日時:6月16日
映画館:シネツイン新天地
パンフレット:B5版600円
いつも人がたくさん死ぬような映画ばかり観てるので、今回はちょっとオトメごころな映画に足を運びました。(過去2ヶ月間、登場人物死亡率80%くらいの映画ばっかり。)
1961年イギリス、17歳の女子高校生ジェニーはオックスフォード大学を目指して、勉強に明け暮れる毎日。そんな折、中年男デイヴィッド(ピーター・サースガード)と知り合い、今まで知らなかった大人の世界に仲間入りさせてもらう。元々、利発的で頭のいい彼女は、すぐに順応し、またデイヴィッドの友人たちとも親しくなり・・・というお話。
主役のキャリー・マリガンの評価が高く、確かにシーンごとに微妙なこころの成長具合を演じ分けているのは、男の眼でも分かるのだが、女性の目からだともっと実感するんだろうな。原題の「An Education(教育)」の通り、彼女は座学だけでなく、人生の勉強もしていく。このプロセスがカッコよく、羨ましいくらい。
彼氏のデイヴィドの背景はあまり深く語られないのだが、冴えた年下の女の子に対する敬意と愛情がごたまぜになったような、こういった感情というのは、よく分かるんだよね。(だからといって、やって良いことと悪いことがあるが・・・。)
一方で、最後の最後で堅物の父親(アルフレッド・モリナ)が見せる愛情も良くて、それとなく置かれた紅茶とクッキーに、そのさりげない描写がゆえ、ものすごく心を打たれてしまった。
この手の映画にしては、カット割が早く、テンポ良くストーリーが展開するので、観ていて気持ちがいい。だらだら、ドロドロと続けられたら、ちょっと辛かったろう。
1960年代初頭のイギリスの雰囲気もなかなか良くて、ファションなんかもさることながら、背景にチラリと見えるイギリスの無骨なトラックにグッと来るんですなあ。(笑)
でも、いくらキャリー・マリガンがキュートで愛くるしいとはいえ、スタッブス先生を演じたオリビア・ウィリアムズの口元の微妙な小ジワの方に色気を感じてしまうあたり、えも言われぬものがあるね。(笑)
映画館:シネツイン新天地
パンフレット:B5版600円
いつも人がたくさん死ぬような映画ばかり観てるので、今回はちょっとオトメごころな映画に足を運びました。(過去2ヶ月間、登場人物死亡率80%くらいの映画ばっかり。)
1961年イギリス、17歳の女子高校生ジェニーはオックスフォード大学を目指して、勉強に明け暮れる毎日。そんな折、中年男デイヴィッド(ピーター・サースガード)と知り合い、今まで知らなかった大人の世界に仲間入りさせてもらう。元々、利発的で頭のいい彼女は、すぐに順応し、またデイヴィッドの友人たちとも親しくなり・・・というお話。
主役のキャリー・マリガンの評価が高く、確かにシーンごとに微妙なこころの成長具合を演じ分けているのは、男の眼でも分かるのだが、女性の目からだともっと実感するんだろうな。原題の「An Education(教育)」の通り、彼女は座学だけでなく、人生の勉強もしていく。このプロセスがカッコよく、羨ましいくらい。
彼氏のデイヴィドの背景はあまり深く語られないのだが、冴えた年下の女の子に対する敬意と愛情がごたまぜになったような、こういった感情というのは、よく分かるんだよね。(だからといって、やって良いことと悪いことがあるが・・・。)
一方で、最後の最後で堅物の父親(アルフレッド・モリナ)が見せる愛情も良くて、それとなく置かれた紅茶とクッキーに、そのさりげない描写がゆえ、ものすごく心を打たれてしまった。
この手の映画にしては、カット割が早く、テンポ良くストーリーが展開するので、観ていて気持ちがいい。だらだら、ドロドロと続けられたら、ちょっと辛かったろう。
1960年代初頭のイギリスの雰囲気もなかなか良くて、ファションなんかもさることながら、背景にチラリと見えるイギリスの無骨なトラックにグッと来るんですなあ。(笑)
でも、いくらキャリー・マリガンがキュートで愛くるしいとはいえ、スタッブス先生を演じたオリビア・ウィリアムズの口元の微妙な小ジワの方に色気を感じてしまうあたり、えも言われぬものがあるね。(笑)
題名:17歳の肖像 原題:AN EDUCATION 監督:ロネ・シェルフィング 出演:キャリー・マリガン、ピーター・サースガード、アルフレッド・モリナ、エマ・トンプスン |
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