柿ぴーのつれづれ日記

食べるの大好き,旅行大好き,お菓子作り大好きな柿ぴーの日記(-△ー)ノ

映画「ビリーブ未来への大逆転」「RBG最強の85才」

2019年06月01日 | 日々の出来事
映画「ビリーブ未来への大逆転」「RBG最強の85才」を観るため、岡山市のシネマ・クレールへ。

この映画館1階と2階に1部屋ずつあるのかな?
どちらも入ったけど、どちらも60席程度とホームシアターのようで落ち着ける。
中で飲食禁止ってのも、私的には嬉しい。
集中して観たい派なので、食べたり飲んだりの音や匂いに妨げられないですので。
そして席はは自由。
ただ、チケットに番号が振ってあって、買った順に中に入るシステム。

今回観た映画は「ルース・ベイダー・ギンズバーグ」さんというアメリカの最高裁判所判事の物語。
「ビリーブ未来への大逆転」は普通の映画で、「RBG最強の85才」は彼女を取り巻く方々のコメントも交えたドキュメンタリー。

まず最初は「ビリーブ未来への大逆転」から。



日本は今でも男社会だけど、アメリカもかつてはそうだったとは知りませんでした。
1970年代は女性はクレジットカードを作れなかったそうです。
また、主人公はハーバードからのコロンビア大学の法科大学院を首席で卒業したにもかかわらず、女であるという理由のみで就職難民になりました。
その性差別に果敢に立ち向かっていくという内容で、大変面白かったです。

男が外で働いて女は家を守るもの。
日本でも聞くおなじみのセリフであり、日本では今でもそんなとこありますが、かつてのアメリカもそういう社会だったとは。

あとから観たドキュメンタリーでは、主人公は「とても控えめで物静かな人」と言われてますが、映画ではアグレッシブな女性に描かれていたと感じました。
それともアメリカでは、あれが控えめで物静かな方なのだろうか?

あと、面白かっただけに、ちょっと物足りなさを感じました。
それはストーリーに対してじゃなくて、もっと濃い内容で観たいというもの。
出来れば最低でも前編・後編くらいで、もう少し詳しく描写が欲しい。
ちょっともったいないなと思いました。

1時間ほど間をあけて、次はドキュメンタリーの「RBG最強の85才」。
↓がご本人です。



この「RBG」は彼女の名前「ルース・ベイダー・ギンズバーグ」の頭文字。

色んな方が彼女の事を語ってましたが、中にはクリントン元大統領のコメントもありました。
クリントンさんが彼女を最高裁の判事に指名したんですね。
当時アメリカでは「最もリベラルな大統領が最もリベラルな判事を指名した」と言われたそうです。

ドキュメンタリーを観た限りでは、今や彼女はアイドル的存在の様です。
マグカップやTシャツなど彼女のグッズも売られているし、テレビでは彼女の物まねでのコメンテーターがいたりも。

そして彼女はトランプさんがまだ大統領候補の時、トランプさんの事を「詐欺師」と軽蔑するような発言をして、のちに謝ったとか。
それは、判事がそんな事を言うと、人々は裁判の判決に疑問を持つ可能性があるからとか。
嫌いだからこういう判決にした、とか思われかねないもんね。

映画、ドキュメンタリーと観て、主人公のルースさんも凄いけど彼女の夫が同じくらい凄いと感じましたねー。
娘さんもかっこ良かったし。
あと、アメリカだからこうなった(彼女が裁判に勝った)けど、これが日本だったらダメだったろーなー。

日本だったら今でもムリだろーなー、、、、などとも思ったり、、、

長時間だったけど、充実した時間でした。
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