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メイドをめぐる是非

2008年01月25日 | 新聞記事&法律&犯罪


上の写真は、今年の1月11日付The Straits times 。

左の写真の人は、インドネシア人メイド。25歳。

このメイドが、赤ちゃんを風呂場で洗い終わってからバスタオルを取ろうとした時のこと。

赤ちゃんが落ちてしまい、赤ちゃんの頭が便器に当たってしまったんです。(赤ちゃんは真ん中の写真。)

当時家には、赤ちゃんの祖母がいました。

赤ちゃんの鳴き声に気がつき風呂場に行くんですが、メイドが大丈夫だというので、事態を重く受け止めなかったの。

メイドはしかられるのが怖くて、祖母に大丈夫と返事をしたそうです。

最初赤ちゃんは、ぎゃあぎゃあ泣いていたのですが、そのうちぐったりと。。。

異変に気付いたのは、家にいた9歳の赤ちゃんの兄。

急いで、母親に電話するものの、すでに遅し。

赤ちゃんは病院でなくなってしまいました。

信じられない話ではありますが、シンガポールでは実際にこうした事件が起こっています。

この事件は事故として、検証が進んでいるようです。

たとえ、赤ちゃんの両親が裁判に勝ってメイドに賠償金を請求したところで、

貧しい家庭出身のメイドが賠償金を支払えるとはとうてい思えません。

(一番右の写真は、赤ちゃんの両親、2歳の姉、祖母が裁判所から出てくるところです。)



グレースはメイドさんを雇ったことがないので、詳しいことはわかりませんが、

シンガポール人のママさんたちに、「メイドってどうなの?」と聞いても、あまりいい答えは返ってきません。



中にはいいメイドもいます。

以前、義理の姉ちゃんの家にいたフィリピン人のメイドはとってもしっかりしていました。

3年ほど、姉ちゃんの家にいましたが、フィリピンへ帰国。

その後は1年間に、3,4回もメイドが変わっていました。

たまに新聞で、メイドと雇い主がうまくっているということで紹介されることもあります。

確か、おととしぐらいの新聞には、フィリピン人のメイドが同じ家で18年間も働いていると言うびっくりニュースが載っていました。

何でも、20歳の時からそこの家で働き始めて、その当時38歳。

これはかなりすごい記録かもしれません。



良いメイドが家に来るかどうかは運に任せるしかないのでしょうか?

なくなった赤ちゃんの両親は、こう言ってます。

「メイドを雇うのは、宝くじを買うのとおんなじよ」と。

この両親、二度とメイドを雇わないそうです。

写真のメイドは、まだシンガポールでメイドとして働きたいそうです。

ただし、赤ちゃんがいない家で。。。。。。。。。

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