今日16日(火)は第二キャンパスでの始めての授業。第1コマは7:20から9:20で生徒は37人(うち女性が33人、男性4人)で女性が多い。第2コマは9:30から11:30で生徒は40人(うち女性32人、男性8人)です。
最初にメモを見ながらベトナム語で自己紹介。ベトナム人の教授が「何か先生に質問がありますか?」と聞くと、「先生は結婚していますか?」「歳は何歳ですか?」「日本のどこに住んでいましたか?」との質問があり、ベトナム人の教授が通訳をしてくれました。
ベトナム人の生徒の中には高校のときに日本語を履修したことがある生徒もいますが、上の2クラスはいずれも大学に入って初めて日本語を勉強するという初級クラスです。
テキストは「みんなの日本語初級Ⅰ」の第2課。日本語教師養成講座や日本語教育能力検定試験を取得されている方などはご存知のとおり、第2課というのはまさに入門の入門編。
日本の大学生と違って、みんな日本企業に就職したい、ホテルや旅行業界で働きたいという明確な目的意識を持っていますので、それこそ真剣。食い入るように見つめる目、目・・・
時間は一コマ2時間のうち、最初の1時間はベトナム人の女性教授が文法を教え、あと1時間を私が会話を教える。会話の練習は、第2課の補助教材「みんなの日本語初級1 練習C・会話イラストシート」を使って、初めにクラス全体で会話練習をして、次に隣どうしをペアにして会話練習をしたあと、生徒を指名して教室の前に出てきてもらい、みんなの前で会話を発表させるという授業をしました。1時間はあっという間でとても短く感じました。授業のあと、女子大生のグループに「先生、私たちと一緒に昼ごはんを食べましょう」と誘ってもらいましたが、今日は今後の打ち合わせなどのため、女性教授と昼を食べることにしていましたので、「次に誘ってね」。
日本の大学では考えられないことですが、授業が終わると、生徒の代表が「起立」と呼びかけ、「先生、ありがとうございました」。これには驚いた。
学内の様子 美術学科の学生がペインティングしています。
日本語学科の教室から
授業の様子です。ペアで会話練習
前が女性教授
授業が終わったあと、女性教授のオートバイ(SUZUKIの125CC」の後部座席に乗せてもらい、ヘルメットをかぶり郊外の店へ。後部座席に座るとき、どこにつかまったらいいのか・・・と考える暇もなく動き出したので、後ろに「荷台の取っ手」のようなものがありますのでそれにつかまって、約10分のドライブ。「昼食は何がいいですか?」と聞かれたので、BUNにしました。