スーパーの惣菜など安い商品のほとんどが人工イクラを使用しているようです。 人工イクラの中身はサラダ油が主で、ニンジンから抽出した色素で着色し、これと、寒天、アルギン酸ナトリウムを一緒に塩化カルシウム溶液に垂らすと、外側に皮膜が出来て、サラダ油を封じ込めるた人工イクラが出来上がるわけです。 後は海草から抽出した成分で、それっぽい味や匂いをつければ完成。 最近では学校での理科の実験課題としても使われているようです。 本物のイクラは庶民には食する機会が少ない分、味や匂いでニセモノと見抜くのは難しいそうです。 ちなみに人工イクラの技術を発明したのは日本カーバイド工業という化学工業の会社で、接着剤の研究過程で、小さいカプセルを作ろうとしている時に偶然出来たものだそうです。