広島市現代美術館特別展「アトリエ・ワン マイクロ・パブリック・スペース」

「アトリエ・ワン　マイクロ・パブリック・スペース」
会場：広島市現代美術館
会期：２０１４年２月１５日～５月６日


駅前で用事があったので、その足で初日に観覧。

チラシからは内容がよく分からなかったのだが、これが・・・
ムチャクチャ、面白いじゃ～ん！

「移動教室のスクール・ホイール」
実際に動かすのはなかなか大変そうだけど、中からイスがどんどん出てくるなんてワクワクするよなあ。全てが黒板として使えるという機能性も楽しい。


「山水主義・広島」
落ち着くなあ。小さいころから狭いスペースに潜りこむのが大好きだった。押入れの中に隠れてみたり、敷布団のマットを組み立てて小屋に見立ててみたり。その頃の感覚が甦ってくる。どこか近くにあり続けて欲しい。

「スタディ模型とパブリック・ドローイング」
飛行機で離着陸する間際にミニチュアのような街並みが目前に広がってくるのも好き。昔、「怪獣征服」というボードゲームを立体化して都市のジオラマを作ったのを思い出すなあ。（←こんなことばかりをやっている。）もちろん、発想の過程とか細かい作業が見て取れて、それも興味深い。

【現在進行中のパブリック・ドローイングでのレストハウス】

「ホワイトリムジン屋台と農具屋台」
機能的なのかそうでないのかよく分からない存在感がたまらないです。「アイディアは良いけど、どうやって使うんや！」という古代の発明とかダヴィンチのスケッチとか第三帝国や「大砲とスタンプ」の珍兵器に通じるサムシング・ストレンジを感じます。（笑）




実際に触れる作品が多く、ちょっとした公園みたいに楽しい。もっと会場が広くて、作品数が多かったらと、ちょっと悔やまれながらも、心躍る余韻に浸りながら、会場を後にしたのでした。
開催期間が思いのほか長く、ゴールデンウィークまで開催しているので、もう一度足を運んでみるか。