すっきゃ加古川~Kako-Style

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鶴林寺親子文化財教室/2010かこがわ歴史探検①

2010-07-20 17:02:11 | 講座&検定、イベント情報
 毎年、海の日はすっきゃ加古川夏の風物詩「鶴林寺親子文化財教室」ということになっております。今年は7月19日。毎年、暑い盛りで、今年はとりわけ暑いはずなんですけど、運よく、ちょっと陰り気味で助かりました。
 いつも事前申込みなしで、「当日、仁王門前にお越しください」とラフな設営をしているので、何人来られるのかわからず、ちょっとヒヤヒヤで、ちょっと楽しみです。そういえば去年は読みが甘くて資料が足りなくなり、途中でコピーをとりに走りましたね。今年はほぼ予想通りの55名。夏休みの自由課題を夏休み前に済ませてしまおうという意欲的(?)な親子で一杯になりました。



 幹栄盛住職のご挨拶で、文化財教室はスタートしました。

 「鶴林寺は誰が建てたかわかりますか?」「はーい、聖徳太子です。」
 「違いますね。聖徳太子は建物を建てられません。建てたのは大工さんです。」
 「その大工さんは誰から技術を教わりましたか?」
 「師匠からですね。その師匠は…、師匠の師匠は…、と遡ると渡来人から技術を教わったのです。」
 と、吉田住職の軽妙な解説が続きます。

 約1時間のレクチャーの後、いよいよ本堂、太子堂、鐘楼、宝物殿の見学へ。太子堂では涅槃像ほかの説明を聞き、宝物殿で公開されている鮮やかな色の復元図にため息が…。予定時間を30分以上オーバーして散会しましたが、その後も境内に残って写真を撮ったり、メモを取ったり、とても熱心な子供たちでした。

 終了後、我々スタッフは鶴林寺カフェで冷たい飲み物を頂いて、涼をとりながら反省会をいたしました。

参考サイト:鶴林寺

この冬、「Kako-Style」発刊へ

2010-07-05 17:13:38 | 図書、資料
「新かこがわ事典」発刊からはや4年。発刊以来、「かこがわ検定」の公式テキストとしても、ご愛顧頂いてまいりましたが、この4年間での"まち"と"ひと"の変化はめまぐるしく、「そろそろ、新しいガイドブックを」との声を頂戴するようになってまいりました。
今般、私たち「すっきゃ加古川」と「特定非営利活動法人 シーズ加古川」がコラボして、装いも新たに「Kako-Style」(通称:かこスタ)というムック本(雑誌風の単行本)を発刊することになりました。
「すっきゃ加古川」と「特定非営利活動法人 シーズ加古川」のスタッフが編集委員として取材し、神戸新聞事業社と播磨リビング新聞社に編集実務をお願いする予定です。
2010年12月中の発行、販売価格500円を予定しています。