『辻井伸行 ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール 優勝10周年記念 特別コンサート』のため大阪のザ・シンフォニーホールへ。
今回は本当なら前から3列目の席が取れてたのを、やり直したばっかりに後方ブロックの中央席となってしまいました。
しかし、大好きな辻井さんは良くは見えないけど、細かい表情が分からないだけで見えるし、聴く事においても良い席でした
私は辻井さんのコンサートに来るようになったのは、ほんの3年前。
しかし、辻井さんが小さい頃の動画を何度も観た事があるせいか、なんだか彼がステージに現れただけで、どっと涙が出てきそうになる
もう、母親目線・おば目線です、ハイ(^^;)
最初のベートーベンの「熱情」を弾き始める前、何度も何度も鍵盤の位置を確かめていた辻井さん。
あんまり辻井さんのこういう姿を見た事がないので、なんだかこっちも固唾をのみながら始まりを待ってしまう。。。
演奏は、、、迫・力・・・
10年前のコンクールはどんな演奏だったのだろうと思いながら、私が聴き始めた短い年月の間ですら進化をし続けている演奏に聴き入る。
あと10年後にも、辻井さんがこの曲を弾くのを聴いてみたいな。
もう体にくる音の振動がすごくて、自分も音楽の一部になったみたいな感じ。
私の席は、おへそから下、腰全体への振動がきましたです。
「蜜蜂と遠雷」にあったっけ? お客さんが音を吸う、みたいな記述。
あれを実感。
続いてのシューマンのピアノ五重奏曲は、ピアノと弦の音が一つになってて、辻井さんの新たな一面を見た気がしましたよ。
ソロではあんなに鳴らしてたのに、今度はちゃんと5人で1つの音の塊になってる。
そして辻井さんの音もだけど、三浦文彰さん(ヴァイオリン)、川久保賜紀さん(ヴァイオリン)、川本嘉子さん(ヴィオラ)、向山佳絵子さん(チェロ)の音も、優しくも美しくて、うっとり
最高
休憩をはさんでのコンチェルトはショパンのピアノ協奏曲第1番
これは又楽しみにしてた1つ。
ちょっと通路が狭かったのか、指揮者に導かれる辻井さんが色々とぶつかってたのが「大丈夫かなぁ」と気になったけど、辻井さん、さっきは弦との調和を見せながら、今度はバーンとオーケストラを引っ張って行く
か、かっこいい
いつもそうだけど、高音なんか音がキラキラしてる
キラキラした星のようにキラキラの音が上から降ってくる
かと思えば同じ高音でも、真綿にくるまれたみたいな優しい音、モフモフっぽい音というか
(^^;)、辻井さんの指先からは色んな音が繰り出される。
あのモフモフの音はどうやって出してるんですかね?
色んな技があるなー。
そういや、三浦さんが一番後ろで弾いてたけど、隣ももしかして川久保さんだったのだろうか?
もしかして、室内楽の皆さんオーケストラと一緒に演奏してたとか?
ショパンのこの協奏曲はどこも美しいけど、やっぱ辻井さんが弾く第2楽章は特に楽しみで
ここでもやはり辻井さんの進化を目の当りにしましてね。
私は彼が弾き始めて10秒もしないうちに「ゾクッ」として、大げさに言うと心臓が止まりそうになりましたよ。
力強くしっかりと、でも繊細にしっとりと
三浦さんの言葉じゃないけど、ほんとに辻井さんはどこまで行ってしまうんだろ。。。
と、聴き入ってはいたのですが、オーケストラに違和感を感じてしまった。。。
というのが、「あれ?この曲ってこんなだったっけ?」って感じる部分が多々あって。
指揮者の方によってだいぶ違うもんなんでしょうかね?
普段より「この楽器がここまで鳴る?」とかを感じて、メロディすら今まで聴いた事あるのと違って聴こえた部分があったんだけどーーー、、、
気のせいかなーー。。。
ちょっとそっちが気になって、仕方なかった。。。
そんなこんなでを思いつつでしたが、辻井さんの渾身の演奏には、皆大拍手(もちろん私も)。
辻井さん、あれだけ渾身だったにもかかわらず、アンコールを弾いてくれましたよっ
リストの「ラ・カンパネラ」
辻井さんが曲名を口にしたとたん、会場は驚きとも喜びともつかないざわめきが起こりましたよ
ここでもやはり、辻井さんの進化をとげた「ラ・カンパネラ」が聴けて感激。
気持ちが高揚してはやって弾きそうになるのをぐっとこらえて 曲とじっくり向き合って演奏している、今日の「ラ・カンパネラ」は そんな風に感じましたよ。
でも、そんな大満足なコンサートだったのだけれど、後ろのおばさんが、、、
すっごく繊細に楽章が終わりかけてる時に「ジーーーッッッ」とかばんのチャックの音を出すわ、「パチッ、パチッ」と、今度はマグネット式の何かを閉じる音を立てるわ、揚句には隣のおばさんに小声で話かけるわ
あと1秒話を続けるなら後ろ振り向いて注意してやろうかと思ったわ。。。
まぁ、それでも、小さい音や声だったし、ずっとじゃなかったからまだ演奏にも気分が向き直ったけどさ。。。
このオバハン(もうオバハンでいい)、コンチェルトの後に辻井さんが何度か袖に引っ込んでたら、「又帰るの もうええやん何か弾いてーー」って
話から辻井さんのファンではあるようだったけど、、、
次はこんなオバハンが周りにいませんように。
今回は本当なら前から3列目の席が取れてたのを、やり直したばっかりに後方ブロックの中央席となってしまいました。
しかし、大好きな辻井さんは良くは見えないけど、細かい表情が分からないだけで見えるし、聴く事においても良い席でした
私は辻井さんのコンサートに来るようになったのは、ほんの3年前。
しかし、辻井さんが小さい頃の動画を何度も観た事があるせいか、なんだか彼がステージに現れただけで、どっと涙が出てきそうになる
もう、母親目線・おば目線です、ハイ(^^;)
最初のベートーベンの「熱情」を弾き始める前、何度も何度も鍵盤の位置を確かめていた辻井さん。
あんまり辻井さんのこういう姿を見た事がないので、なんだかこっちも固唾をのみながら始まりを待ってしまう。。。
演奏は、、、迫・力・・・
10年前のコンクールはどんな演奏だったのだろうと思いながら、私が聴き始めた短い年月の間ですら進化をし続けている演奏に聴き入る。
あと10年後にも、辻井さんがこの曲を弾くのを聴いてみたいな。
もう体にくる音の振動がすごくて、自分も音楽の一部になったみたいな感じ。
私の席は、おへそから下、腰全体への振動がきましたです。
「蜜蜂と遠雷」にあったっけ? お客さんが音を吸う、みたいな記述。
あれを実感。
続いてのシューマンのピアノ五重奏曲は、ピアノと弦の音が一つになってて、辻井さんの新たな一面を見た気がしましたよ。
ソロではあんなに鳴らしてたのに、今度はちゃんと5人で1つの音の塊になってる。
そして辻井さんの音もだけど、三浦文彰さん(ヴァイオリン)、川久保賜紀さん(ヴァイオリン)、川本嘉子さん(ヴィオラ)、向山佳絵子さん(チェロ)の音も、優しくも美しくて、うっとり
最高
休憩をはさんでのコンチェルトはショパンのピアノ協奏曲第1番
これは又楽しみにしてた1つ。
ちょっと通路が狭かったのか、指揮者に導かれる辻井さんが色々とぶつかってたのが「大丈夫かなぁ」と気になったけど、辻井さん、さっきは弦との調和を見せながら、今度はバーンとオーケストラを引っ張って行く
か、かっこいい
いつもそうだけど、高音なんか音がキラキラしてる
キラキラした星のようにキラキラの音が上から降ってくる
かと思えば同じ高音でも、真綿にくるまれたみたいな優しい音、モフモフっぽい音というか
(^^;)、辻井さんの指先からは色んな音が繰り出される。
あのモフモフの音はどうやって出してるんですかね?
色んな技があるなー。
そういや、三浦さんが一番後ろで弾いてたけど、隣ももしかして川久保さんだったのだろうか?
もしかして、室内楽の皆さんオーケストラと一緒に演奏してたとか?
ショパンのこの協奏曲はどこも美しいけど、やっぱ辻井さんが弾く第2楽章は特に楽しみで
ここでもやはり辻井さんの進化を目の当りにしましてね。
私は彼が弾き始めて10秒もしないうちに「ゾクッ」として、大げさに言うと心臓が止まりそうになりましたよ。
力強くしっかりと、でも繊細にしっとりと
三浦さんの言葉じゃないけど、ほんとに辻井さんはどこまで行ってしまうんだろ。。。
と、聴き入ってはいたのですが、オーケストラに違和感を感じてしまった。。。
というのが、「あれ?この曲ってこんなだったっけ?」って感じる部分が多々あって。
指揮者の方によってだいぶ違うもんなんでしょうかね?
普段より「この楽器がここまで鳴る?」とかを感じて、メロディすら今まで聴いた事あるのと違って聴こえた部分があったんだけどーーー、、、
気のせいかなーー。。。
ちょっとそっちが気になって、仕方なかった。。。
そんなこんなでを思いつつでしたが、辻井さんの渾身の演奏には、皆大拍手(もちろん私も)。
辻井さん、あれだけ渾身だったにもかかわらず、アンコールを弾いてくれましたよっ
リストの「ラ・カンパネラ」
辻井さんが曲名を口にしたとたん、会場は驚きとも喜びともつかないざわめきが起こりましたよ
ここでもやはり、辻井さんの進化をとげた「ラ・カンパネラ」が聴けて感激。
気持ちが高揚してはやって弾きそうになるのをぐっとこらえて 曲とじっくり向き合って演奏している、今日の「ラ・カンパネラ」は そんな風に感じましたよ。
でも、そんな大満足なコンサートだったのだけれど、後ろのおばさんが、、、
すっごく繊細に楽章が終わりかけてる時に「ジーーーッッッ」とかばんのチャックの音を出すわ、「パチッ、パチッ」と、今度はマグネット式の何かを閉じる音を立てるわ、揚句には隣のおばさんに小声で話かけるわ
あと1秒話を続けるなら後ろ振り向いて注意してやろうかと思ったわ。。。
まぁ、それでも、小さい音や声だったし、ずっとじゃなかったからまだ演奏にも気分が向き直ったけどさ。。。
このオバハン(もうオバハンでいい)、コンチェルトの後に辻井さんが何度か袖に引っ込んでたら、「又帰るの もうええやん何か弾いてーー」って
話から辻井さんのファンではあるようだったけど、、、
次はこんなオバハンが周りにいませんように。
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